甲種4類 模擬試験とは?
この模擬試験は、甲種4類の本番と同じ構成・同じ問題数で作成したオリジナル問題です。
全37問を通して解くことで、自分の実力と弱点がはっきりわかります。
合格ラインは、筆記が「各科目40%以上 + 全体60%以上」、実技が「60%以上」です。
1科目でも足切りを下回ると不合格になるので、バランスよく得点することが大切です。
この模擬試験の使い方
① まず下のボタンからマークシート(解答用紙)を開いて印刷する
② 全問解き終わるまで解答を見ない
③ 最後の「解答・解説」で答え合わせ
※すべてオリジナル問題です。過去問ではありません。
マークシート(解答用紙)
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筆記試験
第1科目:消防関係法令(共通)【6問】
問1
消防法第1条に規定されている消防の目的に含まれないものはどれか。
(1)火災の予防、警戒及び鎮圧
(2)火災又は地震等の災害による被害の軽減
(3)建築物の構造審査
(4)災害等による傷病者の搬送
問2
施行令別表第一に定める防火対象物の区分について、特定防火対象物に該当するものはどれか。
(1)小学校
(2)共同住宅
(3)図書館
(4)飲食店
問3
消防用設備等の点検報告に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)機器点検は6か月に1回実施する
(2)総合点検は1年に1回実施する
(3)特定防火対象物は1年に1回消防長又は消防署長に報告する
(4)非特定防火対象物は5年に1回消防長又は消防署長に報告する
問4
消防設備士の免状に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)乙種消防設備士は工事と整備の両方を行うことができる
(2)甲種消防設備士の免状は第1類から第7類まである
(3)免状の交付を受けた日以後の最初の4月1日から2年以内に講習を受けなければならない
(4)消防設備士でなくても消防用設備等の工事を行うことができる
問5
検定制度に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)検定対象機械器具等は全部で8品目である
(2)検定に合格した品目には型式適合検定の合格表示が付される
(3)感知器は自主表示対象機械器具等に該当する
(4)型式承認を受ければ型式適合検定は不要である
問6
防炎規制に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)高さ31mを超える建築物では防炎物品を使用しなければならない
(2)カーテンは防炎対象物品に該当する
(3)防炎物品には防炎ラベルが付けられる
(4)すべての防火対象物で防炎物品の使用が義務付けられている
第2科目:消防関係法令(類別)【4問】
問7
自動火災報知設備の設置義務に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)ホテルは延べ面積300m²以上の場合に設置義務がある
(2)事務所は延べ面積300m²以上の場合に設置義務がある
(3)飲食店は延べ面積に関係なく設置義務がある
(4)病院は延べ面積に関係なく設置義務がある
問8
自動火災報知設備の警戒区域に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)1つの警戒区域の面積は1,000m²以下とする
(2)警戒区域の一辺の長さは100m以下とする
(3)地階は地上階と同一の警戒区域に含めることができる
(4)階段室やエレベーター昇降路は独立した警戒区域とする
問9
感知器の取付面の高さに関する記述として、正しいものはどれか。
(1)差動式スポット型感知器(1種)は取付面の高さ15m未満まで設置できる
(2)煙感知器(1種)は取付面の高さ20m未満まで設置できる
(3)定温式スポット型感知器(特種)は取付面の高さ15m未満まで設置できる
(4)炎感知器は取付面の高さ20m未満まで設置できる
問10
P型受信機に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)P型2級受信機は回線数に制限がない
(2)P型1級受信機には電話連絡装置が設けられている
(3)区分鳴動はすべての建物で実施しなければならない
(4)発信機は歩行距離25m以下ごとに設置する
第3科目:基礎的知識(電気)【5問】
問11
4Ωと12Ωの抵抗を並列に接続した場合の合成抵抗として、正しいものはどれか。
(1)2Ω
(2)3Ω
(3)8Ω
(4)16Ω
問12
200Vの電源に接続された電熱器に5Aの電流が流れているとき、この電熱器の消費電力として正しいものはどれか。
(1)40 W
(2)100 W
(3)500 W
(4)1,000 W
問13
交流回路に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)交流の実効値は最大値と同じである
(2)コイルのリアクタンスは周波数に比例して大きくなる
(3)コンデンサのリアクタンスは周波数に比例して大きくなる
(4)インピーダンスは抵抗とリアクタンスの単純な和で求められる
問14
電気計測器に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)電圧計は測定する回路に並列に接続する
(2)電流計は測定する回路に直列に接続する
(3)絶縁抵抗計は回路に電源が入った状態で測定する
(4)クランプメーターは回路を切断せずに電流を測定できる
問15
コンデンサに関する記述として、正しいものはどれか。
(1)コンデンサに蓄えられる電荷はQ = C/Vで求められる
(2)コンデンサを直列に接続すると合成静電容量は各静電容量の和になる
(3)コンデンサを並列に接続すると合成静電容量は各静電容量の和になる
(4)コンデンサの静電容量の単位はΩ(オーム)である
第4科目:構造・機能・整備【15問】
問16
自動火災報知設備のP型システムとR型システムの違いに関する記述として、正しいものはどれか。
