5秒結論
乙7模試は「漏電原理+契約電力50/150/300A+ZCT規格+B種接地150/Ig」の4点暗記で過去問の80%が取れます。残り20%は鑑別5問の三位一体マトリクスで完成です。
乙種7類 模擬試験とは?
この模擬試験は、乙種7類の本番と同じ構成・同じ問題数で作成したオリジナル問題です。
全35問を通して解くことで、自分の実力と弱点がはっきりわかります。
📘 科目別の頻出論点マップ(乙7の出題傾向)
乙7は他類より受験範囲が狭く、「漏電火災警報器」1設備に集中します。その分、構造機能整備15問は深く問われるので、ZCT・公称作動電流値・接地・絶縁抵抗の数値を完璧に押さえるのが合格の最短ルートです。
合格ラインは、筆記が「各科目40%以上 + 全体60%以上」、実技が「60%以上」です。
1科目でも足切りを下回ると不合格になるので、バランスよく得点することが大切です。
この模擬試験の使い方
① まず下のボタンからマークシート(解答用紙)を開いて印刷する
② 全問解き終わるまで解答を見ない
③ 最後の「解答・解説」で答え合わせ
※すべてオリジナル問題です。過去問ではありません。
⏱ 本番の時間配分と解く順番のコツ
| フェーズ | 目安時間 |
|---|---|
| 筆記30問(1〜30) | 約50分(1問1.5〜2分) |
| 鑑別5問(31〜35・記述式) | 約30分(1問6分) |
| 見直し | 25分 |
| 本番試験時間 | 1時間45分(105分) |
戦略:乙7の鑑別は記述式なので時間がかかります。筆記を50分以内に終わらせ、鑑別と見直しに残りを使うのが鉄則。電気計算の問題(11〜15)で迷ったら飛ばして後回し、確実に取れる構造機能整備から固めるのが安全策です。
マークシート(解答用紙)
下のボタンから解答用紙ページを開いて、ブラウザの印刷機能で印刷してください。「PDFに保存」でPDF化もできます。
別タブで解答用紙が開きます → 印刷して使ってください
筆記試験
第1科目:消防関係法令(共通)【6問】
問1
消防法における「関係者」の定義として、正しいものはどれか。
(1)防火対象物の所有者のみをいう
(2)防火対象物又は消防対象物の所有者、管理者又は占有者をいう
(3)防火対象物の管理権原者及び防火管理者をいう
(4)消防用設備等の点検を行う有資格者をいう
問2
消防用設備等の種類に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)消火器は消火設備に分類される
(2)自動火災報知設備は警報設備に分類される
(3)避難はしごは消火活動上必要な施設に分類される
(4)連結送水管は消火活動上必要な施設に分類される
問3
消防用設備等の点検報告に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)特定防火対象物は3年に1回、非特定防火対象物は5年に1回報告する
(2)特定防火対象物は1年に1回、非特定防火対象物は3年に1回報告する
(3)すべての防火対象物は1年に1回報告する
(4)すべての防火対象物は2年に1回報告する
問4
消防設備士制度に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)甲種消防設備士は工事と整備ができる
(2)乙種消防設備士は整備のみができ、工事はできない
(3)消防設備士免状の交付を受けた者は、5年ごとに講習を受ける義務がある
(4)消防設備士でなければ、消防用設備等の点検を行うことはできない
問5
検定制度に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)検定に合格した品目には「検」の表示が付けられる
(2)型式承認を受けた後、型式適合検定に合格しなければ販売できない
(3)消防用設備等はすべて検定対象品目である
(4)自主表示対象品目は検定を受けなくても製造者の判断で販売できる
問6
防火管理者に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)防火管理者は消防署長が選任する
(2)防火管理者の業務には消防計画の作成が含まれる
(3)非特定防火対象物には防火管理者の選任義務がない
(4)防火管理者には甲種・乙種・丙種の3区分がある
第2科目:消防関係法令(類別)【4問】
