力試し模擬試験

【甲種1類】模擬試験

甲種1類 模擬試験とは?

この模擬試験は、甲種1類の本番と同じ構成・同じ問題数で作成したオリジナル問題です。

全37問を通して解くことで、自分の実力と弱点がはっきりわかります。

試験構成と合格基準
科目 問題数 足切り
法令共通 6問 3問以上
法令類別 4問 2問以上
機械の基礎 5問 2問以上
構造・機能・整備 15問 6問以上
筆記 合計 30問 18問以上
鑑別等(実技) 5問 実技全体で
60%以上
製図(実技) 2問

合格ラインは、筆記が「各科目40%以上 + 全体60%以上」、実技が「60%以上」です。

1科目でも足切りを下回ると不合格になるので、バランスよく得点することが大切です。

この模擬試験の使い方

まず下のボタンからマークシート(解答用紙)を開いて印刷する
全問解き終わるまで解答を見ない
最後の「解答・解説」で答え合わせ

※すべてオリジナル問題です。過去問ではありません。


マークシート(解答用紙)

下のボタンから解答用紙ページを開いて、ブラウザの印刷機能で印刷してください。「PDFに保存」でPDF化もできます。

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筆記試験

第1科目:消防関係法令(共通)【6問】

問1

消防法における「関係者」の定義として、正しいものはどれか。

(1)防火対象物の所有者のみをいう
(2)防火対象物又は消防対象物の所有者、管理者又は占有者をいう
(3)防火対象物の所有者と管理者の2者をいう
(4)消防対象物の建築主をいう

問2

施行令別表第一の防火対象物のうち、非特定防火対象物に該当するものはどれか。

(1)旅館
(2)老人デイサービスセンター
(3)寺院
(4)物品販売店舗

問3

防火管理者に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)防火管理者の選任は管理権原者の義務である
(2)防火管理者は消防計画を作成し、消防長又は消防署長に届け出なければならない
(3)甲種防火管理者講習は2日間の講習で取得できる
(4)収容人員300人以上の特定防火対象物では乙種防火管理者を選任できる

問4

消防用設備等の既存遡及に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)既設の建物には消防用設備等の新基準が一切適用されない
(2)用途変更により特定防火対象物になった場合は新基準が遡及適用される
(3)既存遡及の特例は消防法第7条に定められている
(4)スプリンクラー設備は既存遡及の対象外である

問5

消防設備士の講習に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)免状交付後、最初の4月1日から5年以内に講習を受ける
(2)免状交付後、最初の4月1日から2年以内に講習を受ける
(3)講習は10年ごとに受ければよい
(4)講習の受講義務は甲種のみで、乙種にはない

問6

消防同意に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)建築確認の申請があった場合、建築主事は消防長又は消防署長の同意を得なければならない
(2)消防同意は消防法第7条に規定されている
(3)消防長又は消防署長は建築物の構造及び設備が消防法令に適合しているかを審査する
(4)消防同意の期限は建物の規模にかかわらず一律7日以内である

第2科目:消防関係法令(類別)【4問】

問7

屋内消火栓設備の設置義務に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)耐火構造で内装制限のある事務所は延べ面積2,000m²以上で設置義務がある
(2)飲食店は延べ面積1,000m²以上で設置義務がある
(3)地階及び無窓階は延べ面積に関係なく設置義務がある
(4)すべての防火対象物は延べ面積700m²以上で設置義務がある

問8

スプリンクラー設備の設置義務に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)11階以上の階は面積に関係なくスプリンクラー設備の設置義務がある
(2)病院は延べ面積3,000m²以上で設置義務がある
(3)地階は面積に関係なくスプリンクラー設備の設置義務がある
(4)4階から10階の階は面積に関係なくスプリンクラー設備の設置義務がある

問9

水噴霧消火設備、屋外消火栓設備及び動力消防ポンプ設備に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)水噴霧消火設備は駐車場で床面積200m²以上の場合に設置対象となる
(2)屋外消火栓設備は耐火建築物で延べ面積9,000m²以上の場合に設置義務がある
(3)動力消防ポンプ設備は屋内消火栓設備の代替設備として設置できる
(4)屋外消火栓の防護範囲は建物の各部分からホース接続口までの水平距離25m以下である

