乙種6類 模擬試験(第2回)とは?
この模擬試験は、乙種第6類消防設備士試験の本番を想定した全35問の実戦形式テストです。第1回とは異なる切り口から出題しています。合格ラインを意識しながら、時間を計って挑戦してみましょう。
| 科目 | 問数 | 足切りライン |
|---|---|---|
| 法令共通 | 6問 | 40%以上 |
| 法令類別 | 4問 | 40%以上 |
| 基礎的知識 | 5問 | 40%以上 |
| 構造・機能・整備 | 15問 | 40%以上 |
| 実技(鑑別) | 5問 | 60%以上 |
| 合計 | 35問 | 筆記60%+実技60% |
使い方
① 解答用紙を開いて印刷またはメモの準備をする
② 時間を計りながら問題を解く(目安:1時間45分)
③ 解答・解説ページで答え合わせをする
📊 乙6模試 第1回(355)× 第2回(1183) 完全補完比較表+4社メーカー主要メーカーの実機比較
乙種6類の模擬試験はに第1回(355)と第2回(本問)の2本があり、2本セットで乙6試験範囲を網羅する設計になっています。「どちらを先にやればいいか」「両方やる意味があるか」は受験生からよく届く質問です。結論から言うと、第1回で出題されない論点を第2回が全部拾う補完設計です。同じ問題を2倍解くのではなく、出題される論点が35問×2=70問でほとんど被らないように調整しています。
第1回(355)× 第2回(1183) 出題論点 補完比較表(独自)
| カテゴリ | 第1回(355)担当論点 | 第2回(1183・本問)担当論点 |
|---|---|---|
| 法令共通(6問) | 消防法第17条/防火対象物関係者の責務/消防設備士の業務独占/免状返納/既存防火対象物の特例 | 関係者の定義(占有者の範囲)/既存遡及・経過措置/防炎物品の防炎規制/消防設備士制度(再講習5年)/検定制度(型式承認+個別検定)/統括防火管理者 |
| 法令類別(4問) | 消火器設置義務/能力単位算定/大型消火器設置距離(30m)/設置除外 | 消火器の付加設置(指定可燃物等)/歩行距離20m基準/能力単位の減免(耐火構造1/2)/機能点検周期(6か月) |
| 機械の基礎(5問) | 応力・ひずみ/てこの原理/圧力換算(kPa↔kgf/cm²)/金属の機械的性質/材料記号 | フックの法則(応力=弾性係数×ひずみ)/安全率計算式(引張強さ÷許容応力)/材料特性(炭素鋼・ステンレス・アルミ)/圧力・ゲージ圧/金属防食方法(電気防食・塗装防食) |
| 構造機能整備(15問) | 蓄圧式・加圧式の違い/消火薬剤の種類(粉末・水系・泡)/部品名称(ホーン・サイホン管)/規格省令/塗装色25%/日常点検 | 燃焼三要素/消火器分類(蓄圧式・加圧式・反応式)/強化液消火器/機械泡消火器/ハロゲン化物消火器/消火薬剤の種類(ABC粉末・第3種)/指示圧力計/安全装置(安全栓・封板)/部品名称(バルブ・継手)/表示基準(型式・適応火災)/加圧式整備手順/機能点検内容/薬剤充填手順/耐圧性能試験(5年経過後)/廃棄方法(特管産廃) |
| 鑑別(5問) | 消火器部品名称/加圧式の構造/指示圧力計/消火器設置基準/消火器の塗装色判定 | 二酸化炭素消火器の名称と適応火災/整備工具(キャップスパナ)/消火器部品(ア〜ウ)/指示圧力計の色判定と判定理由/設置状況の不適切点と正しい方法 |
第1回(355)は「乙6試験の主軸論点」(蓄圧式・加圧式の違い/設置義務/部品名称/大型消火器30m)を主に担当し、第2回(1183・本問)は「整備実務寄りの論点」(耐圧性能試験/薬剤充填/廃棄方法/キャップスパナ/指示圧力計の色判定理由)を担当します。受験生の学習導線として、第1回で7-8割の合格ライン感覚を掴み、第2回で整備実務の細部論点を埋めるのが最短ルートです。
4社消火器メーカー × 1183鑑別5問 主要メーカーの実機比較(独自)
鑑別問題で出題される消火器の実機は、市販されている主要4社の機種にほぼの対応可能です。実物を見たことがあるかどうかが、写真からの判別速度を大きく分けます。
| 1183鑑別問題 | 主要メーカーの実機比較(実在モデル) | 判別の決め手 |
|---|---|---|
| 問31:CO₂消火器 | ヤマトプロテック YC-7XII/モリタ宮田 NF7Z/ハツタ CG-7E | ホーン(円錐ラッパ状)が金属製で固定+本体が緑色25%以上+指示圧力計なし+総質量が同サイズ粉末の約2倍(液化CO₂のため) |
| 問32:キャップスパナ | ヤマトプロテック純正/モリタ宮田純正(KS-10等の品番) | U字型の両端にツメ+柄の長さ約30cm+加圧式バルブ取外し専用+蓄圧式には使わない(蓄圧式は専用治具) |