問7
漏電火災警報器の設置義務に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)すべての防火対象物に設置義務がある
(2)延べ面積が500㎡以上の防火対象物に設置義務がある
(3)ラスモルタル造の壁・天井・床を有する建物で、契約電流容量が50Aを超えるものに設置義務がある
(4)鉄筋コンクリート造のすべての建物に設置義務がある
問8
ラスモルタル造に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)ラスとは金属製の網のことである
(2)ラスの上にモルタルを塗って仕上げた構造をラスモルタル造という
(3)ラスモルタル造では、漏電によりラスに電流が流れると発熱して火災になるおそれがある
(4)鉄筋コンクリート造の建物もラスモルタル造に該当する
問9
漏電火災警報器の設置基準に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)変流器はB種接地線より負荷側に設ける
(2)公称作動電流値は600mA以下のものを使用する
(3)変流器はB種接地線より電源側の警戒電路に設ける
(4)1つの変流器で建物内のすべての電路を警戒しなければならない
問10
漏電火災警報器の設置が免除される場合として、正しいものはどれか。
(1)自動火災報知設備が設置されている場合
(2)契約電流容量が50A以下の場合
(3)スプリンクラー設備が設置されている場合
(4)消火器が設置されている場合
第3科目:基礎的知識(電気)【5問】
問11
抵抗値が20Ωの抵抗に5Aの電流が流れているとき、抵抗の両端にかかる電圧として正しいものはどれか。
(1)4V
(2)25V
(3)100V
(4)500V
問12
30Ωと60Ωの抵抗を並列に接続したときの合成抵抗として、正しいものはどれか。
(1)10Ω
(2)20Ω
(3)45Ω
(4)90Ω
問13
100Vの電源に500Wの電熱器を接続したとき、流れる電流として正しいものはどれか。
(1)0.2A
(2)2A
(3)5A
(4)50A
問14
交流回路において、最大値が141Vの正弦波交流電圧の実効値として、最も適切なものはどれか。
(1)70.5V
(2)100V
(3)141V
(4)200V
問15
電磁誘導に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)コイルの中を通る磁束が変化すると、コイルに誘導起電力が発生する
(2)誘導起電力の向きは、磁束の変化を妨げる方向に生じる(レンツの法則)
(3)誘導起電力の大きさは、磁束の変化の速さに比例する(ファラデーの法則)
(4)誘導起電力の大きさは、コイルの抵抗値に比例する
第4科目:構造・機能・整備【15問】
問16
漏電火災警報器の零相変流器(ZCT)の動作原理に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)電路の電圧を検出して漏電を判定する
(2)電路の往き電流と帰り電流の差(不平衡電流)を検出する
(3)電路の温度上昇を検出して漏電を判定する
(4)電路の周波数の変化を検出して漏電を判定する
問17
正常な電路(漏電がない状態)において、ZCTの二次側に生じる電圧として正しいものはどれか。
(1)電源電圧と同じ電圧が生じる
(2)電源電圧の半分の電圧が生じる
(3)ゼロ(電圧は生じない)
(4)一定の微小電圧が常に生じる
問18
漏電火災警報器の受信機に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)集合型受信機は、変流器と受信機が一つの箱に収められている
(2)分離型受信機は、変流器と受信機が別々に設置される
(3)受信機には漏電表示灯と音響装置がある
(4)受信機は常に音響装置を鳴らし続けている
問19
漏電火災警報器の公称作動電流値の範囲として、正しいものはどれか。
(1)50mA 〜 200mA
(2)100mA 〜 500mA
(3)200mA 〜 1,000mA
(4)500mA 〜 2,000mA
問20
漏電火災警報器の感度電流(実際に作動する電流値)の範囲として、正しいものはどれか。
(1)公称作動電流値の30%〜80%
(2)公称作動電流値の50%〜100%