問10

屋内消火栓設備の技術基準に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)2号消火栓の放水量は毎分130リットル以上である
(2)1号消火栓は1人で操作できる
(3)2号消火栓は1人で操作でき、ホースは保形ホースを使用する
(4)広範囲型2号消火栓の防護範囲は水平距離15mである

第3科目:基礎的知識(機械)【5問】

問11

長さ2mの棒の左端(A点)を支点とし、A点から0.5mの位置に40Nの力が下向きに作用している。棒の右端(B点)でつりあわせるために必要な下向きの力として、正しいものはどれか。

(1)5N
(2)10N
(3)20N
(4)40N

問12

断面積200mm²の丸棒に4,000Nの引張荷重が作用しているとき、引張応力として正しいものはどれか。

(1)2MPa
(2)10MPa
(3)20MPa
(4)40MPa

問13

金属材料に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)鋳鉄は炭素鋼に比べて伸びが大きく展延性に優れる
(2)ステンレス鋼はクロムを含む合金で耐食性に優れる
(3)銅は鉄よりも引張強さが大きい
(4)アルミニウムは鉄よりも密度が大きい

問14

管路内の定常流れに関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)流速が速くなると静圧が低下する
(2)連続の式により、管路の断面積が小さくなると流速が速くなる
(3)管路が細くなる部分では静圧が上昇する
(4)ベルヌーイの定理はエネルギー保存則に基づいている

問15

渦巻ポンプに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)羽根車(インペラ)の回転により遠心力で水に圧力を与える
(2)渦巻ポンプは自吸能力があるため呼水装置は不要である
(3)キャビテーションは吐出側の圧力が高くなると発生する
(4)ウォーターハンマーは管路内の流速が緩やかに変化したときに発生する

第4科目:構造・機能・整備【15問】

問16

屋内消火栓設備の種類に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)1号消火栓の防護範囲は水平距離15mである
(2)2号消火栓の放水量は毎分130リットル以上である
(3)易操作性1号消火栓は1人で操作でき、放水量は毎分130リットル以上である
(4)広範囲型2号消火栓の放水量は毎分60リットル以上である

問17

屋内消火栓のホースに関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)1号消火栓は平ホースを使用し、全長を延ばしてから放水する
(2)2号消火栓は保形ホースを使用し、ホースを完全に延ばさなくても放水できる
(3)易操作性1号消火栓は保形ホースを使用する
(4)広範囲型2号消火栓は平ホースを使用する

問18

スプリンクラー設備の方式に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)湿式は配管内が空気で満たされ、ヘッド開放時に加圧送水する
(2)乾式は配管内が水で満たされ、ヘッド開放と同時に放水する
(3)予作動式は感知器の作動とヘッドの開放の両方が必要な二重チェック方式である
(4)開放型は閉鎖型ヘッドを使用し、個別に開放して放水する

問19

閉鎖型スプリンクラーヘッドに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)フレーム型は天井面と同一面に取り付け、目立たない構造である
(2)コンシールド型はカバーで覆われ、火災時にカバーが脱落してヘッドが露出する
(3)高感度型ヘッドは標準型よりも作動時間が長い
(4)開放型ヘッドには感熱体が設けられている

問20

流水検知装置(アラーム弁)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)圧力スイッチは手動で操作するスイッチである
(2)リターディングチャンバーは配管内の圧力変動による誤報を防止する装置である
(3)一斉開放弁は閉鎖型スプリンクラー設備に使用される
(4)乾式弁は湿式スプリンクラー設備に使用される

問21

予作動式スプリンクラー設備に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)閉鎖型ヘッドと火災感知器の両方を使用する
(2)平常時は配管内が大気圧又は低圧の空気で満たされている
(3)感知器が作動すると予作動弁が開き配管内に充水される
(4)ヘッドが開放しなくても感知器の作動だけで自動的に散水される