(1)P型は感知器ごとに固有のアドレスを持ち、個別に識別できる
(2)R型は感知器からの共通信号により警戒区域単位で火災を表示する
(3)R型は感知器にアドレスを割り当て、どの感知器が作動したかを特定できる
(4)P型はR型よりも大規模な建物に適している
問17
差動式スポット型感知器の動作原理に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)周囲温度が一定値に達すると作動する
(2)急激な温度上昇により空気室内の空気が膨張し、ダイヤフラムが押し上げられて接点が閉じる
(3)バイメタルの湾曲により接点が閉じて作動する
(4)可溶性絶縁物が溶けて導体が短絡し作動する
問18
差動式スポット型感知器のリーク孔が詰まった場合の影響として、正しいものはどれか。
(1)感知器が作動しなくなる
(2)緩やかな温度上昇でも作動し、非火災報の原因となる
(3)感知器の作動温度が高くなる
(4)感知器の応答速度が遅くなる
問19
定温式スポット型感知器に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)公称作動温度は設置場所の最高周囲温度より20℃以上高い値を選ぶ
(2)バイメタル式は温度上昇によりバイメタルが湾曲して接点を閉じる
(3)感知線型は一度作動しても復旧して再使用できる
(4)特種の感知器は取付面の高さ8m未満の場所に設置できる
問20
補償式スポット型感知器に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)差動式と定温式の両方の機能を持ち、いずれか一方が作動すれば発報する
(2)差動式と定温式の両方が同時に作動した場合のみ発報する
(3)煙と熱の両方を検知する感知器である
(4)炎の赤外線と紫外線の両方を検知する感知器である
問21
光電式スポット型感知器(散乱光式)に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)送光部と受光部が一定距離を隔てて対向設置され、煙による減光を検出する
(2)暗箱内に煙が入ると光が散乱し、通常は光が届かない受光素子に光が到達して作動する
(3)放射性物質によりイオン化された空気のイオン電流変化を検出する
(4)赤外線センサーにより煙の温度を検出する
問22
光電式分離型感知器に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)送光部と受光部を5m以上100m以下の間隔で対向設置する
(2)スポット型と同じ原理で散乱光を検出する
(3)取付面の高さ4m未満の場所にのみ設置できる
(4)暗箱内で煙粒子の散乱光を検知する
問23
炎感知器に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)赤外線式はCO₂の共鳴放射による波長4.3μm付近の赤外線を検出する
(2)紫外線式は応答速度が赤外線式より速い特徴がある
(3)取付面の高さに制限がなく、天井の高い場所にも設置できる
(4)煙感知器が使えない場所には設置できない
問24
P型1級発信機に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)応答確認灯と電話ジャックが設けられている
(2)電話ジャックはあるが応答確認灯はない
(3)発信機の押しボタンの高さは床面から2m以下の位置に設ける
(4)P型2級発信機にも電話ジャックが設けられている
問25
地区音響装置に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)音圧は取付位置から1mの距離で90dB以上(音声警報は92dB以上)必要である
(2)水平距離50m以下ごとに設置する
(3)区分鳴動はすべての建物で実施しなければならない
(4)区分鳴動中は鳴動していない階の地区音響装置を手動で鳴らすことはできない
問26
自動火災報知設備の配線に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)耐火配線は380℃で15分間の耐熱性能が必要である
(2)耐熱配線は840℃で30分間の耐熱性能が必要である
(3)耐火電線の記号はFP-C、耐熱電線の記号はHPである
(4)感知器の信号回路はすべて耐火配線としなければならない
問27
ガス漏れ火災警報設備の検知器に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)都市ガス用検知器は床面から0.3m以内に設置する
(2)LPガス用検知器は天井面から0.3m以内に設置する
(3)都市ガス用検知器は天井面から0.3m以内、ガス器具から水平距離8m以内に設置する
(4)すべてのガス検知器はガス器具から水平距離4m以内に設置する
問28
消防機関へ通報する火災報知設備(火災通報装置)に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)起動すると自動的に消防機関の電話番号をダイヤルする
(2)あらかじめ録音された通報内容(蓄積音声)により通報する
(3)自動火災報知設備と連動して自動起動するものがある
(4)無線により消防機関に通報する装置である
問29
感知器の試験方法の組み合わせとして、正しいものはどれか。
(1)差動式スポット型 — 加煙試験
(2)光電式スポット型 — 加熱試験
(3)光電式分離型 — 減光フィルターによる試験
(4)炎感知器 — 加煙試験
問30
受信機の予備電源に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)予備電源は監視状態で30分間作動できる容量があればよい
(2)予備電源は監視状態で60分間 + 火災表示等で10分間作動できる容量が必要である
(3)予備電源の設置は任意であり義務ではない
(4)予備電源には乾電池のみ使用できる
実技試験(鑑別)
問31
下の写真の感知器について、次の問いに答えなさい。

