この記事は、消防設備士乙種2類の試験対策を全5記事で完全カバーするロードマップです。
乙種2類の試験範囲は泡消火設備です。甲種2類との違いは製図試験がないことと工事ができないこと。学習する知識の内容は甲種2類と共通部分が多いため、甲2の記事を活用した5記事で学習を進めます。
甲種2類との違い
おすすめの学習順序
乙種2類 学習ロードマップ
1
構造・機能(3記事)── 泡の消火原理・薬剤・設備構成
▼
2
法令類別(1記事)── 設置義務と技術基準
▼
3
点検・整備(1記事)── 発泡倍率・還元時間の測定
STEP1:構造・機能(3記事)
- 泡消火設備の全体像と消火原理|膨張比・還元時間・設備構成をわかりやすく解説
- 泡消火薬剤の種類と性質|たん白泡・合成界面活性剤泡・水成膜泡・混合装置をわかりやすく解説
- 泡消火設備の構造と機能|フォームヘッド・固定泡放出口・高発泡・移動式をわかりやすく解説
STEP2:法令類別(1記事)
STEP3:点検・整備(1記事)
機械基礎・法令共通は他の類と共通
法令共通
法令共通の記事は「【法令共通】消防設備士試験の完全ロードマップ|全18記事で法令を攻略」にまとめています。
機械の基礎知識
- 力のつりあいとモーメント
- 荷重・応力・ひずみとは?フックの法則と安全率をわかりやすく解説
- 材料の性質|金属・ゴム・合成樹脂の違いをわかりやすく解説
- 圧力・流体の基礎(パスカル・ボイル)
- 腐食と防食(電食・めっき・塗装)
出題傾向と頻出テーマ
乙種2類で特に出題されやすいテーマを科目別にまとめました。
構造・機能・整備(15問)── 最重要
| 頻出テーマ | 内容 |
|---|---|
| 泡消火薬剤の種類 | たん白泡・合成界面活性剤泡・水成膜泡の特性と適応火災 |
| 混合方式 | ラインプロポーショナー・プレッシャープロポーショナー・プレッシャーサイドプロポーショナー |
| 泡放出口の種類 | フォームヘッド・泡モニター・高発泡用泡放出口の違い |
| 発泡倍率 | 低発泡(20倍以下)・高発泡(80〜1000倍)の使い分け |
| 点検・整備 | 薬剤の劣化判定・混合比率の確認・配管の点検方法 |
泡消火薬剤の種類と特性、混合方式の比較は毎回のように出題される最頻出テーマです。
法令類別(4問)── 足切りに注意
4問中2問落とすと足切り。泡消火設備の設置義務(駐車場・航空機格納庫・危険物施設等)と技術基準(放射量・薬剤量・水源量)を確実に覚えましょう。
乙2の学習のコツ
甲1の知識があれば有利
泡消火設備は水系消火設備の一種です。甲1または乙1の知識(ポンプ・配管・バルブ)があれば、泡固有の知識(薬剤・混合装置・膨張比)だけ覚えれば済みます。甲1/乙1の記事は「甲種1類・乙種1類ロードマップ」を参照してください。
甲種へのステップアップ
甲2は筆記45問+実技7問(鑑別5+製図2)に増え、工事に関する知識も出題範囲に加わります。乙2の知識をベースに、製図1記事(「泡消火設備の製図」)と工事関連の追加学習で甲種2類にチャレンジできます。「甲種2類ロードマップ」も参照してください。