【1類】ミニテスト

【1類】水噴霧・屋外消火栓・動力消防ポンプ ミニテスト(10問)

水噴霧・屋外消火栓・動力消防ポンプ ミニテスト(10問)

水噴霧消火設備の消火効果と噴霧ヘッド、屋外消火栓設備の構造と放水性能、動力消防ポンプ設備の特徴、そしてそれぞれの設置義務と技術基準を確認するミニテストです。

元の記事で復習したい方はこちら:
水噴霧消火設備の構造と機能|噴霧ヘッド・冷却窒息乳化効果をわかりやすく解説
屋外消火栓設備と動力消防ポンプ設備の構造と機能|地上式・地下式の違い・放水性能をわかりやすく解説
水噴霧・屋外消火栓・動力消防ポンプの設置義務と技術基準|施行令第13条・第19条・第20条をわかりやすく解説


【第1問】

水噴霧消火設備が持つ3つの消火効果の組み合わせとして、正しいものはどれか。

(1)冷却・希釈・窒息
(2)冷却・窒息・乳化
(3)窒息・抑制・乳化
(4)冷却・抑制・希釈

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正解:(2)
水噴霧消火設備は「冷却効果」「窒息効果」「乳化効果」の3つを同時に発揮します。特に乳化効果は水噴霧ならではの消火効果で、霧状の水が油面に水膜(エマルション)を形成し、可燃性蒸気の発生を抑えます。


【第2問】

水噴霧消火設備が電気火災にも使用できる理由として、正しいものはどれか。

(1)使用する水に絶縁性の薬剤が混合されているため
(2)霧状の水滴が分散しており連続した水の道ができないため
(3)放水圧力が低く電気設備に影響を与えないため
(4)噴霧ヘッドに絶縁コーティングが施されているため

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正解:(2)
霧状の水は水滴が細かく分散しているため、水滴同士がつながった連続的な水の道ができず、電気を通す導体になりません。棒状放水は連続した水流なので電気を通しますが、水噴霧なら変電設備やケーブル室にも使用できます。


【第3問】

噴霧ヘッドのうち、高圧の水をデフレクター(反射板)に衝突させて霧化する方式の名称として、正しいものはどれか。

(1)渦巻型(スワール型)
(2)衝突型(デフレクター型)
(3)遠心型(スピンドル型)
(4)噴射型(ジェット型)

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正解:(2)
衝突型(デフレクター型)は、ノズルから噴出した高圧の水をデフレクター(反射板)に衝突させて霧化する方式で、構造がシンプルなため最も一般的に使われます。渦巻型(スワール型)はヘッド内部で水に旋回を与え、遠心力で霧化する方式です。


【第4問】

屋外消火栓設備の放水性能について、正しいものはどれか。

(1)放水量 130L/min以上、放水圧力 0.17MPa以上
(2)放水量 260L/min以上、放水圧力 0.17MPa以上
(3)放水量 350L/min以上、放水圧力 0.25MPa以上
(4)放水量 450L/min以上、放水圧力 0.35MPa以上

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正解:(3)
屋外消火栓設備の放水量は350L/min以上、放水圧力は0.25MPa以上です。1号消火栓(130L/min)の約2.7倍の放水量があり、建物の外から大量の水で延焼を防ぐ必要があるため、大容量の性能が要求されます。ノズル口径は19mmです。


【第5問】

屋外消火栓の種類のうち、地面から赤い柱が立っているタイプの名称と、その欠点の組み合わせとして正しいものはどれか。

(1)地上式 ── 車両の衝突で破損するリスクがある
(2)地上式 ── 蓋の位置がわかりにくい場合がある
(3)地下式 ── 車両の衝突で破損するリスクがある
(4)地下式 ── 地上に突出物があり邪魔になる

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正解:(1)
地上式は地面から赤い柱が立っている消火栓で、見つけやすい反面、車両がぶつかって破損するリスクがあります。地下式は蓋(マンホール)の下にあり、地上に突出物がなく車両通行の邪魔になりませんが、蓋の位置がわかりにくい場合があります。


【第6問】

動力消防ポンプ設備の最大の特徴として、正しいものはどれか。

(1)放水量がほかの消火設備より格段に大きい
(2)電源が不要でエンジン(内燃機関)で駆動する
(3)自動で火災を感知して起動する
(4)建物の内部からのみ放水する設計になっている

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正解:(2)
動力消防ポンプ設備はエンジン(内燃機関)で駆動するため、電源が不要です。停電時でも使えるのが最大の特徴で、屋外消火栓設備の代替として設置できます。可搬式と車載式があります。


【第7問】

水噴霧消火設備の設置が義務付けられる場所として、誤っているものはどれか。

(1)地階の駐車場で床面積200平方メートル以上のもの
(2)1階の駐車場で床面積500平方メートル以上のもの
(3)屋上部分の駐車場で床面積300平方メートル以上のもの
(4)地階の事務室で床面積200平方メートル以上のもの

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正解:(4)
水噴霧消火設備の設置対象は、駐車場・道路の用に供される部分・指定可燃物の貯蔵所です。一般の事務室は対象に含まれません。駐車場が対象となるのは、車両のガソリンによる油火災への対応が必要だからです。


【第8問】

屋外消火栓設備の設置義務について、耐火建築物の場合の基準として正しいものはどれか。

(1)延べ面積 3,000平方メートル以上
(2)延べ面積 9,000平方メートル以上
(3)1階と2階の床面積の合計 9,000平方メートル以上
(4)1階と2階の床面積の合計 6,000平方メートル以上

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正解:(3)
屋外消火栓設備の設置義務は「1階と2階の床面積の合計」で判定します(延べ面積ではありません)。耐火建築物は9,000平方メートル以上、準耐火建築物は6,000平方メートル以上、その他は3,000平方メートル以上です。外から放水する設備なので、消火できる低層部の面積で判定するのが合理的です。


【第9問】

水噴霧消火設備の駐車場における噴霧ヘッドの放水量として、正しいものはどれか。

(1)10 L/min・平方メートル 以上
(2)15 L/min・平方メートル 以上
(3)20 L/min・平方メートル 以上
(4)30 L/min・平方メートル 以上

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正解:(3)
駐車場における水噴霧消火設備の放水量は20 L/min・平方メートル以上です。指定可燃物の場合は10 L/min・平方メートル以上です。駐車場のほうが放水量が多いのは、ガソリンは引火点が低く燃焼速度が速いため、大量の水で一気に冷却・乳化する必要があるからです。


【第10問】

水噴霧消火設備の水源容量は、最大防護区域の全噴霧ヘッドが同時に放水した場合に何分間継続できる量が必要か。

(1)10分間
(2)20分間
(3)30分間
(4)45分間

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正解:(2)
水噴霧消火設備の水源は、最大防護区域の全噴霧ヘッドが同時に放水したとき20分間継続できる量が必要です。例えば、防護面積100平方メートルの地下駐車場なら、20 L/min・平方メートル × 100平方メートル × 20分 = 40,000L(40立方メートル)となります。


おつかれさまでした!

10問中何問正解できましたか?間違えた問題は、元の記事に戻って復習しましょう。

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