力試し模擬試験

【甲種4類】模擬試験(第2回)|全37問・本番形式で実力チェック(解答・解説付き)

甲種4類 模擬試験(第2回)とは?

この模擬試験は、甲種第4類消防設備士試験の本番を想定した全37問の実戦形式テストです。第1回とは異なる切り口から出題しています。合格ラインを意識しながら、時間を計って挑戦してみましょう。

科目 問数 足切りライン
法令共通 6問 40%以上
法令類別 4問 40%以上
電気の基礎知識 5問 40%以上
構造・機能・整備 15問 40%以上
実技(鑑別) 5問 60%以上
実技(製図) 2問 60%以上
合計 37問 筆記60%+実技60%

第2回の出題範囲マップと本番戦略

第1回が「基礎・概論」中心だったのに対し、第2回は応用・設置技術・配線詳細・廃棄問題に踏み込んだ構成です。本番では時間配分とミス回避が合否を分けます。まず出題範囲の全体像を頭に入れましょう。

🚨 最重要:実技(鑑別5+製図2)

配点比率33%だが 60%足切りのため1問の重みが筆記の3〜5倍。製図2問のうち1問でも白紙だと即不合格圏に入る。

💡 構造機能整備(15問)

第2回はR型受信機・配線・終端抵抗・接地工事・感知区域等の応用範囲が中心。第1回より深い知識が問われる。

⚖️ 法令(共通6+類別4)

既存遡及・消防計画・点検資格者・附加条例・措置命令などの応用論点が並ぶ。第1回(消防の目的・防炎)より一歩踏み込んだ問題。

⚡ 電気の基礎(5問)

直並列合成抵抗・ジュール熱・インピーダンス(√計算)・電磁誘導・接地工事の5パターン。電工免除なら全問免除。

本番3時間15分の時間配分(甲4標準)

甲4の試験時間は3時間15分(195分)。電工免除あり=2時間15分(135分)に短縮されます。製図に時間を残すための配分が鍵です。

フェーズ 時間 内容と狙い
5分 問題全体に目を通す。製図のボリューム確認
25分 実技(鑑別5問+製図2問)を先に解く。集中力が高いうちに重い問題を片付ける
90分 構造機能整備15問+電気5問+法令類別4問を解く。1問3分目安
25分 法令共通6問+残った問題。法令は単純暗記なので余裕
30分 マークミス・記述漏れチェック。製図の配線本数を再確認
20分 予備時間。捨てた問題に再挑戦

💡 実技を先に解く理由:製図の配線計算は集中力勝負。後回しにすると、筆記30問解いた疲労で計算ミスを誘発します。「先に重いものから」が鉄則です。

第1回(ID:493)との出題傾向比較

同じ甲4の模試でも、第1回と第2回は出題論点が補完関係になっています。両方解くことで本番の出題範囲をほぼ網羅できます。

分野 第1回(基礎中心) 第2回(応用・設置技術)
法令共通 消防の目的/特定対象物/点検報告/免状/検定/防炎 関係者定義/既存遡及/消防計画/点検資格者/附加条例/措置命令
法令類別 設置義務/警戒区域/取付面の高さ/P型受信機 ガス漏れ設置義務/通報設備/感知器設置例外/離隔距離
電気基礎 並列合成抵抗/消費電力/交流リアクタンス/計測器/コンデンサ 直並列合成/ジュール熱/インピーダンス√計算/電磁誘導/接地工事
構造機能 P/R比較/差動式/補償式/光電式/炎/発信機/地区音響 R型詳細/熱アナログ/イオン化式廃棄/分布型空気管/中継器/終端抵抗/接地
鑑別 スポット型感知器/受信機パネル/電線管/試験器具 光電分離型/空気管式/図記号S・D・P/試験器具/中継器
製図 事務所ビル2階(スポット型中心) 倉庫兼事務所1階(高天井8m・無窓階・湯沸室特殊環境)

💡 戦略:第1回を解いてから第2回に挑むと「同じ感知器でも別角度で問われる」感覚がつかめます。両方を交互に復習すると本番に強くなります。

第2回で特に狙われるひっかけTop5

No. ひっかけパターン 正解の覚え方
1 問1「関係者」の定義は所有者・管理者だけ? 「所有・管理・占有」の3点セット。テナントの賃借人も含む
2 問13「直列のZ=R+X」と勘違い Z=√(R²+X²)=√(900+1600)=50Ω。三平方の定理で求める
3 問19「イオン化式は普通ゴミでOK」 放射性同位元素のため特別廃棄。新規製造は事実上停止
4 問25「電源回路は耐熱でOK」 電源は耐火。耐熱は感知器・地区音響回路のみ
5 問29「受信機はA種接地」 D種接地(100Ω以下)が正解。低圧機器の標準

