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消防設備士と電気工事士の違い|どっちを取るべき?仕事内容・年収を比較

消防設備士と電気工事士、何が違う?

結論から言います。消防設備士は「消防設備」の専門家、電気工事士は「電気設備」の専門家です。

どちらも建物に関わる国家資格ですが、管轄する法律も、対象となる設備も、仕事の中身もまったく異なります。

「どっちを先に取るべき?」「両方取った方がいい?」という疑問に答えるため、この記事では両資格を徹底比較していきます。


基本情報を比較

項目 消防設備士 電気工事士
管轄法律 消防法 電気工事士法
対象設備 消火器・自火報・SP等 配線・コンセント・照明等
資格区分 甲種 / 乙種(全8類) 第一種 / 第二種
受験資格 乙種は不要
甲種は要件あり
どちらも不要
試験方式 筆記 + 実技(記述) 筆記 + 技能(実技工作)
平均年収 400万〜500万円 450万〜550万円

仕事内容の違い

消防設備士の仕事

  • 消防設備の点検(年2回の定期点検)
  • 不具合のある設備の整備・修理
  • 新築・改修時の設備工事(甲種のみ)
  • 点検報告書の作成・消防署への提出

点検業務は年2回の法定義務があるため、定期的・安定的に仕事が入るのが特徴です。

電気工事士の仕事

  • 建物の電気配線工事(コンセント・スイッチ・分電盤等)
  • 照明設備の設計・施工
  • エアコンの電気工事
  • 太陽光発電設備の設置工事

新築・リフォーム工事が中心で、建設需要に連動して仕事量が変わります。


年収を比較

電気工事士の方が平均年収は約50万〜100万円高い傾向にあります。

比較項目 消防設備士 電気工事士
会社員の平均年収 400万〜500万円 450万〜550万円
独立した場合 700万〜800万円も可能 同等かそれ以上
収入の安定性 高い(定期点検で安定) 建設需要に連動

電気工事士は建設景気に左右される面がありますが、消防設備士は法定点検が基盤にあるため景気に左右されにくいのが強みです。


どっちを先に取るべき?

こんな方には おすすめ
安定した仕事を重視する方 消防設備士(法定点検で安定収入)
手に職をつけたい方 電気工事士(実技スキルが身につく)
受験のハードルを下げたい方 消防設備士 乙種(受験資格不要・筆記のみ)
年収を最大化したい方 両方取る(仕事の幅が大きく広がる)

実は、両方取るのが最強です。消防設備の点検・工事をしながら電気工事もできると、対応範囲が一気に広がります。実務では消防設備への電気配線工事も多いので、両資格の相性は抜群ですね。


両方取るならこの順番

おすすめの取得順序は:

第二種電気工事士 → 消防設備士 乙種6類 → 消防設備士 甲種4類

  • 第二種電気工事士を先に取ると、消防設備士甲種の受験資格になる
  • さらに、4類・7類の電気科目で科目免除も使える
  • 乙種6類で消防設備士の基礎を固める
  • 甲種4類は実務需要No.1。工事もできるようになる

科目免除について詳しくは「消防設備士の科目免除とは?」をご覧ください。


まとめ

  • 消防設備士は消防設備の専門家、電気工事士は電気設備の専門家
  • 年収は電気工事士がやや高いが、消防設備士は収入の安定性で優る
  • 両方取るのが最強。電気工事士 → 消防設備士の順がおすすめ
  • 電気工事士を持っていると消防設備士の受験資格 + 科目免除が得られる

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