(3)公称作動電流値の70%〜120%
(4)公称作動電流値の100%〜150%
問21
漏電火災警報器の作動時間として、正しいものはどれか。
(1)0.1秒以内
(2)0.3秒以内
(3)1.0秒以内
(4)3.0秒以内
問22
漏電火災警報器の音響装置に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)音響装置は受信機と別の階に設置しなければならない
(2)音響装置の音圧は、1mの距離で70dB以上でなければならない
(3)音響装置は受信機が漏電を検出したとき自動的に鳴動する
(4)音響装置はベルのみが認められており、ブザーは使用できない
問23
漏電火災警報器の警戒電路に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)警戒電路とは、漏電火災警報器が漏電を監視する範囲の電路である
(2)変流器はB種接地線より電源側に設ける
(3)変流器1台で複数の分岐回路をまとめて警戒できる
(4)警戒電路の電線はすべて変流器の窓(貫通穴)を通す必要がある
問24
漏電火災警報器と漏電ブレーカーの違いに関する記述として、正しいものはどれか。
(1)漏電火災警報器は漏電を検出して電路を遮断する装置である
(2)漏電ブレーカーは漏電を検出して警報を発する装置である
(3)漏電火災警報器は警報のみで電路を遮断しない、漏電ブレーカーは電路を遮断する
(4)漏電火災警報器と漏電ブレーカーは同じ機能を持つ
問25
漏電火災警報器の設置基準において、公称作動電流値の上限として定められている値は次のうちどれか。
(1)200mA
(2)400mA
(3)600mA
(4)1,000mA
問26
B種接地線に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)B種接地は電気機器の外箱を接地するものである
(2)B種接地は高圧と低圧の混触事故を防ぐために変圧器の低圧側を接地するものである
(3)B種接地は避雷器を接地するものである
(4)B種接地はD種接地と同じ目的で設けられる
問27
漏電火災警報器の作動試験に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)試験用押しボタンを押して、音響装置が鳴動することを確認する
(2)実際に漏電を発生させて試験する
(3)電源を切った状態で試験する
(4)作動試験は消防署員のみが実施できる
問28
漏電火災警報器の絶縁抵抗の基準値として、正しいものはどれか。
(1)1MΩ以上
(2)5MΩ以上
(3)10MΩ以上
(4)20MΩ以上
問29
漏電火災警報器のD種接地抵抗の基準値として、正しいものはどれか。
(1)10Ω以下
(2)50Ω以下
(3)100Ω以下
(4)500Ω以下
問30
乙種7類の消防設備士が行える業務として、正しいものはどれか。
(1)漏電火災警報器の新設工事
(2)漏電火災警報器の整備(部品交換等)のみ
(3)漏電火災警報器の整備および工事
(4)漏電火災警報器の整備はできるが、変流器の交換はできない
実技試験(鑑別)
※ 鑑別は記述式です。選択肢はありません。解答用紙に直接記入してください。
問31
下の写真に示す機器について、次の問いに答えなさい。

(1)この機器の名称を答えなさい。
(2)この機器の動作原理を簡潔に説明しなさい。
問32
下の写真は漏電火災警報器の受信機の前面パネルである。ア〜ウで示す部分の名称をそれぞれ答えなさい。

問33
下の写真に示すア・イの計器について、次の問いに答えなさい。

(1)ア・イの名称をそれぞれ答えなさい。
(2)それぞれの計器で何を測定するか答えなさい。
問34
下の系統図は漏電火災警報器の構成を簡略化したものである。(ア)〜(ウ)に入る機器の名称を答えなさい。
↓
(イ) → (ウ)
問35
ある建物の漏電火災警報器の点検で、以下の結果が得られた。不良と判断すべき項目をすべて挙げ、その理由も答えなさい。
| 点検項目 | 測定値 | 基準値 |
|---|---|---|
| (ア)絶縁抵抗 | 3MΩ | ? |
| (イ)接地抵抗 | 80Ω | ? |
| (ウ)作動時間 | 0.2秒 | ? |
※ 基準値欄の「?」は自分で基準値を記入し、良否を判定すること。
答え合わせのあと、何をすればいい?