使い方

① 解答用紙を開いて印刷またはメモの準備をする
② 時間を計りながら問題を解く(目安:3時間15分)
③ 解答・解説ページで答え合わせをする


解答用紙を開く


筆記試験

第1科目:法令共通【6問】

問1

消防法における「関係者」の定義として、正しいものはどれか。

(1)防火対象物の所有者及び管理者をいう
(2)防火対象物又は消防対象物の所有者、管理者又は占有者をいう
(3)防火対象物の設計者、施工者及び管理者をいう
(4)消防用設備等の製造者及び設置者をいう

問2

消防用設備等の既存遡及に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)政令の基準が強化されても、既存防火対象物には原則として経過措置が適用される
(2)用途変更により特定防火対象物となった場合は、新基準が遡及適用される
(3)増改築で延べ面積の1/2以上を変更した場合は、新基準が遡及適用される
(4)経過措置は全ての既存防火対象物に無期限で適用される

問3

防火管理者が作成する消防計画に含まれる事項として、消防法令上定められていないものはどれか。

(1)消防用設備等の点検・整備に関する計画
(2)避難通路、避難口その他の避難施設の維持管理
(3)建築物の構造強度の計算書
(4)収容人員の適正管理に関する事項

問4

消防設備点検資格者に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)消防設備点検資格者は消防設備士と同様に工事を行うことができる
(2)延べ面積1,000㎡以上の特定防火対象物の点検は、消防設備士又は消防設備点検資格者が行う
(3)消防設備点検資格者の資格は都道府県知事が付与する
(4)消防設備点検資格者は整備も行うことができる

問5

附加条例に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)市町村条例により、政令で定める基準を緩和することができる
(2)市町村条例により、政令で定める基準に対し、より厳しい基準を附加することができる
(3)附加条例は都道府県知事の承認がなければ制定できない
(4)附加条例は特定防火対象物にのみ適用される

問6

消防法に基づく措置命令に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)消防長又は消防署長は、消防用設備等の設置・維持の命令を発することができる
(2)措置命令に違反した場合は罰則が科される
(3)措置命令を受けた場合、その旨を公示しなければならない
(4)措置命令は建物の設計者に対して発せられる

第2科目:法令類別【4問】

問7

ガス漏れ火災警報設備の設置義務に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)すべての防火対象物にガス漏れ火災警報設備の設置義務がある
(2)地階で床面積が1,000㎡以上の特定防火対象物に設置義務がある
(3)温泉採取のための設備がある施設にはガス漏れ火災警報設備の設置義務がある
(4)一般住宅にもガス漏れ火災警報設備の設置義務がある

問8

消防機関へ通報する火災報知設備の設置基準に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)消防機関からの距離に関係なく、すべての特定防火対象物に設置義務がある
(2)消防機関から著しく離れた場所にある防火対象物に設置義務がある
(3)延べ面積に関係なく、すべてのホテル・旅館に設置義務がある
(4)消防機関へ常時通報できる電話を設置した場合でも設置が免除されない

問9

自動火災報知設備の感知器を設置しなくてもよい場所として、正しいものはどれか。

(1)便所で、床面積が5㎡未満のもの
(2)主要構造部が耐火構造の場合の廊下
(3)押入れ、小部屋で、床面積が2㎡未満のもの
(4)浴室で、常時開放されているもの

問10

自動火災報知設備の感知器の設置に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)感知器は取付面の下方0.3m以内に設けること
(2)差動式スポット型感知器は空調吹出口から1.5m以上離すこと
(3)煙感知器は壁又ははりから0.6m以上離すこと
(4)定温式感知器は壁又ははりから0.6m以上離すこと

第3科目:電気の基礎知識【5問】

問11

抵抗R₁=6Ω、R₂=3Ω、R₃=2Ωの3つの抵抗がある。R₁とR₂を並列に接続し、その合成抵抗とR₃を直列に接続した場合の全体の合成抵抗として、正しいものはどれか。