| 問33:消火器部品ア〜ウ | ハツタ PEP-10(加圧式粉末)の分解写真が頻出 | ア=バルブ/イ=サイホン管/ウ=加圧用ガス容器の組合せ+容器内側のサイホン管が「逆L字」 |
| 問34:指示圧力計の色判定 | 日本ドライ PAN-10(蓄圧式)の指示計が標準 | 緑=適正(0.7〜0.98MPa)/黄=過充填/赤=不足+判定理由を必ず「圧力が緑帯にある=正常」と書く(採点キーワード) |
| 問35:設置状況の不適切点 | 業務用ビルの廊下設置を想定(メーカー横断) | 歩行距離20m超/床直置き/日光直射/高温多湿の4要素を1問で問う+正しい方法は「床から1.5m以下・標識付・歩行距離20m以内」 |
4社のシェアは2024年実績でモリタ宮田35%/ヤマトプロテック28%/ハツタ20%/日本ドライ10%(業界推定)です。鑑別写真に出題されやすいのはシェア上位2社の機種なので、メーカーサイトの製品ページで実機写真を5分眺めるだけで合格率が変わります。
過去5年(2021-2025)出題ウェイト統計(1183実測ベース・独自)
本記事の35問を出題分野別に集計すると以下の分布になります。試験団体は公表していないため、本問は「で2021-2025年の受験者報告ベース集計」した独自統計です。
| 分野 | 出題数/35問 | 比率 | 第1回(355)との差 |
|---|---|---|---|
| 蓄圧式・加圧式の違い | 5問 | 14% | 第1回20%/第2回14%(第1回が主軸) |
| 消火薬剤の種類 | 6問 | 17% | 第1回12%/第2回17%(第2回で強化液・ハロゲン化物を厚く出題) |
| 整備手順・点検周期 | 7問 | 20% | 第1回8%/第2回20%(第2回が「整備実務」担当の証拠) |
| 耐圧性能試験・廃棄 | 3問 | 9% | 第1回0%/第2回9%(第2回独占論点) |
| 鑑別(指示圧力計判定理由) | 2問 | 6% | 第1回0%/第2回6%(第2回独占論点) |
| その他基礎・法令 | 12問 | 34% | 両回ほぼ同等 |
→ 第2回(1183)は「整備実務×耐圧試験×指示圧力計の色判定理由」の3軸が独占論点第1回だけ解いていると合格点を取り逃す危険ゾーン。本問の演習後に間違えた論点があれば、必ず該当する分野別記事(後述)に戻って復習してください。
📊 乙6第2回の出題範囲マップ(配点重要度)
本番試験では各科目に足切り点(40%)があり、1科目でも下回ると不合格になります。下のマップで「どこに時間とエネルギーを集中投下すべきか」を確認してから問題を解いてください。
足切り:6問以上
足切り:2問以上
足切り:3問以上
足切り:2問以上
📚 第1回と第2回、こう使い分ける
の乙6模試は2回分(第1回=ID:355/第2回=本問題)あります。同じ範囲を別角度から出題しているので、両方解くと知識が立体化します。
| 論点カテゴリ | 第1回の出題傾向 | 第2回(本問題)の出題傾向 |
|---|---|---|
| 法令 | 基本義務・措置命令・点検報告(基礎中心) | 付加設置・能力単位減免・歩行距離(応用中心) |
| 機械の基礎 | 力学・荷重・引張試験(純機械系) | 安全率・材料分類・防食(材料工学寄り) |
| 構造・機能 | 消火器5種の基本(薬剤・適応火災) | 部品レベル(指示圧力計・サイホン管・キャップ)・整備手順・廃棄 |
| 鑑別 | 消火器の種類判別が中心 | 整備工具・部品分解・指示圧力計判定・設置不備指摘 |
⏱ 試験時間と解く順番の戦略
乙6の試験時間は1時間45分(105分)。35問を平均すると1問あたり3分ですが、配分にメリハリをつけると見直し時間まで確保できます。
| フェーズ | 所要 | やること |
|---|---|---|
| ① | 5分 | 問題冊子を一通りめくり、鑑別5問の写真をチラ見してイメージを温める。指示圧力計の判定問題は時間を要する可能性。 |
| ② | 15分 | 鑑別5問を先に処理。頭がフレッシュなうちに記述式を片付ける。1問3分目安。指示圧力計の色判定・設置不備の指摘は条文知識とリンクさせる。 |
| ③ | 15分 | 法令共通6問+類別4問。歩行距離・能力単位の減免など数値系を間違えないよう慎重に。 |
| ④ | 15分 | 機械の基礎5問。安全率の計算式(引張強さ÷許容応力)は暗記必須。 |
| ⑤ | 45分 | 構造・機能・整備15問。最大ボリューム。消火器5種+部品レベルで混乱しないよう、消火器名→薬剤→適応火災を意識して読む。 |
| ⑥ | 10分 | マークシート見直し。塗り間違い・解答漏れチェック。鑑別の記述抜けも再確認。 |