問22

水噴霧消火設備に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)冷却効果のみで消火する
(2)冷却効果・窒息効果・乳化効果の3つの消火作用がある
(3)油火災には使用できない
(4)泡を生成して消火する

問23

屋外消火栓設備に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)地上式と地下式の2種類がある
(2)放水量は毎分350リットル以上である
(3)防護範囲は建物の各部分からホース接続口までの水平距離40m以下である
(4)1人で操作できる

問24

加圧送水装置に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ポンプ方式は電動機でポンプを駆動し、最も広く使用されている
(2)高架水槽方式は建物の地下に水槽を設置する方式である
(3)圧力タンク方式はポンプ方式より大規模な建物に適している
(4)3つの方式のうち、圧力タンク方式が最も多く使用されている

問25

渦巻ポンプの性能に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)性能曲線(Q-H曲線)では一般に流量が増えると揚程が下がる
(2)締切運転は長時間行うと水温上昇でポンプが損傷するおそれがある
(3)キャビテーションは吐出側の圧力が過大になると発生する
(4)サージングはポンプの運転点が不安定な領域にあるときに発生する

問26

呼水装置に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)呼水装置はポンプの吐出側に設置する
(2)呼水装置はポンプのケーシング内を水で満たし、ポンプを確実に起動させるためのものである
(3)高架水槽方式では呼水装置が必要である
(4)呼水槽の有効水量は50リットル以上あればよい

問27

配管に使用するバルブに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)仕切弁は流量調節に最も適したバルブである
(2)玉形弁は全開・全閉の使い方が主で、流路の抵抗が小さい
(3)逆止弁は水の逆流を防止するためのバルブである
(4)バタフライ弁は小口径の配管にのみ使用される

問28

消防ポンプの性能試験に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)締切運転では弁を全閉にして運転し、締切揚程が定格揚程の140%以下であることを確認する
(2)定格運転では定格流量の50%の流量で運転する
(3)150%運転では揚程が定格揚程の100%以上であることを確認する
(4)性能試験は5年に1回実施する

問29

末端試験弁に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)末端試験弁はスプリンクラー設備の配管の末端付近に設置される
(2)末端試験弁の開放により、流水検知装置が正常に作動することを確認する
(3)試験弁のオリフィスは1個のスプリンクラーヘッドの放水量に相当する口径である
(4)末端試験弁を開放すると、実際にスプリンクラーヘッドから散水される

問30

配管の耐圧試験に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)設置後10年を経過した配管について耐圧性能の点検を行う
(2)耐圧試験は設置後5年から実施する
(3)耐圧試験は空気圧により行う
(4)試験後に微量の漏水が認められても合格とする


実技試験(鑑別)

問31

下の写真の機器について、次の問いに答えなさい。

消防用渦巻ポンプの外観

(1)この機器の名称を答えなさい。
(2)この機器の主要な構成部品を3つ答えなさい。

問32

下の写真はア・イの2種類のスプリンクラーヘッドである。次の問いに答えなさい。

スプリンクラーヘッド ア・イ

(1)ア・イの名称をそれぞれ答えなさい。
(2)アとイの構造上の違いを1つ答えなさい。

問33

下の写真は流水検知装置の構成部品である。(ア)〜(ウ)の名称と役割をそれぞれ答えなさい。

流水検知装置の構成部品 ア・イ・ウ

問34

下の写真はア〜ウの3種類のバルブである。次の問いに答えなさい。

バルブ3種 ア・イ・ウ

(1)ア〜ウの名称をそれぞれ答えなさい。
(2)イのバルブの主な用途を答えなさい。

問35

下の写真の設備について、次の問いに答えなさい。

易操作性1号消火栓の収納箱

(1)この設備の名称を答えなさい。
(2)この設備と1号消火栓との違いを2つ答えなさい。


実技試験(製図)

問36

下の平面図は、ある事務所ビル(鉄筋コンクリート造・耐火構造)の2階を示したものである。易操作性1号消火栓を設置する場合について、次の問いに答えなさい。

事務室A
40m × 20m = 800m²
天井高 3m
事務室B
20m × 30m = 600m²
天井高 3m
会議室
40m × 10m = 400m²
天井高 3m

