【4類】ミニテスト

【4類】自火報のシステム全体像・中継器・配線 ミニテスト(10問)

自火報のシステム全体像・中継器・配線 ミニテスト(10問)

自動火災報知設備(自火報)の構成機器・信号の流れ・P型とR型の違い、そして中継器の役割と配線(耐火配線・耐熱配線)に関する10問です。

元の記事で復習したい方はこちら:
自動火災報知設備(自火報)の全体像|構成機器と信号の流れをわかりやすく解説
中継器と配線の基礎|耐火配線・耐熱配線の違いをわかりやすく解説


【第1問】

自動火災報知設備を構成する機器の組み合わせとして、該当しないものはどれか。

(1)感知器・発信機・受信機
(2)中継器・地区音響装置・表示灯
(3)感知器・検知器・受信機
(4)感知器・受信機・地区音響装置

解答を見る

正解:(3)
「検知器」は自火報ではなくガス漏れ火災警報設備の構成機器です。自火報の構成機器は感知器・発信機・受信機・中継器・地区音響装置・表示灯の6つです。


【第2問】

自火報の信号の流れに関する記述のうち、正しいものはどれか。

(1)感知器が作動すると、地区音響装置に直接信号が送られてベルが鳴る
(2)発信機を押した場合は、受信機を経由せずに消防機関へ通報される
(3)感知器が作動すると、受信機が信号を受けて火災の場所を表示し、地区音響装置を鳴動させる
(4)受信機が火災信号を受信しても、手動でベルを鳴らす操作が必要である

解答を見る

正解:(3)
自火報の信号の流れは「感知器→受信機→地区音響装置」です。感知器から直接ベルが鳴るわけではなく、受信機を経由して火災場所の表示と音響鳴動が行われます。


【第3問】

P型受信機の自火報システムに関する記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)警戒区域ごとに専用の回線を引く方式である
(2)「どの警戒区域で火災が発生したか」を特定できる
(3)感知器1つ1つに固有のアドレスが割り振られている
(4)小〜中規模の建物に適した方式である

解答を見る

正解:(3)
感知器に固有のアドレスを割り振るのはR型の特徴です。P型は回線単位で火災区域を特定する方式なので、同一回線上のどの感知器が作動したかまでは特定できません。


【第4問】

自火報の予備電源に関する記述のうち、正しいものはどれか。

(1)予備電源の容量は、監視状態で5分間以上、作動状態で5分間以上あればよい
(2)予備電源には蓄電池を使用し、監視状態で10分間以上、作動状態で10分間以上の容量が必要である
(3)常用電源が正常であれば、予備電源を設ける必要はない
(4)予備電源には乾電池を使用することができる

解答を見る

正解:(2)
予備電源は蓄電池で、監視状態10分間+作動状態10分間以上の容量が必要です。乾電池は使えず、常用電源が正常でも予備電源は必ず設けなければなりません。


【第5問】

P型感知器回線の末端に終端抵抗を設ける目的として、正しいものはどれか。

(1)感知器の感度を上げるため
(2)受信機の消費電力を低減するため
(3)配線の断線を監視するため
(4)感知器の誤作動を防止するため

解答を見る

正解:(3)
終端抵抗を通じて常時流れている監視電流が途切れることで、受信機が断線を検出できます。断線監視がなければ、火災時に感知器の信号が届かない事態になりかねません。


【第6問】

中継器の役割に関する記述のうち、該当しないものはどれか。

(1)感知器からの信号を受信機に中継する
(2)P型感知器の信号をR型受信機用に変換する
(3)受信機からの指令で防火戸やダンパーを作動させる
(4)火災の熱や煙を直接検出して火災信号を発信する

解答を見る

正解:(4)
中継器は信号の中継・変換・連動制御を行う装置であり、火災を直接検出する機能はありません。火災を検出するのは感知器の役割です。


【第7問】

自火報の配線のうち、耐火配線としなければならないものはどれか。

(1)感知器回線
(2)地区音響装置回線
(3)表示灯回線
(4)非常電源から受信機への回線

解答を見る

正解:(4)
耐火配線(840℃・30分)が必要なのは、非常電源回線と操作回線(連動回線)です。感知器回線・地区音響装置回線・表示灯回線は火災初期に役目を果たせばよいため、耐熱配線(380℃・15分)で足ります。


【第8問】

耐火電線と耐熱電線に関する記述のうち、正しいものはどれか。

(1)耐火電線の略称はHPで、840℃で30分間の耐火性能がある
(2)耐熱電線の略称はFP-Cで、380℃で15分間の耐熱性能がある
(3)耐火電線(FP-C)は耐熱配線が求められる場所にも使用できる
(4)耐熱電線(HP)は耐火配線が求められる場所にも使用できる

解答を見る

正解:(3)
耐火電線(FP-C:Fireproof)は耐熱電線(HP:Heatproof)の上位互換です。耐熱配線が必要な場所に耐火電線を使うことは可能ですが、逆に耐熱電線で耐火配線の代用はできません。


【第9問】

自火報の配線の施工に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)自火報の配線は、電灯やコンセントの配線と同じ金属管に収めてもよい
(2)感知器回線は送り配線とし、末端に終端抵抗を設ける
(3)耐熱配線の方法として、一般の電線を金属管に収めて配線する方法がある
(4)共通線が断線すると、接続されたすべての回線が機能しなくなる

解答を見る

正解:(1)
自火報の配線は他の電気回路の配線と分離して施工しなければなりません。同じ金属管に収めると、ノイズや短絡の影響で自火報が誤動作するおそれがあります。


【第10問】

自火報と他の設備の連動に関する記述のうち、該当しないものはどれか。

(1)煙感知器の信号で防火戸を自動閉鎖させる
(2)受信機からの信号で消防機関へ自動通報する
(3)感知器の作動でスプリンクラーの配管を自動的に洗浄する
(4)受信機からの信号で非常放送設備を起動させる

解答を見る

正解:(3)
自火報と連動する設備は、防火戸・排煙設備・消防機関への通報設備・非常放送設備などです。スプリンクラーの配管洗浄は自火報の連動対象ではありません。


おつかれさまでした!

10問中何問正解できましたか?間違えた問題は、元の記事に戻って復習しましょう。

他のテーマのミニテストにも挑戦してみてください!

-【4類】ミニテスト