甲種4類 模擬試験(第2回)とは?
この模擬試験は、甲種第4類消防設備士試験の本番を想定した全37問の実戦形式テストです。第1回とは異なる切り口から出題しています。合格ラインを意識しながら、時間を計って挑戦してみましょう。
| 科目 | 問数 | 足切りライン |
|---|---|---|
| 法令共通 | 6問 | 40%以上 |
| 法令類別 | 4問 | 40%以上 |
| 電気の基礎知識 | 5問 | 40%以上 |
| 構造・機能・整備 | 15問 | 40%以上 |
| 実技(鑑別) | 5問 | 60%以上 |
| 実技(製図) | 2問 | 60%以上 |
| 合計 | 37問 | 筆記60%+実技60% |
使い方
① 解答用紙を開いて印刷またはメモの準備をする
② 時間を計りながら問題を解く(目安:3時間15分)
③ 解答・解説ページで答え合わせをする
筆記試験
第1科目:法令共通【6問】
問1
消防法における「関係者」の定義として、正しいものはどれか。
(1)防火対象物の所有者及び管理者をいう
(2)防火対象物又は消防対象物の所有者、管理者又は占有者をいう
(3)防火対象物の設計者、施工者及び管理者をいう
(4)消防用設備等の製造者及び設置者をいう
問2
消防用設備等の既存遡及に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)政令の基準が強化されても、既存防火対象物には原則として経過措置が適用される
(2)用途変更により特定防火対象物となった場合は、新基準が遡及適用される
(3)増改築で延べ面積の1/2以上を変更した場合は、新基準が遡及適用される
(4)経過措置は全ての既存防火対象物に無期限で適用される
問3
防火管理者が作成する消防計画に含まれる事項として、消防法令上定められていないものはどれか。
(1)消防用設備等の点検・整備に関する計画
(2)避難通路、避難口その他の避難施設の維持管理
(3)建築物の構造強度の計算書
(4)収容人員の適正管理に関する事項
問4
消防設備点検資格者に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)消防設備点検資格者は消防設備士と同様に工事を行うことができる
(2)延べ面積1,000㎡以上の特定防火対象物の点検は、消防設備士又は消防設備点検資格者が行う
(3)消防設備点検資格者の資格は都道府県知事が付与する
(4)消防設備点検資格者は整備も行うことができる
問5
附加条例に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)市町村条例により、政令で定める基準を緩和することができる
(2)市町村条例により、政令で定める基準に対し、より厳しい基準を附加することができる
(3)附加条例は都道府県知事の承認がなければ制定できない
(4)附加条例は特定防火対象物にのみ適用される
問6
消防法に基づく措置命令に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)消防長又は消防署長は、消防用設備等の設置・維持の命令を発することができる
(2)措置命令に違反した場合は罰則が科される
(3)措置命令を受けた場合、その旨を公示しなければならない
(4)措置命令は建物の設計者に対して発せられる
第2科目:法令類別【4問】
問7
ガス漏れ火災警報設備の設置義務に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)すべての防火対象物にガス漏れ火災警報設備の設置義務がある
(2)地階で床面積が1,000㎡以上の特定防火対象物に設置義務がある
(3)温泉採取のための設備がある施設にはガス漏れ火災警報設備の設置義務がある
(4)一般住宅にもガス漏れ火災警報設備の設置義務がある
問8
消防機関へ通報する火災報知設備の設置基準に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)消防機関からの距離に関係なく、すべての特定防火対象物に設置義務がある
(2)消防機関から著しく離れた場所にある防火対象物に設置義務がある
(3)延べ面積に関係なく、すべてのホテル・旅館に設置義務がある
(4)消防機関へ常時通報できる電話を設置した場合でも設置が免除されない
問9
自動火災報知設備の感知器を設置しなくてもよい場所として、正しいものはどれか。
(1)便所で、床面積が5㎡未満のもの
(2)主要構造部が耐火構造の場合の廊下
(3)押入れ、小部屋で、床面積が2㎡未満のもの
(4)浴室で、常時開放されているもの
問10