建物全体:60m × 30m = 1,800m²

【条件】
・易操作性1号消火栓を使用する
・防護範囲:ホース接続口から水平距離25m以下
・各部分がいずれかの消火栓の防護範囲内に包含されること
・水源水量:易操作性1号消火栓は1個あたり2.6m³、最大同時使用個数は2

(1)建物の各部分を有効に包含するために必要な消火栓の最低設置個数を求め、その根拠を述べなさい。
(2)水源の最低水量を計算過程とともに求めなさい。

問37

下の系統図は、問36の建物に設置する屋内消火栓設備の配管系統を示したものである。(ア)〜(エ)に入る適切な語句または数値を答えなさい。また、ポンプの全揚程を求めなさい。

(ア)【地下1階ポンプ室】
├── 主配管(口径100A)
  ポンプ室 → 1階 → 2階
├── 2階 ── 易操作性1号消火栓 × (イ)個
├── 水源 ── (ウ)
  有効水量:(エ)m³以上
├── (ア)の吐出量 ── 毎分260リットル以上
├── 呼水装置 ── 呼水槽(有効水量100リットル以上)
└── 非常電源 ── 自家発電設備又は蓄電池設備
【全揚程の計算条件】
・実揚程(ポンプ中心からノズル先端までの高低差):12m
・配管の摩擦損失水頭(等価管長による計算済み):8m
・ノズル先端の放水圧力:0.17MPa(≈ 17m の水頭に相当)

解答・解説

全問解き終わったら、下の「解答を見る」ボタンで答え合わせをしましょう。

第1科目:法令共通

問1

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正解:(2)
消防法第2条第4項で「関係者」とは、防火対象物又は消防対象物の所有者、管理者又は占有者と定義されています。所有者だけでなく、テナントの店長(管理者)や入居者(占有者)も含まれます。

問2

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正解:(3)
寺院は施行令別表第一(15)項に該当し、非特定防火対象物です。旅館は(5)項イ、老人デイサービスセンターは(6)項ロ、物品販売店舗は(4)項で、いずれも特定防火対象物です。

問3

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正解:(4)
収容人員300人以上の特定防火対象物では甲種防火管理者を選任しなければなりません。乙種防火管理者では不十分です(消防法施行令第3条)。

問4

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正解:(2)
用途変更により特定防火対象物になった場合は、消防法第17条の2の5の規定により新基準が遡及適用されます。既設建物でも、用途変更で危険度が上がれば新しい基準に合わせなければなりません。

問5

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正解:(2)
消防設備士は免状交付後、最初の4月1日から2年以内に最初の講習を受け、その後は5年ごとに受講します。甲種・乙種どちらも義務があります。

問6

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正解:(4)
消防同意の期限は一律ではありません。一般の建築物は7日以内ですが、その他(住宅等の小規模建築物)は3日以内です(消防法第7条第2項)。

第2科目:法令類別

問7

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正解:(1)
事務所は施行令別表第一(15)項でB群(基準面積1,000m²)。耐火構造+内装制限で面積が2倍に緩和され、1,000m² × 2 = 2,000m²以上で設置義務が生じます。飲食店はA群で700m²が基準です。地階・無窓階は150m²以上で設置義務があります。

問8

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正解:(1)
11階以上の階は延べ面積に関係なくスプリンクラー設備の設置義務があります。病院には面積不問で設置が必要な場合もあります。地階は1,000m²以上、4階〜10階は1,500m²以上が基準です。

問9

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正解:(4)
屋外消火栓の防護範囲は建物の各部分からホース接続口までの水平距離40m以下です。25mは屋内消火栓(1号・易操作性1号)の防護範囲です。

問10

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正解:(3)
2号消火栓は1人で操作でき、保形ホースを使用します。1号消火栓の放水量が130L/min、2号は60L/minです。1号消火栓は2人で操作(易操作性1号は1人)。広範囲型2号の防護範囲は25mです。