(1)この感知器の名称を答えなさい。
(2)この感知器の動作原理を簡潔に説明しなさい。
問32
下の写真はP型1級受信機の前面パネルである。(ア)〜(ウ)の機能(役割)をそれぞれ答えなさい。

問33
下の写真の電線管について、次の問いに答えなさい。

(1)ア・イの名称をそれぞれ答えなさい。
(2)イが使用できない場所とその理由を答えなさい。
問34
下の写真の試験器具について、次の問いに答えなさい。

(1)ア・イの名称をそれぞれ答えなさい。
(2)それぞれの器具で試験できる感知器の種類をすべて答えなさい。
問35
下の写真の機器について、次の問いに答えなさい。

(1)この機器の名称を答えなさい。
(2)この機器とP型2級のものとの違いを2つ答えなさい。
実技試験(製図)
問36
下の平面図は、ある事務所ビル(鉄筋コンクリート造・耐火構造)の2階を示したものである。次の問いに答えなさい。
| 事務室 200m² 天井高 3m |
給湯室 12m² 天井高 3m 最高周囲温度 50℃ |
| 会議室 80m² 天井高 3m |
書庫 25m² 天井高 3m |
・主要構造部:耐火構造
・取付面の高さ:すべて3m(4m未満)
・梁の突出はないものとする【感知面積の参考表】(耐火構造・取付面の高さ4m未満)
| 感知器の種別 | 感知面積 |
|---|---|
| 差動式スポット型 1種 | 90m² |
| 定温式スポット型 特種 | 70m² |
| 定温式スポット型 1種 | 60m² |
(1)各部屋に設置する感知器の種別を選定し、その理由を述べなさい。
(2)各部屋の感知器の最低設置個数を計算過程とともに求めなさい。
問37
下の系統図は、問36の平面図に対応する自動火災報知設備の配線系統を示したものである。(ア)〜(オ)に入る適切な語句または数値を答えなさい。
事務室(差動式スポット型1種 × 3個)
会議室(差動式スポット型1種 × 1個)
給湯室((ウ) × 1個)
書庫(差動式スポット型1種 × 1個)
※共通線1本あたり最大7回線まで
解答・解説
全問解き終わったら、下の「解答を見る」ボタンで答え合わせをしましょう。
第1科目:法令共通
問1
問2
問3
問4
問5
問6
第2科目:法令類別
問7
問8
問9
問10
第3科目:電気の基礎
問11
問12
問13
問14
問15
第4科目:構造・機能・整備
問16
問17
問18
問19
問20
問21
問22
問23
問24
問25
問26
問27
問28
問29
問30
実技:鑑別
問31
問32
問33
問34
問35
実技:製図
問36
問37
復習に役立つ記事
間違えた問題があったら、以下の記事で復習しましょう。
- 法令共通(問1〜6)→「法令共通ロードマップ」の記事一覧
- 法令類別(問7〜8)→「自火報の設置義務|施行令第21条・別表第一の面積基準をわかりやすく解説」「警戒区域の設定方法|600㎡・50mの基本ルールをわかりやすく解説」
- 法令類別(問9〜10)→「感知器の設置基準|取付面の高さ・感知区域・設置個数をわかりやすく解説」「受信機・発信機・音響装置の設置基準|距離・高さ・回線数をわかりやすく解説」
- 電気の基礎(問11〜12)→「オームの法則と合成抵抗|直列・並列回路の計算をわかりやすく解説」「電力・電力量・ジュール熱|公式の使い分けと計算をわかりやすく解説」
- 電気の基礎(問13〜14)→「交流回路の基礎|実効値・インピーダンス・力率をわかりやすく解説」「電気計測器の基礎|電圧計・電流計・回路計・絶縁抵抗計をわかりやすく解説」
- 電気の基礎(問15)→「電磁気の基礎|電磁誘導・フレミングの法則・コンデンサをわかりやすく解説」
- 構造・機能(問16〜18)→「自動火災報知設備(自火報)の全体像|構成機器と信号の流れをわかりやすく解説」「差動式感知器の構造と機能|スポット型・分布型のしくみをわかりやすく解説」
- 構造・機能(問19〜20)→「定温式感知器の構造と機能|スポット型・感知線型のしくみをわかりやすく解説」「補償式・熱アナログ式感知器をわかりやすく解説」
- 構造・機能(問21〜23)→「光電式感知器の構造と機能|散乱光式・減光式のしくみをわかりやすく解説」「炎感知器の構造と機能|赤外線式・紫外線式のしくみと違いをわかりやすく解説」
- 構造・機能(問24〜25)→「発信機・地区音響装置・表示灯|P型1級と2級の違い・区分鳴動をわかりやすく解説」
- 構造・機能(問26〜27)→「中継器と配線の基礎|耐火配線・耐熱配線の違いをわかりやすく解説」「ガス漏れ火災警報設備の構造と機能|検知器・受信機・表示灯をわかりやすく解説」
- 構造・機能(問28〜30)→「消防機関へ通報する火災報知設備|火災通報装置のしくみをわかりやすく解説」「感知器の試験方法をわかりやすく解説」「受信機の点検と試験|同時作動試験・予備電源試験をわかりやすく解説」
- 製図(問36〜37)→「製図の基礎|図記号・凡例・系統図の読み方をわかりやすく解説」「製図の実践|警戒区域の設定・感知器配置・配線の描き方をわかりやすく解説」