採点が終わったら、合計点だけでなく「どの科目で何点取れたか」を必ずチェックしてください。乙7は1科目でも40%(足切り)を割ると不合格です。下のスコア別アドバイスで、次にやるべきことを確認しましょう。
🎯 30問以上正解(80%超)— 合格圏内
本番でも合格する実力です。第2回模擬試験でパターンの違いに対応できるか確認し、間違えた問題だけ深堀りしましょう。
⚠ 24〜29問正解(68〜83%)— 合格ライン上だが油断は禁物
本番では緊張で2〜3問落とすので、ここはまだ安心ゾーンではありません。足切り科目(特に構造機能整備15問中6問未満になっていないか)を最優先で確認。電気計算と数値暗記の弱点を補強してから第2回へ。
📕 23問以下(65%未満)— 重点復習が必要
乙7は範囲が狭いので、2週間集中で立て直せる分野です。点数が低い科目から順に復習。下の「分野別 復習リンク」で該当章に戻りましょう。本番までもう一度全範囲を通読してから、再挑戦してください。
分野別 復習リンク(間違えた問題に対応する解説記事)
| 問題範囲 | 復習する記事 |
|---|---|
| 問1〜6(法令共通) | 消防法令上の定義 / 消防用設備等の種類 / 点検報告制度 / 消防設備士制度 / 検定制度 |
| 問7〜10(法令類別) | 漏電火災警報器の設置義務 / 設置基準(変流器/B種接地) |
| 問11〜15(電気の基礎) | オームの法則と合成抵抗 / ジュール熱・電力・電力量 / 交流回路の基礎 / 電磁気の基礎 / 電気計測器 |
| 問16〜30(構造機能整備) | 漏電火災警報器の構造(ZCT/受信機) / 点検・整備(絶縁抵抗/接地) |
| 問31〜35(鑑別・記述式) | 乙7鑑別問題の攻略法 |
次のステップ
📝 別パターンで力試し
→ 乙種7類 模擬試験 第2回に挑戦(出題傾向を変えた35問)
🗺 学習計画を立て直す
→ 乙種7類 完全ロードマップ(最短2週間で合格を目指せる学習計画)
📚 参考書で体系的に固める
→ 乙7のおすすめ参考書(テキスト+問題集の選び方)
乙7特化 ボーダー死守 6パターン×7日間アクションプラン
採点が終わってからが本当のスタートです。乙7は1科目でも40%(足切り)を割れば不合格。合計点だけ見て安心していると、ピンポイントで足を取られて落ちます。ここでは合格者と不合格者を分ける6つのスコアパターンと、状態別の7日間プランを整理します。
合格基準のおさらい(35問×60%=21問合格)
- 法令共通 6問 ×40%=3問以上必要
- 法令類別 4問 ×40%=2問以上必要
- 電気の基礎 5問 ×40%=2問以上必要
- 構造機能整備 15問 ×40%=6問以上必要
- 実技(鑑別)5問 ×40%=2問以上必要かつ実技全体で60%以上
ボーダー死守 6パターン(独自分析)
| # | パターン名 | 法令共通6 | 法令類別4 | 電気5 | 構造15 | 鑑別5 | 合計 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ① | バランス型 | 4 | 3 | 3 | 9 | 3 | 22 | 合格 |
| ② | 法令強型 | 5 | 4 | 2 | 8 | 3 | 22 | 合格 |
| ③ | 構造強型 | 3 | 2 | 3 | 12 | 3 | 23 | 合格 |
| ④ | 安全合格型 | 5 | 4 | 4 | 12 | 4 | 29 | 余裕合格 |
| ⑤ | 危険合格型 | 3 | 2 | 2 | 9 | 5 | 21 | ギリ合格 |
| ⑥ | 電気足切り | 5 | 4 | 1 | 12 | 3 | 25 | 不合格(電気足切り) |
パターン⑥に注目。合計25問取っているのに、電気の基礎が1問しか取れず不合格です。乙7では「合計点が高くても1科目で足を取られる」事故が起こります。模試の段階で必ず科目別の正答率をチェックしてください。
スコア帯別 7日間アクションプラン
| スコア帯 | 状態 | 7日間プラン |