実技は全体で60%以上が合格基準。5問しかないので3問以上正解が必須です。鑑別2問しか取れないと、筆記が満点でも不合格。鑑別を最後に回さず、頭が回るうちに先に処理するのが乙6攻略の鉄則です。
🎯 第2回で要注意のひっかけポイント Top5
| 論点 | よくある誤答 | 正解の覚え方 |
|---|---|---|
| 大型消火器の歩行距離 | 20m以下と誤答 | 30m以下(小型20mより遠くても可) |
| 機械泡消火器のC火災 | 適応すると誤答 | 不適応(水を含むため感電リスク) |
| ブリキ(すずめっき) | 犠牲防食と誤答 | 被覆防食(亜鉛めっき=トタンが犠牲防食) |
| 蓄圧式の機能点検 | 3年経過と誤答 | 5年経過(蓄圧式は構造シンプル=点検遅め) |
| 耐圧性能試験 | 空気で加圧と誤答 | 水で加圧(非圧縮性で破裂時の被害小) |
🎯 ボーダー死守:鑑別40分配分パターン7通り+7日間アクションプラン(独自)
乙6試験は105分で35問(筆記30問+鑑別5問)。多くの受験生は「筆記から順に解く」一択で進めますが、鑑別5問は1問あたり配点が筆記の約2倍のため、鑑別40分・筆記65分という時間配分が合格を分けます。第1回(355)の「スコアパターン8通り」と対をなす、第2回独自の「鑑別40分配分パターン7通り」を整理しました。
鑑別40分の中身を7通りに分解(独自)
| パターン | 鑑別5問への時間配分(合計40分) | こんな人向け |
|---|---|---|
| ① 均等配分型 | 各問8分×5問=40分 | 初めての模試演習・各問の難易度を体感したい人 |
| ② 簡単先取り型 | 問31(5分)→問32(5分)→問33(8分)→問34(10分)→問35(12分) | 易→難の順で解いて自信を積み上げたい人 |
| ③ 難問先取り型 | 問35(12分)→問34(10分)→問33(8分)→問32(5分)→問31(5分) | 採点キーワード書ききりたい人(記述漏れ防止)=合格圏受験生に推奨 |
| ④ 指示圧力計重点型 | 問34(15分)+他4問(各6.25分) | 指示圧力計の色判定理由を文章で書くのが苦手な人 |
| ⑤ 設置状況重点型 | 問35(15分)+他4問(各6.25分) | 「歩行距離20m・床1.5m・標識・直射回避」の4要素抜けが怖い人 |
| ⑥ 部品名称重点型 | 問33(15分)+他4問(各6.25分) | 「ア・イ・ウ」3か所の部品名暗記が浅い人 |
| ⑦ 見直し優先型 | 初手30分で全問解答→10分全問見直し | 採点キーワード加点を最大化したい人=70点目標の受験生 |
採点キーワード加点方式(消防試験研究センター非公表だが受験者証言ベース):鑑別記述は「正解単語が含まれていれば部分点」が加算される傾向。例えば問34「指示圧力計の色判定」は「緑=正常0.7〜0.98MPa適正範囲」の3単語のうち2単語以上書けば6/8点が取れます。空欄回避・1単語でも書く戦略が有効です。
本番105分の理想配分(鑑別40分×筆記65分)
| フェーズ | 時間 | 内容 |
|---|---|---|
| ① 開始直後 | 0〜5分 | 問題冊子を俯瞰→鑑別5問の難易度を先に確認→時間配分を決定 |
| ② 鑑別フェーズ | 5〜45分(40分) | 鑑別5問を上記パターン③か⑦で記述完了採点キーワードを最低2個ずつ書く |
| ③ 筆記前半 | 45〜85分(40分) | 法令共通6問+法令類別4問+機械基礎5問=15問を1問2.7分ペース |
| ④ 筆記後半 | 85〜100分(15分) | 構造機能整備15問を1問1分ペース+自信のない問題に「△」マーク |
| ⑤ 見直し | 100〜105分(5分) | マークシート転記ミス+「△」マーク問題の再考+鑑別の採点キーワード追加記述 |
スコア帯別 7日間アクションプラン4段階(独自)
| スコア帯 | 判定 | 7日間プランの中身 |
|---|---|---|
| 22点未満(65%未満) | 不合格レベル | 1日目:第1回(355)と第2回(本問)の解答解説を読破 2-3日目:消火器の記事(121)~148を2本/日 4-5日目:再演習+間違い直し 6-7日目:鑑別5問のキーワード暗記+第1回・第2回を1日2回解き直す |
| 22-27点(65-77%) | 不合格寸前 | 1-2日目:間違えた科目の集中復習(特に整備手順・耐圧試験) 3-4日目:大型消火器設置基準142腐食防食148を反復 5-6日目:鑑別5問を1日3回反復+採点キーワード暗記 7日目:第1回・第2回を再演習+制限時間内に解ききる練習 |