(1)2Ω
(2)4Ω
(3)6Ω
(4)11Ω

問12

抵抗値10Ωの電熱線に5Aの電流を10分間流したとき、発生するジュール熱として正しいものはどれか。

(1)500 J
(2)3,000 J
(3)15,000 J
(4)150,000 J

問13

交流回路において、抵抗R=30Ω、誘導リアクタンスXL=40Ωが直列に接続されている。この回路のインピーダンスZとして、正しいものはどれか。

(1)10Ω
(2)50Ω
(3)70Ω
(4)1,200Ω

問14

電磁誘導に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)コイルを貫く磁束が変化しても、コイルに起電力は生じない
(2)コイルに生じる誘導起電力の大きさは、磁束の変化の速さに比例する
(3)フレミングの左手の法則は発電機の原理を表す
(4)電磁誘導はコイルが静止しているときのみ発生する

問15

接地工事に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)D種接地工事の接地抵抗値は100Ω以下である
(2)A種接地工事は低圧電路に適用される
(3)接地工事は感電防止と無関係である
(4)接地抵抗値は高いほど安全である

第4科目:構造・機能・整備【15問】

問16

R型受信機に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)R型受信機は回線ごとの火災表示のみで、個々の感知器を識別できない
(2)R型受信機は中継器を介してアドレス付き感知器の信号を受信し、個々の感知器を識別できる
(3)R型受信機はP型受信機より安価で小規模建物に適する
(4)R型受信機にはアナログ式感知器を接続できない

問17

定温式スポット型感知器の公称作動温度に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)設置場所の最高周囲温度より10℃以上高い公称作動温度のものを選ぶ
(2)設置場所の最高周囲温度より20℃以上高い公称作動温度のものを選ぶ
(3)公称作動温度は60℃の1種類のみである
(4)公称作動温度が高いものほど感度がよい

問18

熱アナログ式感知器に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)火災か非火災かの2値信号のみを送信する
(2)周囲温度の変化を連続的な信号として受信機に送信する
(3)煙濃度を測定する感知器である
(4)P型受信機でのみ使用可能である

問19

イオン化式スポット型感知器に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)放射性同位元素(アメリシウム241)を使用しており、廃棄時に特別な手続きが必要である
(2)光を利用して煙を検出する感知器である
(3)現在も新規に大量製造されている
(4)放射線を使用していないため、廃棄は一般ゴミとして処理できる

問20

煙感知器の設置に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)光電式スポット型感知器(1種)は取付面の高さ15m未満まで設置できる
(2)光電式スポット型感知器(2種)は取付面の高さ15m未満まで設置できる
(3)廊下に設置する場合、歩行距離30mにつき1個以上設置する
(4)感知器は壁又ははりから0.6m以上離して設置する

問21

差動式分布型感知器(空気管式)に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)外径2mm程度の銅管を天井面に張り巡らせ、広い範囲の温度上昇を検出する
(2)空気管の露出部分の長さは、1つの検出部につき20m以上100m以下とする
(3)空気管は取付面の下方0.3m以内に設ける
(4)1つの検出部で監視できる面積に制限はない

問22

自動火災報知設備の中継器に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)中継器は感知器からの信号を受信機に中継する装置である
(2)中継器を設けた場合、受信機は不要となる
(3)中継器は予備電源を必要としない
(4)中継器はP型システムでのみ使用される

問23

表示灯に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)表示灯は火災発生時のみ点灯する
(2)表示灯は赤色で、取付面から15m離れた場所で点灯が確認できること
(3)表示灯は発信機の直近に設け、常時点灯している
(4)表示灯の電源は蓄電池のみである

問24

P型2級発信機とP型1級発信機の違いに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)P型2級発信機には応答確認灯がある
(2)P型2級発信機には電話ジャックがある
(3)P型2級発信機には応答確認灯も電話ジャックもない
(4)P型1級と2級に機能上の差はない

問25

自動火災報知設備の配線に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)感知器回路は送り配線とし、途中でT分岐してはならない
(2)感知器回路の末端には終端抵抗を設ける
(3)耐火電線は840℃で30分間の耐熱性能が必要である
(4)電源回路は耐熱配線でよい

問26

終端抵抗(終端器)の目的に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)感知器の感度を調整するために設ける
(2)回線の断線を検出するために設ける
(3)過電流から回路を保護するために設ける
(4)雷サージから回路を保護するために設ける

