【1類】ミニテスト

【1類】配管・バルブ・継手・施工 ミニテスト(10問)

配管・バルブ・継手・施工 ミニテスト(10問)

水系消火設備の配管工事に関する問題です。配管の種類・バルブの使い分け・継手の名称・接合方法・点検試験など、施工と保守に関する知識を確認しましょう。

元の記事で復習したい方はこちら:
配管・バルブ・継手の種類と施工方法|水系消火設備の工事をわかりやすく解説
水系消火設備の点検と試験|ポンプ性能試験・放水試験・配管耐圧試験をわかりやすく解説


【第1問】

配管用炭素鋼鋼管(SGP)と圧力配管用炭素鋼鋼管(STPG)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)SGPはSTPGより肉厚で、高い圧力に耐えられる
(2)STPGは一般配管用であり、SGPはポンプ周りの高圧配管に使用する
(3)SGPの白管は亜鉛めっきが施されており、消防設備では主に白管を使用する
(4)SGPの黒管は亜鉛めっき付きで、主に屋外配管に使用する

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正解:(3)
SGPの白管は表面に亜鉛めっきが施されており、サビを防ぐ効果があるため消防設備では主に白管を使います。黒管はめっきなしの管です。STPGのほうがSGPより肉厚で高圧に対応しており、ポンプの吐出側などに使用します。


【第2問】

仕切弁(ゲートバルブ)と玉形弁(グローブバルブ)に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)仕切弁は全開時に流路抵抗が小さい
(2)仕切弁は流量の微調整に適している
(3)玉形弁は流量の微調整が可能である
(4)玉形弁は全開時でも流路抵抗が大きい

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正解:(2)
仕切弁は「全開か全閉か」の二択で使うバルブであり、流量の微調整には向きません。半開きの状態で使うと弁体が振動して損傷するおそれがあります。流量の微調整が可能なのは玉形弁(グローブバルブ)です。


【第3問】

逆止弁(チェックバルブ)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)逆止弁は水の流れを開閉するために使用する
(2)消防ポンプの吐出側に逆止弁を設置するのは、ポンプ停止時に水が逆流するのを防ぐためである
(3)スイング式逆止弁は縦配管に適しており、リフト式逆止弁は横配管に適している
(4)逆止弁は流量を調整する目的で使用される

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正解:(2)
逆止弁は水の逆流を防ぐ弁です。消防ポンプの吐出側に設置するのは、ポンプ停止時に配管内の水がポンプ側に逆流するのを防ぐためです。開閉や流量調整の目的ではありません。スイング式は横配管向き、リフト式は縦配管向きです。


【第4問】

配管の継手について、配管を分岐するために使用するものとして正しいものはどれか。

(1)エルボ
(2)ティー(T字管)
(3)レデューサー
(4)ユニオン

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正解:(2)
ティー(T字管)は配管を分岐するための継手です。エルボは配管の方向を変える継手、レデューサーは口径の異なる配管を接続する継手、ユニオンは取り外し可能な接合のための継手です。


【第5問】

配管の接合方法に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)ねじ込み接合は口径50A以下の小口径管向きである
(2)溶接接合は強度・気密性が最も高い接合方法である
(3)亜鉛めっき鋼管は溶接接合で施工する
(4)ハウジング型接合は火気不使用で施工できるため、スプリンクラー配管で多く使われている

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正解:(3)
亜鉛めっき鋼管(白管)は溶接してはいけません。溶接の熱でめっきが溶けて有毒ガスが発生し、さらに溶接部の防食性能がなくなってしまいます。亜鉛めっき鋼管にはねじ込み接合やハウジング型接合を使います。


【第6問】

ポンプ性能試験に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)締切運転とは、吐出側バルブを全開にした状態でポンプを運転する試験である
(2)締切運転時の圧力が定格圧力の140%以下であれば合格である
(3)150%運転時の全揚程が定格全揚程の80%以上あれば合格である
(4)定格運転では電流値の確認は不要である

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正解:(2)
締切運転は吐出側バルブを「全閉」にした状態で運転し、締切圧力が定格圧力の140%以下であることを確認します。150%運転の判定基準は全揚程が定格の65%以上です。定格運転では吐出圧力・吐出量に加え、電動機の電流値も確認します。


【第7問】

水系消火設備の点検の種類と周期について、正しいものはどれか。

(1)機器点検は1年ごと、総合点検は3年ごとに実施する
(2)外観点検と機能点検は機器点検としてセットで6か月ごとに実施する
(3)総合点検は6か月ごとに実施する
(4)外観点検は1年ごと、機能点検は6か月ごとに実施する

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正解:(2)
外観点検と機能点検は「機器点検」としてセットで6か月ごとに実施します。総合点検は1年ごとに実施し、実際にポンプを起動して放水するなど、設備全体が連動して正常に動くかを確認します。


【第8問】

安全弁(リリーフバルブ)の役割として正しいものはどれか。

(1)配管内の水の逆流を防止する
(2)配管内の圧力が設定値を超えた場合に自動的に開いて圧力を逃がす
(3)上流側の高い圧力を下流側で一定の低い圧力に維持する
(4)各階ごとに水の供給を止められるようにする

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正解:(2)
安全弁(リリーフバルブ)は、配管内の圧力が設定値を超えると自動的に開き、圧力を逃がす安全装置です。ポンプの締め切り運転による異常高圧から配管を守ります。(1)は逆止弁、(3)は減圧弁、(4)は制御弁の役割です。


【第9問】

配管の耐震措置に関する記述として、該当しないものはどれか。

(1)振れ止めは、配管が横方向に揺れないよう斜めのブレースで固定するものである
(2)フレキシブル継手は、建物の構造体と配管の間に入れて地震の揺れを吸収する
(3)エキスパンションジョイントは、建物のジョイント部分で配管が伸縮できるようにする継手である
(4)吊りバンドの間隔を広げることで、地震時の配管の振動を抑えることができる

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正解:(4)
吊りバンドの間隔を「広げる」と支持が弱くなり、むしろ振動が大きくなります。耐震措置としては支持間隔を適切に保つか狭くすることが重要です。振れ止め(ブレース)、フレキシブル継手、エキスパンションジョイントはいずれも正しい耐震措置です。


【第10問】

ねじ込み接合の注意点として、誤っているものはどれか。

(1)管のねじ部にシールテープを巻いて水漏れを防止する
(2)亜鉛めっき鋼管のねじ部はめっきが削れるため、防食処理を施す必要がある
(3)口径65A以上の大口径管にもねじ込み接合を使用できる
(4)ねじ込みすぎると管が割れるおそれがあるため、適正なねじ込み量を守る

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正解:(3)
ねじ込み接合は口径50A以下の小口径管向きであり、口径65A以上の大口径管には使用しません。大口径管では強度が不足するため、溶接接合やフランジ接合を使用します。


おつかれさまでした!

10問中何問正解できましたか?間違えた問題は、元の記事に戻って復習しましょう。

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