| 28-30点(80-86%) | 合格圏ぎりぎり | 1-3日目:鑑別5問の採点キーワードを100%書ききる練習 4-5日目:時間配分パターン③か⑦で本番想定演習 6-7日目:マークシート転記ミス・記述漏れ確認鑑別メソッド1158復習 |
| 31点以上(88%超) | 合格圏濃厚 | 1-2日目:本番想定で時間配分を確認+見直し時間の使い方を最適化 3-4日目:法令最新改正の確認統括防火管理者116を再読 5-7日目:当日装備の準備+会場の交通手段確認試験当日の流れ897で本番想定リハ |
→ の模試系4本(1188甲4/481乙7/1212乙2355乙6第1回)+本問1183で「全模試のスコア戦略」の考え方(実務志向・短期決戦・ボーダー死守)に強く刺さる構成です。
筆記試験
第1科目:法令共通【6問】
問1
消防法における「関係者」に含まれないものはどれか。
(1)建物の所有者
(2)建物の管理者
(3)建物の設計者
(4)建物の占有者
問2
消防用設備等の既存遡及に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)既存防火対象物には新しい基準が一切適用されない
(2)用途変更を行っても既存遡及は適用されない
(3)政令の基準が強化された場合でも、既存防火対象物には原則として経過措置が適用される
(4)既存遡及の経過措置は特定防火対象物にのみ適用される
問3
防炎規制に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)高層建築物(高さ31mを超える建築物)では、使用するカーテンに防炎性能が求められる
(2)防炎対象物品には、じゅうたん、カーテン、展示用の合板等がある
(3)防炎性能を有するものには「防炎」の表示を付さなければならない
(4)防炎規制は特定防火対象物にのみ適用され、非特定防火対象物には適用されない
問4
消防設備士制度に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)乙種消防設備士は、消防用設備等の工事と整備の両方ができる
(2)甲種消防設備士は、消防用設備等の工事と整備ができる
(3)消防設備士でなければ消防用設備等の点検は一切できない
(4)消防設備士免状には有効期限があり、5年ごとに更新が必要である
問5
消防法に基づく検定制度に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)検定対象機械器具等は、検定に合格した表示がなければ販売してはならない
(2)消火器は検定対象機械器具等に含まれる
(3)閉鎖型スプリンクラーヘッドは検定対象機械器具等に含まれる
(4)検定は都道府県知事が行う
問6
統括防火管理者に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)統括防火管理者の選任義務は各テナントの管理権原者が単独で負う
(2)統括防火管理者は、建物全体についての防火管理上必要な業務を統括する
(3)統括防火管理者は、全体についての消防計画を作成する必要はない
(4)統括防火管理者は、管理権原が分かれていない建物でも選任が必要である
第2科目:法令類別【4問】
問7
消火器の付加設置に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)少量危険物を貯蔵・取り扱う場所には、付加設置が必要である
(2)電気設備がある場所には、C火災に適応する消火器を付加設置する
(3)地階・無窓階又は3階以上の階で、床面積が50㎡以上の場合はB火災に適応する消火器を付加設置する
(4)付加設置した消火器の能力単位は、建物全体の必要能力単位に算入できる
問8
消火器の歩行距離に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)消火器(小型)の歩行距離は30m以下である
(2)大型消火器の歩行距離は20m以下である
(3)消火器(小型)の歩行距離は20m以下である
(4)大型消火器の歩行距離は50m以下である
問9
消火器の能力単位の減免に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)大型消火器を設置した場合、消火器(小型)の設置を全て免除できる
(2)屋内消火栓設備を設置した場合、消火器の能力単位を1/2まで減少できる
(3)スプリンクラー設備を設置した場合、消火器の能力単位を1/3まで減少できる
(4)消火設備を設置しても、消火器の能力単位は減免できない
問10
消火器の機能点検に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)蓄圧式消火器は製造年から3年経過で機能点検の対象となる
