この記事は、消防設備士乙種3類の試験対策を全6記事で完全カバーするロードマップです。
乙種3類の試験範囲はガス系消火設備(不活性ガス消火設備・ハロゲン化物消火設備・粉末消火設備)の3設備です。甲種3類との違いは製図試験がないことと工事ができないこと。学習する知識の内容は甲種3類と共通部分が多いため、甲3の記事を活用した6記事で学習を進めます。
甲種3類との違い
おすすめの学習順序
乙種3類 学習ロードマップ
1
構造・機能(4記事)── 3設備の原理と機器を理解する
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2
法令類別(1記事)── 設置義務と技術基準を押さえる
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3
点検・整備(1記事)── 連動試験・重量測定・放出試験
STEP1:構造・機能(4記事)
- ガス系消火設備の全体像|不活性ガス・ハロゲン化物・粉末の3種類をわかりやすく解説
- 不活性ガス消火設備の構造と機能|CO₂・窒素・IG-55・IG-541の違いをわかりやすく解説
- ハロゲン化物消火設備の構造と機能|HFC-23・HFC-227ea・FK-5-1-12の違いをわかりやすく解説
- 粉末消火設備の構造と機能|加圧方式・定圧作動装置・クリーニング装置をわかりやすく解説
STEP2:法令類別(1記事)
STEP3:点検・整備(1記事)
機械基礎・法令共通は他の類と共通
法令共通
法令共通の記事は「【法令共通】消防設備士試験の完全ロードマップ|全18記事で法令を攻略」にまとめています。
機械の基礎知識
- 力のつりあいとモーメント
- 荷重・応力・ひずみとは?フックの法則と安全率をわかりやすく解説
- 材料の性質|金属・ゴム・合成樹脂の違いをわかりやすく解説
- 圧力・流体の基礎(パスカル・ボイル)
- 腐食と防食(電食・めっき・塗装)
出題傾向と頻出テーマ
乙種3類で特に出題されやすいテーマを科目別にまとめました。3類の特徴は「3つの設備を横断的に比較する」出題が多いことです。
構造・機能・整備(15問)── 最重要
| 頻出テーマ | 内容 |
|---|---|
| 消火原理の比較 | 不活性ガス=窒息消火、ハロゲン=負触媒効果+窒息、粉末=負触媒効果 |
| 消火剤の種類 | CO2・窒素・IG-55 / ハロン1301・HFC-23 / 第1〜4種粉末 |
| 全域放出方式と局所放出方式 | それぞれの適用条件・消火剤量の算定 |
| CO2の安全対策 | 人体危険性・遅延装置(20秒以上)・音声警報・退避経路 |
| 起動方式 | 手動起動装置・自動起動・非常停止装置の構造 |
| 点検・整備 | 容器弁の開放圧力試験・ガス量の確認方法・粉末の固化チェック |
「CO2消火設備の人体危険性と安全対策」は鉄板の出題テーマです。
法令類別(4問)── 足切りに注意
4問中2問落とすと足切り。設備ごとの設置対象の違い、防護区画の開口部処理、CO2設備の安全装置義務を押さえましょう。
乙3の学習のコツ
3設備の比較で覚える
不活性ガス・ハロゲン化物・粉末の3設備は、常に比較しながら覚えるのが最も効率的です。消火原理・消火剤の種類・放出時間・点検方法──すべて3設備の違いを横並びで整理すれば混同を防げます。
甲種へのステップアップ
甲3は筆記45問+実技7問(鑑別5+製図2)に増え、工事に関する知識も出題範囲に加わります。乙3の知識をベースに、製図1記事(「ガス系消火設備の製図」)と工事関連の追加学習で甲種3類にチャレンジできます。「甲種3類ロードマップ」も参照してください。