この記事は、消防設備士乙種5類の試験対策を全6記事で完全カバーするロードマップです。
乙種5類の試験範囲は避難器具(緩降機・救助袋・避難はしご・すべり台など)です。甲種5類との違いは製図試験がないことと工事ができないこと。学習する知識の内容は甲種5類と共通部分が多いため、甲5の記事を活用した6記事で学習を進めます。
乙種5類の試験データ
乙種5類の試験構成
| 科目 | 問題数 | 合格基準 |
|---|---|---|
| 法令共通 | 6問 | 各科目40%以上 全体で60%以上 |
| 法令類別(避難器具) | 4問 | |
| 構造・機能・規格 | 15問 | |
| 実技(鑑別のみ) | 5問 |
試験時間は1時間45分。甲種の3時間15分と比べて半分の時間で終わります。
出題ウェイトで学ぶ順番を決める
甲種5類との違い
おすすめの学習順序
STEP1:構造・機能(3記事)
- 避難器具の全体像と分類|8種類の特徴・適応表・甲5の業務範囲をわかりやすく解説
- 緩降機・救助袋の構造と機能|調速器・交互式・垂直式・斜降式をわかりやすく解説
- 避難はしご・すべり台・その他の避難器具|4タイプの構造と横さん間隔をわかりやすく解説
STEP2:法令類別(2記事)
STEP3:点検・整備(1記事)
機械基礎・法令共通は他の類と共通
法令共通
法令共通の記事は「【法令共通】消防設備士試験の完全ロードマップ|全18記事で法令を攻略」にまとめています。
機械の基礎知識
- 力のつりあいとモーメント
- 荷重・応力・ひずみとは?フックの法則と安全率をわかりやすく解説
- 材料の性質|金属・ゴム・合成樹脂の違いをわかりやすく解説
- 圧力・流体の基礎(パスカル・ボイル)
- 腐食と防食(電食・めっき・塗装)
出題傾向と頻出テーマ
乙種5類で特に出題されやすいテーマを科目別にまとめました。
構造・機能・整備(15問)── 最重要
| 頻出テーマ | 内容 |
|---|---|
| 避難器具8種類の分類 | 避難はしご・緩降機・救助袋・すべり台・避難ロープ・避難橋・避難タラップ・すべり棒 |
| 緩降機の構造 | 調速器の仕組み・降下速度(毎秒0.16m〜1.5m)・使用方法 |
| 救助袋の種類 | 垂直式と斜降式の違い・展張方法・降下速度 |
| 避難はしごの種類 | 固定はしご・立てかけはしご・つり下げはしごの構造 |
| 降下空間 | 各器具に必要な降下空間の寸法 |
| 点検・整備 | 操作面の点検・金属部品の腐食確認・機能試験 |
緩降機の構造と降下速度、救助袋の垂直式と斜降式の違いは超頻出テーマです。
法令類別(4問)── 足切りに注意
4問中2問落とすと足切り。設置義務(どの建物のどの階に必要か)と設置個数の算定(収容人員による)を確実に覚えましょう。
乙5の学習のコツ
・降下速度:16〜150cm/秒(緩降機)
・横さん間隔:25〜35cm(避難はしご)
・ロープ安全率:10以上(緩降機)
・開口部:幅50cm・高さ80cm・下端1.2m以下
・降下空間:半径50cm(緩降機)
6週間の学習スケジュール例(1日1時間ペース)
標準学習時間40〜60時間を6週間で消化するモデルです。甲5より2週間短く計画できます。
| 週 | 学習内容 | 目標時間 |
|---|---|---|
| 1週目 | 避難器具の全体像・8種類の分類(5-1) | 7時間 |
| 2週目 | 緩降機・救助袋の構造(5-2)★★★ | 10時間 |
| 3週目 | 避難はしご・すべり台ほか(5-3) | 7時間 |
| 4週目 | 設置義務・降下空間(5-4, 5-5) | 10時間 |
| 5週目 | 点検・整備(5-6)+法令共通 | 8時間 |
| 6週目 | 鑑別攻略・模擬試験・総復習 | 8時間 |
力試し:ミニテスト&模擬試験
📝 乙種5類の力試し
▶ ミニテスト一覧を見る
5〜10問のクイズ形式。スキマ時間の復習に最適です。
通信講座で動画・体系学習
SATの消防設備士講座を見てみる →
動画講義で乙5の器具の動作を視覚的に理解
JTEXの消防設備士講座を見てみる →
テキスト中心でじっくり学びたい方に
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