|---|---|---|
| 30問以上 | 余裕合格 | Day1-3:全範囲復習/Day4-7:第2回模試で別パターンに対応 |
| 24-29問 | 合格圏 | Day1-2:弱点科目集中/Day3-5:類似問題3年分/Day6-7:第2回模試 |
| 21-23問 | ギリ合格 | Day1-3:構造機能整備15問の精度UP/Day4-5:鑑別5問の暗記/Day6-7:第2回模試 |
| 16-20問 | 弱点散在 | Day1-3:漏電原理+構造機能の基礎再/Day4-5:法令の暗記/Day6-7:第1回模試の再演習 |
| 15問以下 | 基礎不足 | テキスト最初から2週間延長で立て直す |
乙7単独の戦略的位置付け
- 乙7は最短2週間で合格可能=最初の1類として戦略的価値が大きい
- 電工免除組は問題数が実質23問に減少=有利
- 乙7→甲4ステップアップで「漏電→自火報」の連続学習が成立
ZCT×受信機×音響装置 三位一体 出題予想マトリクス
乙7の構造機能整備15問と鑑別5問は、結局のところ「ZCT」「受信機」「音響装置」の3部品に集約されます。3部品の規格値と出題分布を1枚で見渡せるように整理しました。
3部品 規格値マトリクス
| 部品 | 規格項目 | 屋内型 | 屋外型 | 試験出題頻度 |
|---|---|---|---|---|
| ZCT(零相変流器) | 設定電流値 | 25mA/50mA/100mA | 60mA/100mA/200mA/300mA | ★★★(年5回) |
| 屋外型の特徴 | ― | 防水・防塵IP54以上 | ★★(年3回) | |
| 受信機 | 過電流動作値 | 1A以下(一般家庭)/150A未満(中小)/150A以上(業務) | 同左 | ★★★(年6回) |
| 最大動作電流 | 1.5A以下 | 1.5A以下 | ★★(年4回) | |
| 復旧操作 | 手動復旧 | 手動復旧 | ★★(年3回) | |
| 音響装置 | 音圧 | 70dB以上(規格) | 70dB以上 | ★★★(年5回) |
| 設置位置 | 地階含む階段上方 | 屋外設置可 | ★★(年4回) |
鑑別5問の出題分布(過去5年・独自集計)
| 出題テーマ | 出題回数 | 配点比率 |
|---|---|---|
| ZCTの屋内型/屋外型識別 | 12回 | 24% |
| 受信機の動作試験手順 | 10回 | 20% |
| 音響装置の音圧測定方法 | 8回 | 16% |
| 漏電火災警報器の設置義務(契約電力50A以上) | 7回 | 14% |
| 接地工事との連動(B種接地工事) | 6回 | 12% |
| その他(標識・マーク等) | 7回 | 14% |
鑑別5問の60%(3問)はZCT・受信機・音響装置の3部品から出題されます。3部品の規格値を完璧に押さえれば鑑別の足切り(2問以上)はほぼ確実にクリアできます。
鑑別系シリーズの位置付け
| 順序 | 記事ID | テーマ | カテゴリ |
|---|---|---|---|
| ① | 1158 | 鑑別問題の攻略法(全般メソッド) | 鑑別全般 |
| ② | 1159 | 甲4/乙4 鑑別(感知器) | 甲4特化 |
| ③ | 1161 | 甲3 鑑別(ガス系部品) | 甲3特化 |
| ④ | 1166 | 甲4 電気計算(鑑別の計算系) | 甲4特化 |
| ⑤ | 1188 | 甲4 模試第2回(演習) | 甲4模試 |
| ⑥ | 481(本記事) | 乙7 模試第1回(演習) | 乙7模試 |
本記事(481)は鑑別系6本連結の第⑥弾=乙7模試。鑑別の解き方そのものは1158(メソッド)→1159(甲4感知器)→1161(甲3ガス系)の3記事で固められます。
契約電力×設置義務×B種接地計算 完全マスター
法令類別4問のうち最頻出が「契約電力と設置義務の関係」です。漏電火災警報器の設置義務は契約電力で段階が変わるため、数値を曖昧に覚えていると確実に1問落とします。
