【2類】ミニテスト

【2類】泡消火設備の設置基準・点検 ミニテスト(10問)

泡消火設備の設置基準・点検 ミニテスト(10問)

泡消火設備の設置義務(施行令第13条)・技術基準(施行令第15条)・方式ごとの放射量と放射時間・点検の種類と周期・発泡倍率と25%還元時間の測定方法から出題します。

元の記事で復習したい方はこちら:
泡消火設備の設置義務と技術基準|施行令第13条・第15条をわかりやすく解説
泡消火設備の点検・整備と試験方法|発泡倍率・還元時間の測定をわかりやすく解説


【第1問】

施行令第13条で「水噴霧消火設備等」として規定されている5つの消火設備の関係について、正しいものはどれか。

(1)5つすべてを設置しなければならない
(2)いずれか1つを設置すればよい
(3)泡消火設備は必ず設置しなければならず、他の4つは任意である
(4)2つ以上を組み合わせて設置しなければならない

解答を見る

正解:(2)
施行令第13条の水噴霧・泡・不活性ガス・ハロゲン化物・粉末の5設備は選択関係にあり、いずれか1つを設置すれば法令上はOKです。ただし実際には、設置場所の特性に合わせて最適な設備が選ばれます。


【第2問】

駐車場における泡消火設備等の設置面積基準について、正しいものはどれか。

(1)地階・2階以上:500㎡以上、1階:200㎡以上
(2)地階・2階以上:200㎡以上、1階:500㎡以上
(3)すべての階で300㎡以上
(4)地階:100㎡以上、1階以上:300㎡以上

解答を見る

正解:(2)
駐車場の面積基準は、地階・2階以上が200㎡以上、1階が500㎡以上、屋上が300㎡以上です。地階は煙と熱がこもりやすく避難経路も限られるため、最も厳しい基準が設けられています。


【第3問】

泡消火設備が選ばれやすい場所の条件として、最も適切なものはどれか。

(1)電気機器が多く、水損を避けたい場所
(2)油火災のリスクがあり、人がいる可能性がある広い面積の場所
(3)密閉された小さな部屋で、確実に消火したい場所
(4)普通火災のみが想定される一般的なオフィス

解答を見る

正解:(2)
泡消火設備が選ばれるのは「油火災」+「人がいる可能性」+「広い面積」の条件が揃う場所です。駐車場・石油タンク・航空機格納庫などが典型例です。電気室には水損のリスクがあるため不活性ガスや粉末が選ばれ、一般オフィスにはスプリンクラーが適しています。


【第4問】

フォームヘッド方式の技術基準について、防護面積1㎡あたりの泡水溶液の放射量として正しいものはどれか。

(1)3.5 L/min以上
(2)6.5 L/min以上
(3)8.0 L/min以上
(4)10.0 L/min以上

解答を見る

正解:(2)
フォームヘッド方式の放射量基準は、防護面積1㎡あたり6.5 L/min以上です。この値は泡の体積ではなく、泡水溶液の液量で計算します。水源はこの放射量で10分間放射できる量が必要です。


【第5問】

固定泡放出口方式(液面上注入方式)において、合成界面活性剤泡の放射率と放射時間の組み合わせとして正しいものはどれか。

(1)放射率 4 L/min・㎡、放射時間 30分
(2)放射率 4 L/min・㎡、放射時間 10分
(3)放射率 8 L/min・㎡、放射時間 10分
(4)放射率 8 L/min・㎡、放射時間 20分

解答を見る

正解:(3)
合成界面活性剤泡は耐熱性が低く、油面上で泡が壊れやすいため、放射率を他の薬剤(4 L/min・㎡)の2倍にあたる8 L/min・㎡に増やし、大量の泡で補います。放射時間は10分です。薬剤の弱点が技術基準の数値に直接反映されています。


【第6問】

固定泡放出口方式(液面上注入方式)において、たん白泡の放射時間が30分と最も長い理由として、正しいものはどれか。

(1)耐熱性が低く、大量に放射しないと泡が維持できないため
(2)流動性が低く、油面全体を覆うのに時間がかかるため
(3)膨張比が非常に高く、大量の泡を作るのに時間がかかるため
(4)混合比率が高く、薬剤の混合に時間を要するため

解答を見る

正解:(2)
たん白泡は耐熱性・耐油性は非常に高いものの、流動性が低い(ネバネバして広がりにくい)のが弱点です。そのため油面全体を泡で覆うのに時間がかかり、放射時間が30分と長く設定されています。


【第7問】

泡消火設備の点検の種類と周期の組み合わせとして、正しいものはどれか。

(1)機器点検:3ヶ月に1回、総合点検:6ヶ月に1回
(2)機器点検:6ヶ月に1回、総合点検:1年に1回
(3)機器点検:1年に1回、総合点検:3年に1回
(4)機器点検:1年に1回、総合点検:2年に1回

解答を見る

正解:(2)
泡消火設備の点検は、他の消防用設備等と同じく機器点検が6ヶ月に1回、総合点検が1年に1回です。発泡倍率や25%還元時間の測定は、実際に泡を放射して行う総合点検の項目です。


【第8問】

発泡倍率の測定手順として、正しい順序はどれか。

(1)泡の重さを量る → 泡を採取する → 泡水溶液の体積を求める → 発泡倍率を計算する
(2)泡を採取する → 泡の重さを量る → 泡水溶液の体積を求める → 発泡倍率を計算する
(3)泡水溶液の体積を量る → 泡を放射する → 泡の体積を量る → 発泡倍率を計算する
(4)泡を採取する → 泡の体積を量る → 泡の膨張率を測定する → 発泡倍率を計算する

解答を見る

正解:(2)
正しい手順は、(1)一定容積の容器に泡を採取する、(2)泡の入った容器の重さを量る(空容器の重さを差し引く)、(3)泡の重さから泡水溶液の体積を求める(比重がほぼ1なので重さ(g)=体積(mL))、(4)容器の容積÷泡水溶液の体積で発泡倍率を計算する、という順序です。


【第9問】

低発泡方式(フォームヘッド等)における発泡倍率の判定基準として、正しいものはどれか。

(1)3倍以上
(2)5倍以上
(3)10倍以上
(4)20倍以上

解答を見る

正解:(2)
低発泡方式の発泡倍率の判定基準は5倍以上です。発泡倍率が5倍を下回る場合は、泡消火薬剤の劣化、混合装置の不具合、またはヘッド・ノズルの詰まりが疑われます。


【第10問】

固定式泡消火設備の水源に必要な容量(放射時間)と、移動式泡消火設備の水源に必要な容量(放射時間)の組み合わせとして、正しいものはどれか。

(1)固定式:10分間、移動式:10分間
(2)固定式:15分間、移動式:20分間
(3)固定式:10分間、移動式:15分間
(4)固定式:20分間、移動式:30分間

解答を見る

正解:(3)
固定式(フォームヘッド方式など)の水源は放射量の10分間分、移動式は15分間分が必要です。移動式は人が操作するため起動までに時間がかかり、放射方向にもムラが出やすいことから、長い放射時間を確保して消火の確実性を高めています。


おつかれさまでした!

10問中何問正解できましたか?間違えた問題は、元の記事に戻って復習しましょう。

他のテーマのミニテストにも挑戦してみてください!

-【2類】ミニテスト