【4類】ミニテスト

【4類】工事・試験方法 ミニテスト(10問)

工事・試験方法 ミニテスト(10問)

自火報の配線工事・接地工事、感知器の加熱・加煙・減光試験、受信機の点検・試験、回路計算に関する確認テストです。

元の記事で復習したい方はこちら:
自火報の工事方法
感知器の試験方法
受信機の点検と試験
自火報の回路計算


【第1問】

自火報の配線工事の方法として、該当しないものはどれか。

(1)金属管工事
(2)合成樹脂管工事
(3)ケーブル工事
(4)架空電線工事

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正解:(4)
自火報の配線工事は金属管工事・合成樹脂管工事・ケーブル工事などで行います。金属管は最も強い物理的保護、合成樹脂管は軽量で施工しやすく、ケーブルは直接配線できます。架空電線工事は屋外送電線の工事であり、自火報の配線方法ではありません。


【第2問】

自火報の接地工事として必要な種類は、どれか

(1)A種接地工事
(2)B種接地工事
(3)C種接地工事
(4)D種接地工事

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正解:(4)
自火報の受信機や中継器にはD種接地工事(接地抵抗100Ω以下)を施します。D種接地は300V以下の低圧機器に対する接地工事で、漏電や感電から人と機器を守る目的があります。


【第3問】

熱感知器(差動式・定温式)の動作確認に使う試験方法として、正しいものはどれか。

(1)加煙試験
(2)加熱試験
(3)減光試験
(4)絶縁抵抗試験

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正解:(2)
熱感知器(差動式・定温式・補償式)は加熱試験器を用いて熱を加え、正常に作動するか確認します。加煙試験は煙感知器、減光試験は光電式分離型感知器に使用します。


【第4問】

煙感知器の動作確認に使う加煙試験の方法として、正しいものはどれか。

(1)実際の火を近づけて煙を発生させる
(2)加煙試験器で人工的に煙を感知器に吹き込む
(3)感知器を取り外して実験室で試験する
(4)感知器のランプが点灯しているか目視で確認する

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正解:(2)
加煙試験は加煙試験器を用いて人工的に煙(線香の煙やエアゾール式の擬似煙)を感知器に吹き込み、正常に作動するか確認します。実際の火を使うのは危険であり、点検方法として認められていません。


【第5問】

受信機の「同時作動試験」の目的として、正しいものはどれか。

(1)すべての回線を同時に試験して時間を短縮する
(2)2回線以上が同時に火災信号を受けたときに、正しく処理・表示できるか確認する
(3)感知器を2個同時に取り外して断線警報を確認する
(4)地区音響装置を2箇所同時に鳴らして音圧を確認する

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正解:(2)
同時作動試験は、2回線以上が同時に火災信号を受けたとき、受信機がすべての回線を正しく表示し処理できるかを確認する試験です。実際の火災では複数の区域で同時に感知器が作動することがあるため、この試験が必要です。


【第6問】

受信機の「予備電源試験」で確認する内容として、正しいものはどれか。

(1)主電源の電圧が適正範囲かを確認する
(2)主電源を遮断したとき、予備電源(蓄電池)に自動で切り替わり正常に動作するか確認する
(3)予備電源の電圧が100V以上あるか確認する
(4)予備電源を外した状態で主電源だけで動くか確認する

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正解:(2)
予備電源試験は、商用電源(主電源)を遮断して停電状態にしたとき、予備電源(蓄電池)に自動で切り替わり、受信機の監視・火災表示・音響機能が正常に動作するかを確認する試験です。


【第7問】

自火報の感知器回線の末端に「末端抵抗(終端器)」を設ける目的として、正しいものはどれか。

(1)感知器の感度を高めるため
(2)回線の断線を受信機が検出できるようにするため
(3)電圧を安定させるため
(4)感知器の誤作動を防ぐため

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正解:(2)
末端抵抗(終端器)は回線の一番末端に接続する抵抗で、常時微弱な監視電流を流しています。もし配線が断線すると監視電流が流れなくなり、受信機が「断線」を検出して警報を出します。断線を見逃さないための重要な仕組みです。


【第8問】

自火報の配線における「電圧降下」の説明として、正しいものはどれか。

(1)電圧降下とは電源の電圧そのものが低下する現象
(2)電圧降下とは配線の抵抗により、電源から遠くなるほど電圧が低下する現象
(3)電圧降下とは感知器が作動すると電圧が上昇する現象
(4)電圧降下は自火報の配線では発生しない

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正解:(2)
電圧降下は配線自体が持つ抵抗により、受信機から感知器までの距離が長くなるほど電圧が低下する現象です。電圧降下が大きすぎると感知器が正常に動作できなくなるため、配線の太さ(断面積)と距離を考慮した設計が必要です。


【第9問】

差動式分布型感知器(空気管式)の試験として、該当しないものはどれか。

(1)作動試験(テストポンプで空気を送り込み作動させる)
(2)流通試験(空気管の詰まりがないか確認する)
(3)接点水高試験(ダイヤフラムの接点が適正な圧力で接触するか確認する)
(4)加煙試験(煙を吹き込んで作動させる)

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正解:(4)
差動式分布型(空気管式)は熱感知器なので加煙試験は行いません。空気管式には作動試験・流通試験・接点水高試験・リーク試験・容積試験の5つの固有試験があります。加煙試験は煙感知器(光電式・イオン化式)の試験です。


【第10問】

受信機の「回路導通試験」の目的として、正しいものはどれか。

(1)受信機の内部回路が正常か確認する
(2)感知器回線が正しく接続されており、断線がないか確認する
(3)感知器の感度が規定値以内か確認する
(4)地区音響装置の音圧を確認する

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正解:(2)
回路導通試験は、受信機から感知器回線の末端抵抗まで配線が正しく接続されており断線がないことを確認する試験です。受信機の導通試験スイッチを操作し、各回線の導通を確認します。


おつかれさまでした!

10問中何問正解できましたか?間違えた問題は、元の記事に戻って復習しましょう。

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