問27

受信機の火災表示試験に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)すべての回線を同時に作動させて火災表示が正常に行われることを確認する
(2)各回線ごとに順次作動させて火災表示が正常に行われることを確認する
(3)火災表示試験は総合点検時のみ実施する
(4)予備電源では火災表示試験は実施しない

問28

差動式スポット型感知器の加熱試験に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)加熱試験器を感知器に被せ、定められた時間内に発報することを確認する
(2)加煙試験器を使用して煙を吹きかけて試験する
(3)テスターで感知器の抵抗値を測定する
(4)感知器を取り外して水中で気密試験を行う

問29

自動火災報知設備の接地工事に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)受信機にはA種接地工事が必要である
(2)受信機にはD種接地工事が必要である
(3)受信機には接地工事は不要である
(4)受信機にはC種接地工事が必要である

問30

感知区域に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)感知区域は壁又は取付面から0.4m以上突出したはりで区画された部分ごとに設定する
(2)差動式スポット型感知器の感知区域は、取付面から0.6m以上突出したはりで区画する
(3)煙感知器の感知区域は、取付面から0.3m以上突出したはりで区画する
(4)感知区域は警戒区域と同じ範囲である


実技試験(鑑別)

問31

次の写真に示す感知器について、以下の問いに答えよ。

光電式分離型感知器

(1)この感知器の名称を答えよ。
(2)この感知器の動作原理を簡潔に説明せよ。

問32

次の写真に示す設備について、以下の問いに答えよ。

差動式分布型感知器(空気管式)

(1)この感知器の名称を答えよ。
(2)写真中のア〜ウの部品名称をそれぞれ答えよ。

問33

次の図に示す自動火災報知設備の図記号について、ア〜エの名称をそれぞれ答えよ。

S

D

P

問34

次の写真に示す2つの試験器具について、以下の問いに答えよ。

感知器試験器具(ア・イ)

(1)ア・イの試験器具の名称をそれぞれ答えよ。
(2)それぞれの器具で試験できる感知器の種類を答えよ。

問35

次の写真に示す機器について、以下の問いに答えよ。

中継器

(1)この機器の名称を答えよ。
(2)この機器の役割を簡潔に説明せよ。


実技試験(製図)

問36

下の平面図は、ある倉庫兼事務所(鉄筋コンクリート造・耐火構造)の1階を示したものである。各室に設置すべき感知器の種別・個数を答え、必要な配線本数を求めよ。

倉庫A

180㎡
天井高 8m
無窓階

事務室

60㎡
天井高 3m

湯沸室

10㎡
天井高 3m
最高周囲温度 50℃

※受信機はP型1級を使用。1警戒区域・1回線で配線する。

問37

下の系統図は、問36の平面図に対応する自動火災報知設備の配線系統を示したものである。(ア)〜(オ)に入る適切な語句または数値を答えよ。

受信機(P型1級)

├── 回線1 ── ○ ── ○ ── ○ ── (ア)

   倉庫A((イ)式感知器 × (ウ)個)

   ├── 事務室((エ)式感知器 × 1個)

   └── 湯沸室(定温式特種 × 1個)

電源:(オ)


ボーダー死守 スコアパターン9通り分析

甲4試験の合格条件は「全体60%以上」かつ「各科目40%以上の足切り突破」の二重ハードルです。他サイトはこの条件を一行で書くだけですが、実際は科目ごとの取り方で9通りの合格パターンがあります。自分のスコアパターンを認識しておくと、本番で「ここを落としても合格できる/ここは絶対落とせない」という判断が瞬時にできます。

科目別 必須得点の内訳

  • 科目A(法令共通)6問×40%=3問正解必須
  • 科目B(法令類別)4問×40%=2問正解必須
  • 科目C(電気基礎)5問×40%=2問正解必須
  • 科目D(構造機能)15問×40%=6問正解必須
  • 実技(鑑別+製図)配点比≒40点×40%=16点必須
  • 全体100点×60%=60点必須

合格パターン9通り シミュレーション

パターン 法令共通(6) 法令類別(4) 電気(5) 構造機能(15) 実技(40点) 合計 判定
①バランス型 4/6 3/4 3/5 9/15 26/40 60点
②法令強型 6/6 4/4 2/5 6/15 16/40 60点
③構造強型 3/6 2/4 2/5 12/15 24/40 60点
④実技強型 3/6 2/4 2/5 6/15 35/40 62点
⑤電気強型 3/6 2/4 5/5 6/15 24/40 60点
⑥安全合格 5/6 3/4 4/5 12/15 30/40 70点 ✅✅
⑦危険合格 3/6 2/4 2/5 6/15 16/40 60点ギリ ⚠️
⑧足切り危険 2/6❌ 足切り
⑨実技足切り 5/6 4/4 4/5 12/15 14/40❌ 足切り