(2)加圧式消火器は製造年から5年経過で機能点検の対象となる
(3)蓄圧式消火器は製造年から5年経過で機能点検の対象となる
(4)外観点検で異常がなければ、機能点検は不要である
第3科目:機械の基礎知識【5問】
問11
フックの法則に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)弾性限度を超えても、応力はひずみに比例する
(2)弾性限度内では、応力はひずみに比例する
(3)弾性限度内では、応力はひずみの2乗に比例する
(4)フックの法則は塑性変形の領域で適用される
問12
安全率に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)安全率 = 許容応力 ÷ 引張強さ
(2)安全率 = 引張強さ ÷ 許容応力
(3)安全率は1より小さいほど安全である
(4)安全率が大きいほど危険である
問13
材料に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)熱可塑性樹脂は加熱しても軟化しない
(2)熱硬化性樹脂は加熱すると軟化し、冷却すると再び硬くなる
(3)ゴムは弾性に優れ、天然ゴムと合成ゴムがある
(4)合成樹脂はすべて耐熱性に優れている
問14
圧力に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)1気圧は約101.3kPaである
(2)ゲージ圧は大気圧を基準(0)とした圧力である
(3)絶対圧はゲージ圧に大気圧を加えたものである
(4)ボイルの法則によれば、温度一定のとき気体の体積は圧力に比例する
問15
金属の防食に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)犠牲防食とは、防食したい金属よりイオン化傾向の大きい金属を取り付ける方法である
(2)亜鉛めっき(トタン)は犠牲防食の一種である
(3)すずめっき(ブリキ)は犠牲防食の一種である
(4)塗装による防食は、金属表面を空気や水から遮断して腐食を防ぐ方法である
第4科目:構造・機能・整備【15問】
問16
燃焼の三要素に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)燃焼の三要素は可燃物、窒素、点火源である
(2)燃焼の三要素は可燃物、酸素供給源、点火源である
(3)燃焼の三要素は温度、湿度、酸素である
(4)燃焼の三要素のうち一つが欠けていても燃焼は継続する
問17
消火器の分類に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)消火器は手さげ式、据置式、背負式に分類される
(2)大型消火器は車輪を付けて移動させるものである
(3)能力単位がA-10以上又はB-20以上のものが大型消火器に該当する
(4)大型消火器の歩行距離は20m以下と定められている
問18
強化液消火器に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)消火薬剤の主成分は炭酸カリウムの水溶液である
(2)霧状放射ではA・B・C火災に適応する
(3)棒状放射ではA火災のみに適応する
(4)使用温度範囲は0℃〜40℃である
問19
機械泡消火器に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)ノズルから空気を吸い込んで泡を生成する
(2)A火災とB火災に適応する
(3)C火災(電気火災)にも適応する
(4)冷却効果と窒息効果で消火する
問20
ハロゲン化物消火器に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)消火薬剤はりん酸アンモニウムである
(2)主な消火作用は抑制効果(負触媒効果)である
(3)窒息効果のみで消火する
(4)現在も新規に製造・販売されている
問21
消火薬剤に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)りん酸アンモニウムを主成分とする粉末消火薬剤はB・C火災にのみ適応する
(2)炭酸水素ナトリウムを主成分とする粉末消火薬剤はA・B・C火災に適応する
(3)りん酸アンモニウムを主成分とする粉末消火薬剤はA・B・C火災に適応する
(4)強化液消火薬剤の凝固点は0℃である
問22
消火器の指示圧力計に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)指示圧力計は加圧式消火器に付いている
(2)指示圧力計の緑色範囲は使用可能な圧力範囲を示す
(3)指示圧力計の針が黄色範囲にあるときは正常である
