「乙種7類 模擬試験 第2回」の解答・解説です。筆記は各問1つ、実技は模範解答の要点と照合してください。
採点上の注意:公式の合格基準は、筆記の各科目40%以上かつ筆記全体60%以上、実技全体60%以上です。実技の小問別配点は公表されていません。
筆記の正答一覧
| 問 | 答 | 問 | 答 | 問 | 答 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 11 | 2 | 21 | 1 |
| 2 | 1 | 12 | 2 | 22 | 1 |
| 3 | 2 | 13 | 2 | 23 | 1 |
| 4 | 1 | 14 | 1 | 24 | 1 |
| 5 | 1 | 15 | 2 | 25 | 1 |
| 6 | 2 | 16 | 1 | 26 | 2 |
| 7 | 3 | 17 | 1 | 27 | 3 |
| 8 | 2 | 18 | 1 | 28 | 1 |
| 9 | 1 | 19 | 1 | 29 | 1 |
| 10 | 3 | 20 | 1 | 30 | 1 |
消防関係法令(問1〜10)
問1:1
消防法第2条では、消防対象物または防火対象物の所有者、管理者、占有者を関係者としています。
問2:1
漏電火災警報器は警報設備です。避難はしごは避難設備、消火器は消火設備、連結送水管は消火活動上必要な施設です。
問3:2
乙種第7類は漏電火災警報器の整備・点検を行えます。乙種免状だけで対象設備の工事を行うことはできません。
問4:1
漏電火災警報器の変流器と受信機は自主表示対象機械器具等です。旧制度の型式承認・型式適合検定と混同しないようにします。
問5:1
機器点検は6か月に1回、総合点検は1年に1回が基本です。消防機関への結果報告周期とは別に考えます。
問6:2
点検結果の報告期間は、特定防火対象物が1年に1回、その他の防火対象物が3年に1回です。
問7:3
消防法施行令第22条では、まず対象となる壁・床・天井等の構造条件を確認し、そのうえで用途・面積・契約電流等の区分を照合します。
問8:2
50A超は複数ある設置区分の一つであり、他の用途・面積区分へ一律に加える共通条件ではありません。50Aちょうどは「超」に含みません。
問9:1
警戒電路方式では屋外の電路を原則とし、建築構造上困難な場合は引込口に近接した屋内電路へ設けます。B種接地線へ設ける方式もあります。
問10:3
危険場所では、漏電火災警報器と連動して電流を遮断する装置を、危険場所の外の安全な場所へ設けます。
基礎的知識・電気(問11〜15)
問11:2
オームの法則より、I=V÷R=120÷30=4Aです。
問12:2
並列合成抵抗は12×24÷(12+24)=288÷36=8Ωです。
問13:2
電力は200×5=1,000W=1kWです。電力量は1kW×3h=3kWhです。
問14:1
コンデンサのリアクタンスはXc=1/(2πfC)で、周波数が高くなると小さくなります。
問15:2
電圧比は巻数比に等しいため、100×100÷200=50Vです。
構造・機能および整備・電気(問16〜24)
問16:1
警戒電路の全電線を変流器へ通すと、正常時の電流は相殺されます。漏えいが生じると不平衡が現れ、変流器が検出します。
問17:1
警戒電路方式では、その警戒電路を構成する全電線を同じ方向に変流器へ通し、正常電流を相殺します。
問18:1
1本だけでは往路と復路の電流を相殺できず、正常な負荷電流そのものが変流器の出力に現れます。
問19:1
現行の規格省令では、漏電火災警報器は変流器と受信機で構成されるものと定義されています。
問20:1
集合型受信機は、2以上の変流器と組み合わせて使用し、1組の電源装置・音響装置等で構成される受信機です。
問21:1
受信機は、変流器から信号を受けると、赤色の表示と音響信号により漏電を自動的に表示します。
問22:1
受信機には、入力端子へ試験電圧を加える装置と、変流器に至る外部配線の断線を確認する装置が必要です。
問23:1
受信機の電源は原則として電流制限器の一次側から分岐し、電流制限器の動作で受信機まで停止する構成を避けます。
問24:1
変流器を警戒電路へ設ける方式のほか、B種接地線へ設ける方式もあります。二つの方式を区別します。
構造・機能および整備・規格(問25〜30)
問25:1
現行の規格上の種別は屋内型と屋外型です。貫通形・分割形は製品構造上の違いで、規格上の二種とは別です。
問26:2
現行の規格省令では、公称作動電流値は200mA以下です。
問27:3
感度調整装置を有する場合、その調整範囲の最大値は1A以下です。
問28:1
受信機は、設計出力電圧の52%で30秒以内に作動せず、75%で1秒以内に作動することが求められます。これは製品規格の試験です。
問29:1
定格電圧における音圧は、無響室で定位置に取り付けた音響装置の中心から1mで70dB以上です。
問30:1
500V・5MΩは変流器と受信機の製品規格上の絶縁抵抗試験値です。消防庁の定期点検基準における一律の現場判定値ではありません。
鑑別等(問31〜35)模範解答
問31
変流器(ZCT・零相変流器)。正常時は全電線を流れる電流による磁束が相殺される。漏えいが生じると電流の不平衡による磁束が生じ、二次巻線に信号が現れる。
問32
1本だけでは正常な負荷電流を相殺できず、その電流が変流器の出力に現れる。往路と復路の2本を同じ方向に変流器へ通す。
問33
電流制限器が動作すると受信機の電源も失われるおそれがある。受信機電源は原則として電流制限器の一次側から分岐する。
問34
70mAが不適合。許容範囲は200mAの-60%から+10%なので、80mA以上220mA以下となる。160mAと215mAは範囲内で、70mAは下限未満である。
問35
作動電流値210mAは80mA以上220mA以下なので範囲内。音圧68dBは前面1mで70dB以上という基準を下回るため不適合。
一次情報・公式情報
- 消防試験研究センター:試験科目及び問題数
- 消防試験研究センター:試験方法及び合格基準
- 消防試験研究センター:過去に出題された問題
- 消防試験研究センター:令和8年度消防設備士試験案内
- e-Gov:消防法
- e-Gov:消防法施行令
- e-Gov:消防法施行規則
- e-Gov:漏電火災警報器に係る技術上の規格を定める省令
- 消防庁:消防用設備等の点検基準・点検要領・点検票
- 消防庁:漏電火災警報器の点検要領(第12)
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