自動火災報知設備の感知器の設置に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)感知器は取付面の下方0.3m以内に設けること
(2)差動式スポット型感知器は空調吹出口から1.5m以上離すこと
(3)煙感知器は壁又ははりから0.6m以上離すこと
(4)定温式感知器は壁又ははりから0.6m以上離すこと
第3科目:電気の基礎知識【5問】
問11
抵抗R₁=6Ω、R₂=3Ω、R₃=2Ωの3つの抵抗がある。R₁とR₂を並列に接続し、その合成抵抗とR₃を直列に接続した場合の全体の合成抵抗として、正しいものはどれか。
(1)2Ω
(2)4Ω
(3)6Ω
(4)11Ω
問12
抵抗値10Ωの電熱線に5Aの電流を10分間流したとき、発生するジュール熱として正しいものはどれか。
(1)500 J
(2)3,000 J
(3)15,000 J
(4)150,000 J
問13
交流回路において、抵抗R=30Ω、誘導リアクタンスXL=40Ωが直列に接続されている。この回路のインピーダンスZとして、正しいものはどれか。
(1)10Ω
(2)50Ω
(3)70Ω
(4)1,200Ω
問14
電磁誘導に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)コイルを貫く磁束が変化しても、コイルに起電力は生じない
(2)コイルに生じる誘導起電力の大きさは、磁束の変化の速さに比例する
(3)フレミングの左手の法則は発電機の原理を表す
(4)電磁誘導はコイルが静止しているときのみ発生する
問15
接地工事に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)D種接地工事の接地抵抗値は100Ω以下である
(2)A種接地工事は低圧電路に適用される
(3)接地工事は感電防止と無関係である
(4)接地抵抗値は高いほど安全である
第4科目:構造・機能・整備【15問】
問16
R型受信機に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)R型受信機は回線ごとの火災表示のみで、個々の感知器を識別できない
(2)R型受信機は中継器を介してアドレス付き感知器の信号を受信し、個々の感知器を識別できる
(3)R型受信機はP型受信機より安価で小規模建物に適する
(4)R型受信機にはアナログ式感知器を接続できない
問17
定温式スポット型感知器の公称作動温度に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)設置場所の最高周囲温度より10℃以上高い公称作動温度のものを選ぶ
(2)設置場所の最高周囲温度より20℃以上高い公称作動温度のものを選ぶ
(3)公称作動温度は60℃の1種類のみである
(4)公称作動温度が高いものほど感度がよい
問18
熱アナログ式感知器に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)火災か非火災かの2値信号のみを送信する
(2)周囲温度の変化を連続的な信号として受信機に送信する
(3)煙濃度を測定する感知器である
(4)P型受信機でのみ使用可能である
問19
イオン化式スポット型感知器に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)放射性同位元素(アメリシウム241)を使用しており、廃棄時に特別な手続きが必要である
(2)光を利用して煙を検出する感知器である
(3)現在も新規に大量製造されている
(4)放射線を使用していないため、廃棄は一般ゴミとして処理できる
問20
煙感知器の設置に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)光電式スポット型感知器(1種)は取付面の高さ15m未満まで設置できる
(2)光電式スポット型感知器(2種)は取付面の高さ15m未満まで設置できる
(3)廊下に設置する場合、歩行距離30mにつき1個以上設置する
(4)感知器は壁又ははりから0.6m以上離して設置する
問21
差動式分布型感知器(空気管式)に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)外径2mm程度の銅管を天井面に張り巡らせ、広い範囲の温度上昇を検出する
(2)空気管の露出部分の長さは、1つの検出部につき20m以上100m以下とする
(3)空気管は取付面の下方0.3m以内に設ける
(4)1つの検出部で監視できる面積に制限はない
問22
自動火災報知設備の中継器に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)中継器は感知器からの信号を受信機に中継する装置である
