「乙種6類 模擬試験 第1回」の解答と解説です。まだ全35問を解いていない場合は、先に問題ページへ戻ってください。
正答一覧
| 問1 | ③ | 問2 | ② | 問3 | ③ | 問4 | ③ | 問5 | ② |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 問6 | ④ | 問7 | ② | 問8 | ③ | 問9 | ③ | 問10 | ④ |
| 問11 | ③ | 問12 | ③ | 問13 | ③ | 問14 | ① | 問15 | ④ |
| 問16 | ③ | 問17 | ③ | 問18 | ④ | 問19 | ① | 問20 | ② |
| 問21 | ④ | 問22 | ④ | 問23 | ③ | 問24 | ② | 問25 | ④ |
| 問26 | ① | 問27 | ② | 問28 | ② | 問29 | ③ | 問30 | ③ |
| 問31 | ③ | 問32 | ② | 問33 | ③ | 問34 | ② | 問35 | ④ |
採点方法
筆記は、次の3科目すべてで40%以上、かつ筆記全体で60%以上が公式の合格基準です。この模試では、法令4問以上、基礎2問以上、構造・整備6問以上、筆記全体18問以上が目安になります。
| 区分 | 対象 | 正答数 | 40%の目安 |
|---|---|---|---|
| 消防関係法令 | 問1〜10 | /10 | 4問以上 |
| 基礎的知識 | 問11〜15 | /5 | 2問以上 |
| 構造・機能および整備 | 問16〜30 | /15 | 6問以上 |
| 筆記全体 | 問1〜30 | /30 | 18問以上 |
| 鑑別等 | 問31〜35 | /5 | 参考値 |
実技の採点に関する注意
本試験は実技60%以上が必要ですが、各設問の配点は公表されていません。この模試では復習しやすいよう1問1点で数えますが、「3問正解なら本試験でも合格」とは判定できません。
消防関係法令の解説
問1 正解:③
消防法第1条は、火災の予防・警戒・鎮圧により国民の生命、身体、財産を保護し、災害による被害を軽減することなどを目的としています。
問2 正解:②
消火器は、消防の用に供する設備の一つです。一般の事務用品や家電製品は消防用設備等には含まれません。
問3 正解:③
乙種消防設備士は、免状に記載された種類の消防用設備等について整備と点検を行えます。工事を行えるのは甲種です。
問4 正解:③
防火管理者を定める義務を負うのは、防火対象物の管理について権原を有する者です。消防長または消防署長は、要件を満たす防火対象物に対して必要な命令を行う立場です。
問5 正解:②
氏名など免状の記載事項に変更が生じたときは、所定の書換え手続が必要です。住所変更だけの場合など、書換えの対象にならない事項もあるため、申請先の案内を確認します。
問6 正解:④
消防設備士が法令違反などをした場合、都道府県知事は免状の返納を命じることができます。
問7 正解:②
小型消火器は、防火対象物の各部分から一つの消火器までの歩行距離が20m以下となるよう配置するのが原則です。
問8 正解:③
必要な能力単位を算定した結果に1未満の端数がある場合は、切り上げて整数とします。2.3単位なら3単位が必要です。
問9 正解:③
大型消火器は、防火対象物の各部分から一つの消火器までの歩行距離が30m以下となるよう配置するのが原則です。
問10 正解:④
消火器の標識は、短辺8cm以上、長辺24cm以上が基準です。そのため「12cm以上、36cm以上」とした④が誤りです。
基礎的知識の解説
問11 正解:③
力のモーメントは、「力×支点から力の作用線までの垂直距離」で表します。単位にはN・mなどを用います。
問12 正解:③
圧力は単位面積あたりに垂直に作用する力で、「力÷面積」です。PaはN/㎡と同じです。
問13 正解:③
同じ液体の静水圧は、液面からの深さに比例して大きくなります。同じ深さなら、容器の形だけで圧力は変わりません。
問14 正解:①
延性は、引張力を受けた材料が線状に延びる性質です。外力を除いたとき元の形に戻ろうとする性質は弾性、壊れやすい性質は脆性といいます。
問15 正解:④
腐食が進むと肉厚が減少し、強度や耐圧性能に影響します。異種金属の接触や湿気は腐食の要因になり、塗装は防食方法の一つです。
構造・機能および整備の解説
問16 正解:③
