この記事は、消防設備士乙種5類の試験対策を全6記事で完全カバーするロードマップです。
乙種5類の試験範囲は避難器具(緩降機・救助袋・避難はしご・すべり台など)です。甲種5類との違いは製図試験がないことと工事ができないこと。学習する知識の内容は甲種5類と共通部分が多いため、甲5の記事を活用した6記事で学習を進めます。
甲種5類との違い
おすすめの学習順序
乙種5類 学習ロードマップ
1
構造・機能(3記事)── 8種類の避難器具の特徴と構造
▼
2
法令類別(2記事)── 設置義務・収容人員基準・降下空間
▼
3
点検・整備(1記事)── 降下テスト・器具別チェックポイント
STEP1:構造・機能(3記事)
- 避難器具の全体像と分類|8種類の特徴・適応表・甲5の業務範囲をわかりやすく解説
- 緩降機・救助袋の構造と機能|調速器・交互式・垂直式・斜降式をわかりやすく解説
- 避難はしご・すべり台・その他の避難器具|4タイプの構造と横さん間隔をわかりやすく解説
STEP2:法令類別(2記事)
STEP3:点検・整備(1記事)
機械基礎・法令共通は他の類と共通
法令共通
法令共通の記事は「【法令共通】消防設備士試験の完全ロードマップ|全18記事で法令を攻略」にまとめています。
機械の基礎知識
- 力のつりあいとモーメント
- 荷重・応力・ひずみとは?フックの法則と安全率をわかりやすく解説
- 材料の性質|金属・ゴム・合成樹脂の違いをわかりやすく解説
- 圧力・流体の基礎(パスカル・ボイル)
- 腐食と防食(電食・めっき・塗装)
出題傾向と頻出テーマ
乙種5類で特に出題されやすいテーマを科目別にまとめました。
構造・機能・整備(15問)── 最重要
| 頻出テーマ | 内容 |
|---|---|
| 避難器具8種類の分類 | 避難はしご・緩降機・救助袋・すべり台・避難ロープ・避難橋・避難タラップ・すべり棒 |
| 緩降機の構造 | 調速器の仕組み・降下速度(毎秒0.16m〜1.5m)・使用方法 |
| 救助袋の種類 | 垂直式と斜降式の違い・展張方法・降下速度 |
| 避難はしごの種類 | 固定はしご・立てかけはしご・つり下げはしごの構造 |
| 降下空間 | 各器具に必要な降下空間の寸法 |
| 点検・整備 | 操作面の点検・金属部品の腐食確認・機能試験 |
緩降機の構造と降下速度、救助袋の垂直式と斜降式の違いは超頻出テーマです。
法令類別(4問)── 足切りに注意
4問中2問落とすと足切り。設置義務(どの建物のどの階に必要か)と設置個数の算定(収容人員による)を確実に覚えましょう。
乙5の学習のコツ
「数値」を正確に覚える
甲5/乙5は覚えるべき数値が多い分野です。特に以下は頻出です。
・降下速度:16〜150cm/秒(緩降機)
・横さん間隔:25〜35cm(避難はしご)
・ロープ安全率:10以上(緩降機)
・開口部:幅50cm・高さ80cm・下端1.2m以下
・降下空間:半径50cm(緩降機)
・降下速度:16〜150cm/秒(緩降機)
・横さん間隔:25〜35cm(避難はしご)
・ロープ安全率:10以上(緩降機)
・開口部:幅50cm・高さ80cm・下端1.2m以下
・降下空間:半径50cm(緩降機)
甲種へのステップアップ
甲5は筆記45問+実技7問(鑑別5+製図2)に増え、工事に関する知識も出題範囲に加わります。乙5の知識をベースに、製図1記事(「避難器具の製図」)と工事関連の追加学習で甲種5類にチャレンジできます。「甲種5類ロードマップ」も参照してください。