【乙6】ミニテスト

【乙6】蓄圧式と加圧式の比較 ミニテスト(10問)

蓄圧式と加圧式の比較 ミニテスト(10問)

蓄圧式消火器と加圧式消火器の違いに関する確認テストです。仕組み・特徴・安全性の違いを1問ずつ確認しましょう。

元の記事で復習したい方はこちら:
蓄圧式と加圧式の違いを徹底比較


【第1問】

蓄圧式消火器の容器内に常時充填されているガスはどれか。

(1)二酸化炭素
(2)窒素ガス
(3)酸素
(4)ヘリウム

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正解:(2)
蓄圧式消火器には窒素ガスが常時充填されています。窒素は不活性ガスであり、消火薬剤と化学反応を起こさないため安全に加圧用ガスとして使用できます。なお、加圧式の内蔵ボンベにはCO₂が使われることが多いです。


【第2問】

加圧式消火器に内蔵されている加圧用ガス容器(ボンベ)について、正しいものはどれか。

(1)レバーを握るとボンベのバルブが自動で開く
(2)レバーを握るとカッター(刃)がボンベに穴を開ける
(3)ボンベ内のガスは使用前から少しずつ容器内に放出されている
(4)ボンベには窒素ガスが充填されている

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正解:(2)
加圧式消火器ではレバーを握るとカッター(刃)が内蔵ガスボンベに穴を開けます。これを「破封(はふう)」といいます。ボンベ内のCO₂ガスが一気に容器内に充満し、薬剤を押し出します。


【第3問】

指示圧力計(圧力ゲージ)について、誤っているものはどれか。

(1)蓄圧式消火器に取り付けられている
(2)針が緑色の範囲にあれば正常である
(3)加圧式消火器にも取り付けられている
(4)容器内の圧力が正常かどうかを確認するための部品である

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正解:(3)
指示圧力計が付いているのは蓄圧式消火器のみです。加圧式消火器は使用前に容器内が無圧力のため、圧力ゲージを付けても意味がありません。これは試験の最頻出ポイントの一つです。


【第4問】

蓄圧式消火器で放射を途中で止める方法として、正しいものはどれか。

(1)安全栓を差し戻す
(2)ホースを折り曲げる
(3)レバーを離す
(4)消火器を逆さにする

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正解:(3)
蓄圧式消火器はレバーを離すとバルブが閉じて放射が止まります。再度握れば再放射できるので、薬剤を節約しながら断続的に使用できます。これは蓄圧式の大きな利点です。


【第5問】

加圧式消火器で途中停止が困難な理由として、最も適切なものはどれか。

(1)レバーの構造上、握ったまま固定されるため
(2)ガスボンベが破封されるとガスの放出を止められず、容器内の圧力が維持されるため
(3)加圧式はレバーが1本しかないため
(4)薬剤の粘度が高く、放射が始まると慣性で止まらないため

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正解:(2)
加圧式消火器は一度ガスボンベが破封(穴が開けられる)されると、ボンベからのガス放出を止める手段がありません。容器内に圧力が残っている限り薬剤は出続けるため、途中停止が困難です。


【第6問】

蓄圧式と加圧式の放射圧力について、正しいものはどれか。

(1)蓄圧式は放射圧力にムラが出やすく、加圧式は安定している
(2)蓄圧式は安定しており、加圧式は初期に強く後半に弱くなりやすい
(3)どちらも放射圧力は一定である
(4)加圧式のほうが放射圧力は常に高い

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正解:(2)
蓄圧式は容器内に均一に圧力がかかっているため、放射圧力が比較的安定しています。一方、加圧式はガスボンベ破封直後に圧力が急上昇し、その後徐々に低下するため、放射にムラが出やすくなります。


【第7問】

老朽化した加圧式消火器で破裂事故が起きるメカニズムとして、正しいものはどれか。

(1)薬剤が化学変化を起こして可燃性ガスが発生する
(2)使用前は無圧力のため腐食に気づけず、使用時の急加圧に耐えられない
(3)加圧式は容器の肉厚が蓄圧式より薄いため
(4)指示圧力計の故障により異常に高い圧力がかかる

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正解:(2)
加圧式消火器は使用前に容器内が無圧力のため、容器が腐食していても圧力漏れが起きず、外見では劣化に気づけません。使用時にガスボンベが破封されて急激に加圧されると、腐食で弱くなった容器が耐えきれず破裂します。


【第8問】

蓄圧式消火器で容器の腐食を早期に発見できる理由として、最も適切なものはどれか。

(1)容器が透明で内部が見えるため
(2)腐食すると消火薬剤の色が変わるため
(3)常時加圧されているため、腐食で穴が開くと圧力が漏れて指示圧力計の針が下がるため
(4)蓄圧式には腐食検知センサーが内蔵されているため

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正解:(3)
蓄圧式消火器は常に容器内に圧力がかかっています。腐食によって穴や亀裂が生じると内部のガスが漏れ出し、指示圧力計の針が正常範囲(緑色)より低い位置に下がります。日常の目視点検でこの異常を発見でき、事故の前に交換できます。


【第9問】

蓄圧式消火器の操作から放射までの流れとして、正しい順序はどれか。

(1)安全栓を抜く → レバーを握る → ガスボンベが破封 → 放射
(2)ホースを向ける → 安全栓を抜く → レバーを握る → 放射
(3)安全栓を抜く → ホースを火元に向ける → レバーを握る → バルブが開く → 放射
(4)レバーを握る → 安全栓が外れる → ホースを向ける → 放射

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正解:(3)
蓄圧式の操作手順は「安全栓を抜く → ホースを火元に向ける → レバーを握る → バルブが開く → 即座に放射」です。(1)の「ガスボンベ破封」は加圧式の手順です。蓄圧式には内蔵ボンベはありません。


【第10問】

現在、消火器の主流が蓄圧式になっている最大の理由はどれか。

(1)蓄圧式のほうが製造コストが安いため
(2)蓄圧式のほうが消火薬剤を多く充填できるため
(3)蓄圧式のほうが安全性が高く、日常点検で異常を発見しやすいため
(4)蓄圧式のほうが放射距離が長いため

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正解:(3)
蓄圧式が主流になった最大の理由は安全性です。常時加圧されているため指示圧力計で異常を早期発見でき、途中停止も容易で、放射圧力も安定しています。加圧式の老朽化による破裂事故が問題となり、蓄圧式への移行が加速しました。


おつかれさまでした!

10問中何問正解できましたか?間違えた問題は、元の記事に戻って復習しましょう。

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