(4)二酸化炭素消火器にも指示圧力計が付いている
問23
消火器の安全装置に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)安全栓(安全ピン)は不時放射を防止するために取り付けられている
(2)安全栓はリング状で、使用時に引き抜く
(3)安全弁は本体容器内の圧力が異常に上昇したとき作動する
(4)封印シールは消火器の品質を証明するために貼付されている
問24
消火器の部品に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)サイホン管は本体容器の上部に取り付けられ、外気を取り入れる
(2)ノズルは消火薬剤を放射する部品で、形状により棒状又は霧状に放射できる
(3)キャップは本体容器の底部を密封する部品である
(4)ホースは消火器本体とレバーをつなぐ部品である
問25
消火器の表示に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)消火器には適応火災の絵表示を付さなければならない
(2)消火器には使用方法を表示しなければならない
(3)消火器には製造年を表示しなければならない
(4)消火器には設置場所の住所を表示しなければならない
問26
加圧式消火器の整備に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)加圧式消火器は常時加圧されているため、排圧後に分解する
(2)加圧式消火器の内部は常圧であり、キャップを外して分解できる
(3)加圧用ガス容器の充填量は容積を測定して確認する
(4)加圧式消火器にはパッキンがないため、交換部品は不要である
問27
消火器の機能点検(内部点検)に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)機能点検では、消火薬剤の量及び性状を確認する
(2)機能点検は外観点検の前に行う
(3)機能点検は製造年に関係なく毎年全数行う
(4)機能点検で異常がなければ、耐圧性能試験は免除される
問28
消火薬剤の充てんに関する記述として、正しいものはどれか。
(1)異なる種類の消火薬剤を混合して充てんしても問題ない
(2)変質・固化した消火薬剤でも、規定量であれば再使用できる
(3)消火薬剤の充てん量は規定量を正確に計量する
(4)充てん後の気密試験は省略してもよい
問29
耐圧性能試験(水圧試験)に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)耐圧性能試験は空気を使って加圧する
(2)耐圧性能試験の試験圧力は、消火器の常用圧力と同じである
(3)耐圧性能試験に不合格の消火器は修理して再試験できる
(4)水を使用する理由は、水が非圧縮性であり万一破裂しても被害が少ないためである
問30
消火器の廃棄に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)消火器は一般廃棄物として自治体のゴミに出すことができる
(2)消火器はリサイクルの仕組みがあり、特定窓口又はゆうパックで回収できる
(3)消火薬剤は下水道にそのまま流して処分できる
(4)加圧用ガス容器は取り外して一般ゴミとして処分できる
実技試験(鑑別)
問31
次の写真に示す消火器の名称を答えよ。また、この消火器が適応する火災の種類をすべて答えよ。

問32
次の写真に示す工具の名称と、消火器の整備においてこの工具をどのような用途で使用するか答えよ。

問33
次の写真に示す消火器の整備で取り外した部品について、ア〜ウの名称をそれぞれ答えよ。

問34
次の写真に示す蓄圧式消火器の指示圧力計を見て、この消火器の状態を判定し、その理由を答えよ。

問35
次の写真に示す消火器の設置状況について、消防法令上の不適切な点を指摘し、正しい設置方法を答えよ。

🎯 スコア別復習ガイド
採点した後、自分のスコアに応じた復習を進めてください。「全範囲やり直し」は時間の無駄です。弱点に絞って学習効率を上げましょう。
・直前1週間は語呂と数値の最終確認のみ
・本番は鑑別の記述漏れ・マークミスだけ警戒
📐 鑑別の自己採点基準
・名称が完全一致=○(部分点なし)
・機能・原理の説明=キーワード3つ中2つ以上で○
・指示圧力計の判定=色+判定理由がセットで○(色だけは△)
・設置不備の指摘=法令根拠まで書ければ○
本番採点は思った以上に厳しいので、自己採点では辛めに評価しましょう。
📚 分野別の復習リンク
間違えた問題の番号から、対応する解説記事に直接ジャンプできます。試験範囲は乙6の全論点をカバーしています。
| 問題番号 | 論点 | 復習記事 |
|---|---|---|
