【5類】ミニテスト

【5類】避難器具の種類と構造 ミニテスト(10問)

避難器具の種類と構造 ミニテスト(10問)

避難器具8種類の分類・緩降機の調速器と交互式の仕組み・救助袋の垂直式と斜降式の違い・避難はしごの4タイプと各部の基準など、避難器具の種類と構造に関する知識を10問で確認しましょう。

元の記事で復習したい方はこちら:
避難器具の全体像と分類|8種類の特徴・適応表・甲5の業務範囲をわかりやすく解説
緩降機・救助袋の構造と機能|調速器・交互式・垂直式・斜降式をわかりやすく解説
避難はしご・すべり台・その他の避難器具|4タイプの構造と横さん間隔をわかりやすく解説


【第1問】

消防法施行令第25条で定められている避難器具の種類は、全部で何種類か。

(1)6種類
(2)7種類
(3)8種類
(4)10種類

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正解:(3)
避難器具は、すべり台・避難はしご・救助袋・緩降機・避難橋・避難ロープ・避難タラップ・すべり棒の8種類です。甲5の試験ではすべての種類の知識が問われます。


【第2問】

甲種5類の消防設備士が工事・整備を行える避難器具の組み合わせとして、正しいものはどれか。

(1)すべり台・救助袋・緩降機
(2)金属製避難はしご・救助袋・緩降機
(3)金属製避難はしご・すべり台・避難ロープ
(4)避難はしご・緩降機・避難タラップ

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正解:(2)
甲5・乙5の工事・整備対象は「金属製避難はしご」「救助袋」「緩降機」の3種類です。この3つは検定対象品目でもあります。すべり台や避難ロープなどは消防設備士の独占業務の対象外です。


【第3問】

緩降機の調速器において、主流となっている制動方式はどれか。

(1)電磁ブレーキ式
(2)油圧式
(3)遠心力ブレーキ式
(4)空気抵抗式

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正解:(3)
緩降機の調速器は遠心力ブレーキ式が主流です。ロープが繰り出されるとドラムが回転し、回転速度が上がると遠心力でブレーキシューが広がってケース内面に押し付けられ、摩擦力で制動します。速度が上がるほどブレーキが強くかかる仕組みです。


【第4問】

緩降機の降下速度の基準として、正しいものはどれか。

(1)10cm/秒以上 100cm/秒以下
(2)16cm/秒以上 150cm/秒以下
(3)20cm/秒以上 200cm/秒以下
(4)25cm/秒以上 180cm/秒以下

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正解:(2)
緩降機の降下速度は、使用荷重(100kg)を加えた状態で16cm/秒以上150cm/秒以下と定められています。速すぎると着地時に危険、遅すぎると避難に時間がかかりすぎるため、この範囲に収まるよう調速器が設計されています。


【第5問】

緩降機の交互式について説明した次の文のうち、誤っているものはどれか。

(1)ロープの両端にそれぞれ着用具が付いている
(2)1人が降下すると反対側の着用具が上がってくる
(3)2人が同時に降下できるため避難が速い
(4)ベルトの回収作業が不要でスムーズに避難が進む

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正解:(3)
交互式は1人ずつ降下する仕組みです。1人が降下すると反対側のベルトが自動的に上がってくるので、次の人がすぐに使えます。2人が同時に降下するわけではありません。「交互」という名前の通り、1人ずつ交互に降下します。


【第6問】

救助袋の垂直式の構造上の特徴として、正しいものはどれか。

(1)袋は一重構造で、まっすぐ滑り降りる
(2)内袋と外袋の二重構造で、内袋がらせん状になっている
(3)袋の内部に金属製のステップが取り付けられている
(4)袋の中にワイヤーロープが通っており、それを握って降りる

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正解:(2)
垂直式救助袋は内袋と外袋の二重構造です。外袋が袋全体の形を保ち、内袋がらせん状に形成されています。使用者は内袋の中をぐるぐると回りながら滑り降り、この回転と摩擦によって降下速度が自然に制御されます。


【第7問】

避難はしごの横さん(ステップ)の間隔の基準として、正しいものはどれか。

(1)20cm以上 30cm以下
(2)25cm以上 35cm以下
(3)30cm以上 40cm以下
(4)35cm以上 45cm以下

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正解:(2)
避難はしごの横さんの間隔は25cm以上35cm以下で、等間隔でなければなりません。間隔が広すぎると足が届かず危険、狭すぎると登り降りしづらいため、この範囲が人間工学的に最適とされています。


【第8問】

マンションのバルコニーに設置される避難ハッチに格納されている避難はしごのタイプとして、正しいものはどれか。

(1)固定はしご
(2)立てかけはしご
(3)つり下げはしご
(4)ハッチ用つり下げはしご

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正解:(4)
マンションのバルコニーにある避難ハッチの中に格納されているのは「ハッチ用つり下げはしご」です。上ぶたを開けるとはしごが自重で展張し、1階分ずつ下のバルコニーへ降りていく方式です。甲5の試験で最も出題されやすいタイプです。


【第9問】

すべり台が保育園や社会福祉施設に適している理由として、最も適切なものはどれか。

(1)設置スペースが小さく、どんな建物にも対応できるから
(2)特別な操作が不要で、幼児や高齢者でも直感的に使えるから
(3)コストが安く、大量に設置できるから
(4)高層階でも安全に使用でき、設置制限がないから

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正解:(2)
すべり台は座って滑るだけで特別な操作が不要なため、幼児・高齢者・車椅子の方でも直感的に使えます。抱えられた状態でも滑り降りることができるため、自力避難が困難な人が多い施設に最適です。ただし、設置スペースが大きくコストも高いのが欠点です。


【第10問】

避難ロープについて述べた次の文のうち、正しいものはどれか。

(1)調速器が内蔵されており、降下速度が自動的に制御される
(2)ロープの太さは直径12mm以上で、30〜50cm間隔でこぶをつける
(3)高層階にも対応でき、適応表での制限は特にない
(4)病院や福祉施設でも広く使用されている

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正解:(2)
避難ロープは直径12mm以上で、滑り止めとして30〜50cm間隔でこぶ(結び目)をつけます。降下速度を制御する装置はなく、使用者自身の握力で速度を調整するため、体力が必要です。適応表では2〜3階の低層階に限定されており、病院・福祉施設では使用できません。


おつかれさまでした!

10問中何問正解できましたか?間違えた問題は、元の記事に戻って復習しましょう。

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