(2)中継器を設けた場合、受信機は不要となる
(3)中継器は予備電源を必要としない
(4)中継器はP型システムでのみ使用される
問23
表示灯に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)表示灯は火災発生時のみ点灯する
(2)表示灯は赤色で、取付面から15m離れた場所で点灯が確認できること
(3)表示灯は発信機の直近に設け、常時点灯している
(4)表示灯の電源は蓄電池のみである
問24
P型2級発信機とP型1級発信機の違いに関する記述として、正しいものはどれか。
(1)P型2級発信機には応答確認灯がある
(2)P型2級発信機には電話ジャックがある
(3)P型2級発信機には応答確認灯も電話ジャックもない
(4)P型1級と2級に機能上の差はない
問25
自動火災報知設備の配線に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)感知器回路は送り配線とし、途中でT分岐してはならない
(2)感知器回路の末端には終端抵抗を設ける
(3)耐火電線は840℃で30分間の耐熱性能が必要である
(4)電源回路は耐熱配線でよい
問26
終端抵抗(終端器)の目的に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)感知器の感度を調整するために設ける
(2)回線の断線を検出するために設ける
(3)過電流から回路を保護するために設ける
(4)雷サージから回路を保護するために設ける
問27
受信機の火災表示試験に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)すべての回線を同時に作動させて火災表示が正常に行われることを確認する
(2)各回線ごとに順次作動させて火災表示が正常に行われることを確認する
(3)火災表示試験は総合点検時のみ実施する
(4)予備電源では火災表示試験は実施しない
問28
差動式スポット型感知器の加熱試験に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)加熱試験器を感知器に被せ、定められた時間内に発報することを確認する
(2)加煙試験器を使用して煙を吹きかけて試験する
(3)テスターで感知器の抵抗値を測定する
(4)感知器を取り外して水中で気密試験を行う
問29
自動火災報知設備の接地工事に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)受信機にはA種接地工事が必要である
(2)受信機にはD種接地工事が必要である
(3)受信機には接地工事は不要である
(4)受信機にはC種接地工事が必要である
問30
感知区域に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)感知区域は壁又は取付面から0.4m以上突出したはりで区画された部分ごとに設定する
(2)差動式スポット型感知器の感知区域は、取付面から0.6m以上突出したはりで区画する
(3)煙感知器の感知区域は、取付面から0.3m以上突出したはりで区画する
(4)感知区域は警戒区域と同じ範囲である
実技試験(鑑別)
問31
次の写真に示す感知器について、以下の問いに答えよ。

(1)この感知器の名称を答えよ。
(2)この感知器の動作原理を簡潔に説明せよ。
問32
次の写真に示す設備について、以下の問いに答えよ。

(1)この感知器の名称を答えよ。
(2)写真中のア〜ウの部品名称をそれぞれ答えよ。
問33
次の図に示す自動火災報知設備の図記号について、ア〜エの名称をそれぞれ答えよ。
ア
イ
ウ
エ
問34
次の写真に示す2つの試験器具について、以下の問いに答えよ。

(1)ア・イの試験器具の名称をそれぞれ答えよ。
(2)それぞれの器具で試験できる感知器の種類を答えよ。
問35
次の写真に示す機器について、以下の問いに答えよ。

(1)この機器の名称を答えよ。
(2)この機器の役割を簡潔に説明せよ。
実技試験(製図)
問36
下の平面図は、ある倉庫兼事務所(鉄筋コンクリート造・耐火構造)の1階を示したものである。各室に設置すべき感知器の種別・個数を答え、必要な配線本数を求めよ。
※受信機はP型1級を使用。1警戒区域・1回線で配線する。
問37
下の系統図は、問36の平面図に対応する自動火災報知設備の配線系統を示したものである。(ア)〜(オ)に入る適切な語句または数値を答えよ。
受信機(P型1級)
├── 回線1 ── ○ ── ○ ── ○ ── (ア)
倉庫A((イ)式感知器 × (ウ)個)
├── 事務室((エ)式感知器 × 1個)
└── 湯沸室(定温式特種 × 1個)
電源:(オ)