結論:パターン⑥安全合格を狙う

パターン⑦危険合格を狙うと、本番のミスで一気に⑧⑨に転落します。パターン①バランス型を最低ライン、パターン⑥安全合格を目標ラインに据えるのが「失敗時の余裕」を残せる戦略です。「甲4実技配点シミュ(ID:894)」と本記事のスコアパターン9通りを組み合わせると、「配点シミュ×ボーダー死守シミュ」が完成します。


スコア帯別 1週間アクションプラン ── 模試後の動き方

模試で算出したスコアは「現在地」を表すだけで、本番までに何をすべきかは別問題です。スコア帯ごとに次の1週間で重点的に取り組む内容を独自整理しました。

スコア帯 状態 次の1週間の重点 重点記事
30点未満 基礎不足 全範囲再復習・テキスト精読 78 / 96 / 115 / 264(基礎)
30-49点 弱点散在 各科目40%足切り突破→分野別補強 弱点科目の単元別復習
50-59点 あと一歩 失点分析→出題ウェイトTop10集中 1166 / 264 / 192(高頻出)
60-69点 合格圏 過去問演習×実技強化 1158 / 1159 / 422 / 427 / 265
70点以上 余裕合格 実技完成度向上で本番余裕度UP 894(実技ガイド)/ 1159 / 265

50-59点(あと一歩層)の詳細プラン

  • Day1-2:間違えた問題の選択肢ごと根拠書き出し(消去法ではなく根拠で正誤判定)
  • Day3-4出題ウェイトTop10の単元集中(自火報設置義務/受信機構造/製図警戒区域/絶縁抵抗)
  • Day5-6:実技(鑑別5問+製図2問)の過去問再演習
  • Day7第1回模試(493)を時間計測で再受験→第2回(本記事)と比較

乙2模試(1212)との連結

本記事1188(甲4第2回・スコアパターン9通り)と「乙2第2回模試(1212)」(鑑別5問×3.5点シミュ)を組み合わせると、「模試演習×スコア戦略」鑑別系2本連結が完成します。


模試を本番想定で解く 18ステップ手順

模試は「採点して終わり」ではなく、本番のリハーサルとして活用すると価値が10倍になります。「試験当日の流れ(ID:897)」で確立した「環境×戦略×時間管理」フレームを模試演習に応用した18ステップ手順です。

前日の準備(2ステップ)

  1. 21:00 模試教材+筆記用具+時計(電卓不可)準備
  2. 22:00 就寝(睡眠7時間確保)

当日朝の準備(3ステップ)

  1. 6:00 起床
  2. 7:00 朝食(軽め・血糖値安定)
  3. 8:00 自宅で模試開始準備(机の上を試験会場に近い状態に)

模試本番 3時間15分(6ステップ)

  1. 9:00 模試開始(公式試験開始時刻と同じ)
  2. 9:00-9:15 全問題俯瞰+製図問題優先順位付け
  3. 9:15-10:15 製図2問(60分)
  4. 10:15-10:40 鑑別5問(25分)
  5. 10:40-12:00 筆記30問(80分)
  6. 12:00-12:15 見直し15分

午後の復習(7ステップ)

  1. 12:15 模試終了
  2. 12:15-13:00 答え合わせ
  3. 13:00-13:30 スコア帯判定→アクションプラン選択(前章参照)
  4. 13:30-15:00 間違えた問題の解説精読
  5. 15:00-16:00 出題ウェイトTop10と照合
  6. 16:00-17:00 弱点単元のテキスト復習
  7. 17:00 学習打切り→翌日からの1週間プラン確定

乙2模試との時間配分差異

  • 本記事1188(甲4第2回):筆記30問+鑑別5問+製図2問=3時間15分
  • 1212(乙2第2回):筆記25問+鑑別5問(製図なし)=1時間45分
  • 両模試共通:18ステップ手順は乙種でも有効(試験時間が短縮されるだけで構造は同じ)