第3科目:機械の基礎

問11

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正解:(2)
モーメントのつりあいにより、A点まわりの回転を計算します。
40N × 0.5m = F × 2m
20 = 2F
F = 10N

問12

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正解:(3)
引張応力 σ = F ÷ A = 4,000N ÷ 200mm² = 20 N/mm² = 20 MPa

問13

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正解:(2)
ステンレス鋼は鉄にクロム(Cr)を12%以上含む合金で、表面に不動態被膜を形成し耐食性に優れます。鋳鉄は炭素含有量が多く硬いが脆い(展延性が低い)。アルミニウムは鉄の約1/3の密度です。

問14

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正解:(3)
ベルヌーイの定理により、管路が細くなると流速が速くなり、静圧は低下します。「静圧が上昇する」は誤りです。速度エネルギーと圧力エネルギーの合計が一定(エネルギー保存則)であるため、速度が増せば圧力は下がります。

問15

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正解:(1)
渦巻ポンプは羽根車(インペラ)の回転による遠心力で水にエネルギーを与えます。自吸能力がないため呼水装置が必要です。キャビテーションは吸込側の圧力低下で発生し、ウォーターハンマーは流速の急激な変化で発生します。

第4科目:構造・機能・整備

問16

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正解:(3)
易操作性1号消火栓は1人で操作でき、放水量は毎分130L以上です。1号の防護範囲は25m(15mではない)、2号の放水量は60L/min、広範囲型2号は80L/minです。

問17

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正解:(4)
広範囲型2号消火栓は保形ホースを使用します(平ホースではありません)。1号のみが平ホースで、易操作性1号・2号・広範囲型2号はすべて保形ホースです。

問18

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正解:(3)
予作動式は、感知器の作動で予作動弁が開いて充水され、さらにヘッドの開放で散水する二重チェック方式です。湿式は配管内が水、乾式は空気です。開放型は開放型ヘッド(感熱体なし)を使用します。

問19

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正解:(2)
コンシールド型はカバー(化粧板)で覆われており、火災時にカバーが熱で脱落してヘッドが露出し、その後感熱体が作動して散水します。フレーム型は天井から突出、高感度型は作動時間が短い、開放型には感熱体がないです。

問20

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正解:(2)
リターディングチャンバーは、配管内の圧力変動(水撃等)による誤報を防止する装置です。圧力スイッチは自動で作動し、一斉開放弁は開放型SPに、乾式弁は乾式SPに使用されます。

問21

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正解:(4)
予作動式では、感知器の作動だけでは散水されません。感知器作動で予作動弁が開いて配管に充水されますが、実際の散水はヘッドが熱で開放されて初めて行われます。これが「二重チェック」の仕組みです。

問22

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正解:(2)
水噴霧消火設備は水を微細な霧状にして放射し、冷却効果(水の気化熱)、窒息効果(水蒸気による酸素遮断)、乳化効果(油の表面に乳化層を形成)の3つの消火作用があります。油火災にも有効です。

問23

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正解:(4)
屋外消火栓は2人以上で操作します(1人では操作できません)。ホースの展張と放水操作に人手が必要なためです。地上式・地下式の2種類があり、放水量350L/min以上、防護範囲40mは正しいです。

問24

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正解:(1)
ポンプ方式は電動機(モーター)でポンプを駆動する方式で、最も広く使用されています。高架水槽方式は建物の屋上等の高所に水槽を設置する方式です。圧力タンク方式は小規模向けです。

問25

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正解:(3)
キャビテーションは吸込側の圧力が低下して水が局所的に気化する現象です。吐出側の圧力過大ではありません。振動・騒音・性能低下・羽根車の壊食(エロージョン)を引き起こします。

問26

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正解:(2)
呼水装置はポンプのケーシング内を水で満たし、ポンプを確実に起動させるためのものです。ポンプの吸込側に設置します。高架水槽方式は自然落差で給水するため呼水装置は不要です。呼水槽の有効水量は100リットル以上です。

問27

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正解:(3)
逆止弁(チェックバルブ)は水の逆流を防止するバルブです。仕切弁は全開・全閉用(流量調節不向き)、玉形弁は流量調節向き(流路抵抗が大きい)、バタフライ弁は大口径にも使用されます。