抑制作用は、燃焼の連鎖反応を化学的に抑える作用です。冷却は温度を下げ、窒息は酸素濃度を下げ、除去は可燃物を取り除く作用です。
問17 正解:③
蓄圧式粉末消火器は、通常時から本体容器内が加圧されており、指示圧力計で圧力状態を確認できます。
問18 正解:④
二酸化炭素消火器は放射時に低温となります。ホーンの指定された把持部以外に触れると凍傷のおそれがあるため、取扱表示に従います。狭い場所では酸欠にも注意が必要です。
問19 正解:①
強化液消火薬剤は、炭酸カリウムなどのアルカリ金属塩類を含む水溶液です。冷却作用に加え、薬剤による消火効果を利用します。
問20 正解:②
ABC粉末消火薬剤には、リン酸アンモニウム塩類などが用いられます。適応火災は消火器の表示で確認します。
問21 正解:④
適応火災、使用方法、製造年などは本体表示で確認します。設置先の建物所有者名は、消火器の法定表示事項ではありません。
問22 正解:④
蓄圧式粉末消火器は本体容器内に常時圧力がかかっており、指示圧力計で状態を確認できます。加圧式は、使用時に加圧用ガス容器を作動させます。
問23 正解:③
粉末消火薬剤は、吸湿すると固化して放射性能が低下することがあります。内部点検では、変色、腐敗、沈殿物、汚れ、固化などがないことを確認します。
問24 正解:②
外観点検では、本体容器の腐食や変形、ホース・ノズル、安全栓などを確認します。薬剤の状態確認は内部点検に関する項目で、外観点検の場で化学成分を分析するものではありません。
問25 正解:④
二酸化炭素は気体として放射されるため、粉末状の薬剤が多く残るという説明は誤りです。粉末は吸湿により固化することがあります。
問26 正解:①
外形に異常がない粉末消火器では、内部および機能の点検を開始する時期は、加圧式が製造年から3年、蓄圧式が5年です。消火器の種類や状態により扱いが異なるため、点検基準と点検要領で確認します。
問27 正解:②
本体容器内に圧力が残った状態でキャップを外すのは危険です。残圧を確認し、製品の構造に応じた所定の方法で完全に減圧してから分解します。
問28 正解:②
液化二酸化炭素、窒素ガスまたはその混合ガスを充てんした密封式ガス容器は、総質量をはかって充てん量を確認します。バルブ付きの窒素ガス容器は圧力で確認するなど、構造によって方法が異なります。
問29 正解:③
耐圧性能の点検で不合格となった本体容器を、現場で溶接補修して再使用することはできません。水圧を加え、変形、損傷、漏水などがないことを確認します。
問30 正解:③
異なる種類の消火薬剤を混合してはいけません。再充てん後は、部品の取付け、漏れ、表示、封印などを確認します。
鑑別等の解説
問31 正解:③
ホーン状の放射部を持ち、放射後に粉末状の残留物が生じにくいという特徴から、二酸化炭素消火器と判断できます。放射部は低温になるため、指定された把持部以外に触れないようにします。
問32 正解:②
容器下部の消火薬剤をバルブ側へ導く管はサイホン管です。安全栓は誤作動を防ぎ、指示圧力計は圧力状態を示します。
問33 正解:③
適応火災の色別表示は、A火災が白、B火災が黄、C火災が青です。文字だけでなく色の組合せでも覚えます。
問34 正解:②
圧力を逃がす専用プラグがない蓄圧式粉末消火器では、消火器を逆さにしてレバーをゆっくり握り、ガスだけを抜く方法があります。実際の整備では、必ず製品の構造と整備要領を確認し、安全な場所・装備で作業します。
問35 正解:④
消火器の区別、使用方法、製造年などは本体の表示事項です。建物へ設置した年月日は、消火器本体の法定表示事項ではありません。
間違えた問題の戻り先
- 問1〜10を間違えた:消防法、消防法施行令、消防法施行規則の該当箇所を確認する
- 問11〜15を間違えた:公式と単位を書き出し、数値を変えて解き直す
- 問16〜30を間違えた:薬剤・構造・点検方法を対にして整理する
- 問31〜35を間違えた:器具名だけでなく、識別点と安全上の注意を説明する
確認に使用した公式資料
- e-Gov法令検索:消防法
- e-Gov法令検索:消防法施行令
- e-Gov法令検索:消防法施行規則
- 消防試験研究センター:試験科目及び問題数
- 消防試験研究センター:過去に出題された問題
- 総務省消防庁:消火器の点検基準・点検要領
最終確認日:2026年7月19日。法令や試験案内は改正される場合があるため、受験時点の公式資料も確認してください。
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