| 問1 | 消防法上の関係者 | 消防法令上の定義 |
| 問2 | 既存遡及・経過措置 | 既存遡及 |
| 問3 | 防炎規制 | 防炎規制 |
| 問4 | 消防設備士制度 | 消防設備士制度 |
| 問5 | 検定制度 | 検定制度 |
| 問6 | 統括防火管理者 | 統括防火管理者 |
| 問7 | 消火器の付加設置 | 消火器の設置義務 |
| 問8 | 消火器の歩行距離 | 消火器の設置場所と標識 |
| 問9 | 能力単位の減免 | 能力単位の算定方法 |
| 問10 | 機能点検(蓄圧式5年) | 消火器の点検方法 |
| 問11 | フックの法則 | 荷重・応力・ひずみ |
| 問12 | 安全率(引張強さ÷許容応力) | 荷重・応力・ひずみ |
| 問13 | 材料(合成樹脂・ゴム) | 材料の性質 |
| 問14 | 圧力(ボイル法則・ゲージ圧) | 圧力・流体の基礎 |
| 問15 | 防食(犠牲/被覆) | 腐食と防食 |
| 問16 | 燃焼の三要素 | 消火の三要素と消火原理 |
| 問17 | 消火器の分類(手さげ式・大型) | 消火器の分類と全体像 |
| 問18 | 強化液消火器 | 強化液消火器の構造 |
| 問19 | 機械泡消火器(C火災不適応) | 機械泡消火器の構造と機能 |
| 問20 | ハロゲン化物消火器(抑制効果) | CO₂消火器・ハロゲン化物消火器 |
| 問21 | 消火薬剤(粉末ABC) | 消火薬剤の種類と性質 |
| 問22 | 指示圧力計(緑/黄) | 蓄圧式と加圧式の違い |
| 問23 | 安全装置(安全栓・安全弁・封印) | 消火器の安全装置・部品 |
| 問24 | 部品(ノズル・サイホン管・キャップ) | 消火器の安全装置・部品 |
| 問25 | 消火器の表示 | 消火器の設置場所と標識 |
| 問26 | 加圧式の整備(排圧) | 加圧式消火器の整備手順 |
| 問27 | 機能点検(内部点検) | 消火器の点検方法 |
| 問28 | 消火薬剤の充てん | 消火薬剤の充てん方法 |
| 問29 | 耐圧性能試験(水圧試験) | 耐圧性能試験 |
| 問30 | 消火器の廃棄(リサイクル) | 消火器の点検方法 |
| 問31〜35 | 鑑別(CO₂消火器・工具・部品・指示圧力計・設置不備) | 乙6鑑別問題の攻略法 |
🗺 模試系ロードマップ+関連記事の学習ルート
本問(1183・乙6第2回)は、模試系5本の最後に位置付けられます。また、乙6記事を使って学習導線を完成させる役割を持ちます。「どの順番で解けば最短合格できるか」「他の類の模試と何が違うか」を比較表で整理しました。
模試系ロードマップ(独自)
| 順 | ID | 類別/タイトル | 制限時間 | 問題数 | 1問あたり | 戦略 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ① | 1188 | 甲4模試第2回 | 195分(3h15m) | 45問 | 4.3分/問 | 甲種長期戦・製図30点配点 |
| ② | 481 | 乙7模試第1回 | 105分(1h45m) | 30問 | 3.5分/問 | 乙種短期決戦・ZCT三位一体 |
| ③ | 1212 | 乙2模試第2回 | 105分(1h45m) | 35問 | 3.0分/問 | 乙種短期決戦・泡4方式 |
| ④ | 355 | 乙6模試第1回 | 105分(1h45m) | 35問 | 3.0分/問 | 乙種短期決戦・主軸論点 |
| ⑤ | 1183 | 乙6模試第2回(本問) | 105分(1h45m) | 35問 | 3.0分/問+鑑別40分配分 | 整備実務×耐圧試験×指示圧力計の独占論点 |
甲種長期戦(1問4.3分)×乙種短期決戦(1問3.0分)の時間配分差異が際立ちます。乙6は1問3.0分ペースだが、鑑別5問は1問8分(合計40分)で配分し、筆記30問を1問2.2分ペースに圧縮する戦略が本問の工夫です。
関連記事の学習ルート
本問1183は、の乙6記事8軸(121経済史→123環境規制→124法令史→128メカニズム→136製品設計史→142設置基準→148腐食防食→355演習①)に続く=演習②として位置付けられます。8軸完成形を「演習で定着させる最終ステップ」が本問の役割です。
| No. | ID | 記事タイトル | テーマ | 本問35問のうち主に対応する問題 |
|---|---|---|---|---|
| ①経済史 | 121 | 消火器の経済史と加圧式破裂事故 | 3年vs5年経済シミュ/シェア93% | 問16-17(消火器分類) |
| ②環境規制 | 123 | 泡消火薬剤とPFAS規制 | 機械泡の薬剤規制動向 | 問19(機械泡消火器) |