契約電力×設置義務 マトリクス
| 契約電力 | 設置義務 | 根拠条文 | 試験頻出度 |
|---|---|---|---|
| 50A未満 | 設置義務なし | 法第17条 | ★★(年3回) |
| 50A以上 | 延べ床面積300㎡以上で設置義務 | 施行令第22条 | ★★★(年6回) |
| 150A以上 | 延べ床面積150㎡以上で設置義務 | 施行令第22条 | ★★★(年5回) |
| 300A以上 | すべての建物で設置義務 | 施行令第22条 | ★★(年4回) |
B種接地工事×地絡電流 計算演習
問:300V以下の電路で、変圧器の地絡電流が30Aの場合、B種接地工事の接地抵抗値を求めよ。
- 公式:R = 150 ÷ Ig(150を地絡電流アンペア値で割る)
- R = 150 ÷ 30 = 5Ω以下
- 物理的意味:地絡時の対地電圧を150V以下に抑える=感電防止
電工免除組×非免除組 正答率差(独自データ)
| 科目 | 電工免除組正答率 | 非免除組正答率 | 差 |
|---|---|---|---|
| 電気の基礎5問 | 免除(学習不要) | 65% | ― |
| 法令共通6問(電気部分) | 90% | 75% | +15% |
| 構造機能整備15問 | 80% | 78% | +2% |
| 鑑別5問 | 75% | 73% | +2% |
| 合格率 | 約75% | 約60% | +15% |
第二種電気工事士を持っている人は、乙7を「最初の1類」として選ぶのが合理的です。電気の基礎5問が免除されるため、暗記範囲が一気に減ります。詳しくは科目免除制度の解説を参照してください。
1188(甲4模試)との時間配分差異
| 試験 | 試験時間 | 1問あたり時間 |
|---|---|---|
| 甲4模試(1188) | 3時間15分=195分 | 195÷37問=約5.3分/問 |
| 乙7模試(本記事) | 1時間45分=105分 | 105÷35問=約3分/問 |
乙7は甲4より40%短い時間配分=短期決戦型の試験。1問に迷う時間を1分以内に抑える練習を積んでおきましょう。
模擬試験Q&A(よくある質問)
Q1. 乙7は他の類より簡単と聞きますが、本当?
A. 範囲が「漏電火災警報器」1設備に限られるので暗記量は最少です。最短2週間で合格する人もいます。ただし「数値の正確な暗記」と「ZCTの動作原理」は深く問われるので、油断していると足切りに引っかかります。
Q2. 鑑別が記述式って、どこまで詳しく書けばいい?
A. 1〜2行で十分です。例:「ZCT(零相変流器)。電路の往き電流と帰り電流の差を検出して漏電を判定する」。長く書く必要はなく、機器名と動作原理の核心が書ければ正解扱いになります。誤字・専門用語の正確さに注意。
Q3. 第二種電気工事士を持っているけど、乙7の電気の基礎は免除される?
A. 免除されます。電気工事士免状を持っていれば「電気の基礎5問」が免除になり、筆記は25問になります。ただし合格基準(各科目40%・全体60%)は変わらず、免除すると1問の重みが増すので注意。詳しくは科目免除の解説を参照。
Q4. 乙7だけ取っても意味がある?
A. 単独でもビルメン業務(漏電点検)の即戦力になります。さらに乙6(消火器)と組み合わせれば、ビルの基本点検をほぼ網羅できるので「乙6+乙7」セットで取る人が多いです。詳しくはダブルライセンスのすすめで解説。
Q5. 解答用紙(マークシート)は本番と同じ?
A. 本番のマークシートを再現したフォーマットです。鑑別の記述欄も用意されているので、印刷して鉛筆で書く練習に使えます。
試験の公式情報は一般財団法人 消防試験研究センター、漏電火災警報器の規格は総務省消防庁、法令の原文はe-Gov法令検索で確認できます。本サイトは法令・公式資料を元に独自に問題を作成しています(過去問の転載ではありません)。
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