問28

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正解:(1)
締切運転(流量0)では弁を全閉にし、締切揚程が定格揚程の140%以下であることを確認します。定格運転は定格流量の100%、150%運転の揚程は定格の65%以上が基準です。性能試験は総合点検(1年に1回)で実施します。

問29

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正解:(4)
末端試験弁を開放しても、スプリンクラーヘッドからは散水されません。末端試験弁は配管末端に設置された試験用の弁とオリフィスであり、ヘッド1個分の流量を流して流水検知装置の作動を確認するものです。

問30

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正解:(1)
設置後10年を経過した配管は耐圧性能の点検対象です。その後は3年ごとに実施します。試験は水圧で行い(空気圧ではない)、漏水があれば不合格です。

実技:鑑別

問31

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(1) 渦巻ポンプ(消防用加圧送水装置のポンプ)
(2) 主要な構成部品:
・羽根車(インペラ)— 回転して水に遠心力を与える
・ケーシング(渦巻室)— 水の速度エネルギーを圧力に変換する
・軸封装置(メカニカルシール)— 軸の貫通部から水漏れを防ぐ

問32

解答を見る

(1)
・ア:閉鎖型スプリンクラーヘッド(フレーム型)
・イ:開放型スプリンクラーヘッド
(2) 構造上の違い:
アには感熱体(ヒュージブルリンク又はグラスバルブ)があり、熱で自動的に開放する。イには感熱体がなく、常時開放状態である。

問33

解答を見る

ア:圧力スイッチ — 流水を検知して受信機に火災信号を送る
イ:リターディングチャンバー — 配管の圧力変動(水撃等)による誤報を防止する
ウ:アラーム弁本体(流水検知装置) — 弁体が開いて流水を検知し、圧力スイッチ側に送水する

問34

解答を見る

(1)
・ア:仕切弁(ゲートバルブ)
・イ:逆止弁(チェックバルブ)
・ウ:玉形弁(グローブバルブ)
(2) イ(逆止弁)の主な用途:
水の逆流を防止する。ポンプの吐出側に設置し、ポンプ停止時に水が逆流するのを防ぐ。

問35

解答を見る

(1) 易操作性1号消火栓
(2) 1号消火栓との違い:
① 1人で操作できる(1号消火栓は2人必要)
② 保形ホースを使用する(1号消火栓は平ホース)
※ 放水量(130L/min以上)と防護範囲(25m)は1号と同じ。

実技:製図

問36

解答を見る

(1) 最低設置個数:3個

建物の寸法は60m × 30mです。易操作性1号消火栓の防護範囲は水平距離25mなので、建物のすべての部分がいずれかの消火栓から25m以内に収まる必要があります。

消火栓を2個配置した場合、たとえば(15m, 15m)と(45m, 15m)に置いても、建物の四隅(0, 0)までの距離は√(15²+15²)≈21.2mでカバーできますが、中間部分(30m, 0)や(30m, 30m)から最寄りの消火栓までの距離は√(15²+15²)≈21.2mとなります。しかし、建物形状が3室に分かれているため、各室に1個ずつ計3個が確実です。

3個を配置すれば(例:事務室A中央付近・事務室B中央付近・会議室付近)、各消火栓から各室の端まで25m以内に確実に収まります。

(2) 水源の最低水量:5.2m³

水源水量 = 最大同時使用個数 × 1個あたりの水量
= 2個 × 2.6m³
= 5.2m³

※ 設置個数が2以上の場合、最大同時使用個数は2個で算定します。

問37

解答を見る

(ア)加圧送水装置(消防ポンプ)
(イ)3(問36の解答より最低3個)
(ウ)地下水槽(消火水槽)
(エ)5.2(= 2個 × 2.6m³)

全揚程の計算:
全揚程 = 実揚程 + 摩擦損失水頭 + ノズル放水圧力換算水頭
= 12m + 8m + 17m
= 37m

ポンプはこの全揚程(37m)以上の揚程を持つものを選定します。

-力試し模擬試験