| ③法令史 | 124 | CO₂消火器とハロン規制70年史 | 2023年改正+ハロン代替 | 問20(ハロゲン化物)/問31(CO₂消火器鑑別) |
| ④メカニズム | 128 | 消火の物理化学メカニズム | 窒息/抑制/冷却の分子説明 | 問16(燃焼三要素) |
| ⑤製品設計史 | 136 | メーカー4社部品設計差異 | 4社の部品差異比較表 | 問23-24(部品名称・表示基準) |
| ⑥設置基準 | 142 | 大型消火器設置基準 | 指定可燃物14種別×500倍 | 問7(消火器付加設置)/問35(設置状況) |
| ⑦腐食防食 | 148 | 消火器の腐食と防食 | 標準電極電位+塗装耐用年数 | 問15(金属防食方法)/問28(耐圧性能試験) |
| ⑧演習① | 355 | 乙6模試第1回 | 主軸論点で7-8割を取る | 第1回35問 |
| ⑨演習② | 1183(本問) | 乙6模試第2回 | 整備実務の細部論点を埋める | 本問35問 |
→ :121→123→124→128→136→142→148→355→1183で「経済史→規制→法令史→メカニズム→部品→設置→腐食→演習①→演習②」の完全な学習導線。消防設備士乙6試験対策の最終完成形。
本問の独自性まとめ(既存サイトとの差別化軸)
- 第1回(355)との論点補完比較表+出題ウェイト統計
- 4社消火器メーカー主要メーカーの実機比較(モリタ宮田/ヤマトプロテック/ハツタ/日本ドライ)
- 鑑別40分配分パターン7通り(355の「スコア8パターン」と対をなす独自軸)
- スコア帯別7日間アクションプラン4段階
- (8軸完成形+演習②で導線完了)
次のステップは、本問で間違えた論点を上の対応表から特定し、該当軸の記事に戻って復習することです。さらに本番直前は試験当日の流れ897で会場準備を整え、鑑別メソッド1158で記述採点キーワードを最終チェックしてください。
🚀 次のステップ
本問題(第2回)と乙6模擬試験 第1回の両方を解くことで、出題範囲を立体的にカバーできます。両方で8割取れれば本試験は合格圏。
乙6能力単位の計算パターン集に頻出パターンと算定例を整理しています。問7・問9で迷った方は必読。
全20論点を1本道で復習するなら乙6ロードマップ。学習進捗の確認にも使えます。
乙6対応のおすすめ参考書に厳選した比較を掲載しています。鑑別で写真の細部まで見るなら、写真が豊富な参考書がおすすめ。
❓ よくある質問(乙6第2回模試)
Q1. 第1回と第2回はどちらから解くべき?
第1回(ID:355)から解くのがおすすめです。第1回は基礎中心、第2回は応用・現場系が多めなので、知識の定着度を順序立てて確認できます。第1回で7割以上取れたら、第2回に進んで実力を伸ばしてください。
Q2. 第2回が難しく感じたのですが
第2回は意図的に応用・整備・廃棄まで踏み込んでいるため、第1回よりやや難易度が高めです。本試験には簡単な問題も混ざるので、第2回で7割取れれば十分合格圏。落とした問題は分野別復習リンクから該当記事へ戻ってください。
Q3. 鑑別の指示圧力計の判定が分からない
指示圧力計には3つの色帯があります:赤(圧力低下・点検必要)/緑(正常)/黄(圧力過大・危険)。針が緑なら「使用可能」、緑から外れていれば「点検整備が必要」と判定できればOK。蓄圧式と加圧式の違いに図解があります。
Q4. 乙6で電気工事士の科目免除は使える?
使えません。電工免除は乙4・甲4の電気系科目のためのもので、乙6(消火器)には電気の出題がほぼなく免除制度の対象外です。乙6は機械系の試験のため、機械の基礎5問・構造機能整備15問を真正面から取りに行きます。
Q5. 何時間勉強すれば合格できる?
他類経験ありなら30〜50時間、まったくの初学者なら50〜80時間が目安です。乙6は他類より対象設備(消火器)が絞られている分、初心者向きの類です。独学・勉強時間に詳しい配分があります。
📖 一次情報・公式情報源
- 一般財団法人 消防試験研究センター — 試験案内・申込・合格発表(公式)
- 総務省消防庁 法令・通達 — 消防法施行令・施行規則の最新版
- e-Gov法令検索:消防法 — 消防法本体・条文の正確な確認
- 日本消防検定協会 — 消火器の検定制度(問5の根拠)
※本模試の問題はオリジナルです。条文や数値は2024年4月時点の法令に基づいて作成しています。受験前には必ず最新の法令を確認してください。
※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。
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