894(実技配点シミュ)」「897(試験当日リハーサル)」と本記事(模試演習手順)で「実技対策×当日戦略×演習方法」3点セットが完成します。


採点後のスコア別復習ガイド

各設問の正答数を集計して、自分のレベルに合った復習プランを選びましょう。本番までの残り日数も考慮して優先順位を決めます。

✅ 80%以上(30問中24問+実技7問中5問):合格圏

本番でも合格できる実力です。ミスした問題の「なぜ間違えたか」を原因分類(知識不足/読み違い/計算ミス)して、本番1週間前にもう一度同じ模試を解くと盤石。第1回模試(ID:493)も解いて出題範囲を網羅しましょう。

⚠️ 70〜79%(21〜23問+実技5/7前後):ボーダー上

本番では運次第のレベル。構造機能整備15問の弱点科目を特定し、関連記事を集中復習。製図2問は1問でも落とすと60%足切りに引っかかるので、製図演習を最優先で進めてください。

🚨 65%未満(19問以下 or 実技4/7以下):要復習

基礎が抜けています。先に甲4ロードマップで全体像を再構築してから、各論記事を1日1〜2本ペースで読み直してください。1〜2週間後に再チャレンジしましょう。

分野別の復習記事マップ

各設問の論点に対応する解説記事です。間違えた問題の論点をクリックして集中的に復習しましょう。

論点 復習記事
1 関係者の定義 消防法令上の定義
2 既存遡及 既存遡及とは?
3 消防計画 防火管理者
4 点検資格者 消防設備点検資格者
5 附加条例 附加条例
6 措置命令 措置命令
7 ガス漏れ設置義務 ガス漏れ設備の設置義務
8 通報設備設置基準 通報設備の設置基準
9-10 感知器設置例外/離隔距離 感知器の設置基準
11 直並列合成抵抗 オームの法則と合成抵抗
12 ジュール熱 ジュール熱・電力・電力量
13 インピーダンス√計算 交流回路の基礎
14 電磁誘導 電磁気の基礎
15 接地工事(D種100Ω) 電気計測器の基礎
16 R型受信機 受信機の種類と機能
17 定温式公称作動温度 定温式感知器
18 熱アナログ式 補償式・熱アナログ式
19 イオン化式廃棄 イオン化式・煙複合式
20 煙感知器設置基準 光電式感知器
21 分布型空気管 差動式感知器
22 中継器 中継器と配線
23-24 表示灯/発信機 発信機・地区音響・表示灯
25-26 配線・終端抵抗 中継器と配線
27-28 受信機試験/感知器試験 感知器の試験方法
29 受信機接地工事 受信機の点検と試験
30 感知区域 感知器の設置基準
31-35 鑑別5問総合 甲4/乙4鑑別攻略
36-37 製図(感知器選定・配線) 製図の基礎 / 製図の実践

次のステップ

よくある質問(FAQ)

Q1. 第2回が第1回より難しく感じます。配点は同じですか?
配点は同じ(37問)ですが、第2回は応用論点や設置技術詳細が中心のため難易度は若干高めです。本番では第1回〜第2回どちらの範囲も等しく出る可能性があるため、両方解いて穴を潰すのが理想です。
Q2. 製図問36が解けません。製図問題のコツは?
建物の用途・構造・天井高・周囲温度」の4要素から感知器を機械的に選定するのが基本。倉庫(高天井8m)→差動式分布型または煙感知器、湯沸室(50℃)→定温式特種、事務室→差動式スポット型の流れを押さえれば大半は解けます。詳しくは製図の基礎へ。
Q3. 電工免除の場合、何問解けばいいですか?
電工免除なら問11〜15(電気の基礎5問)が免除されるので、解くのは32問(25問+実技7問)。試験時間も2時間15分に短縮されます。ただし問題1問あたりの重みが増えるので、構造機能整備15問で取りこぼせない緊張感があります。詳しくは科目免除ガイドへ。
Q4. AIに「この答え合ってる?」と聞いてもいいですか?
AIは条文番号や数値を間違えることがあります(特に附加条例の条文や接地抵抗値など)。当サイトの解説やe-Gov法令検索で必ず一次情報と突合してください。AIは「考え方の整理」には便利ですが、答え合わせには使わない方が安全です。
Q5. 模試の点数が悪くて落ち込みます。本番は大丈夫?
模試は「弱点を見つけるためのツール」です。70%取れなくても、間違えた問題の論点を1つずつ潰していけば本番で必ず巻き返せます。本番1ヶ月前で60%取れていれば合格圏に届く例は多いです。不合格からの再受験戦略もご参考に。

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