【1類】ミニテスト

【1類】水力計算(全揚程・流量・摩擦損失)|苦手克服ミニテスト

水力計算 ミニテスト(10問)

甲種1類で出題される水力計算の基本を反復練習しましょう。全揚程の構成要素と計算手順がポイントです。

元の記事で復習したい方はこちら:
水力計算の基礎
【甲種1類/乙種1類】完全ロードマップ


【第1問】

ポンプの全揚程を構成する要素の組合せとして正しいものはどれか。

(1)落差のみ
(2)落差(実揚程)+ 配管の摩擦損失水頭 + ノズル先端の放水圧力換算水頭
(3)流量 × 圧力
(4)配管の長さ × 口径

解答を見る

正解:(2)
全揚程 = 落差(実揚程)+ 摩擦損失水頭 + 放水圧力換算水頭の3要素の合計です。


【第2問】

落差(実揚程)とは何を表しているか

(1)配管の全長
(2)ポンプの位置から最上階の放水口までの垂直距離
(3)配管の口径
(4)ノズルの放水距離

解答を見る

正解:(2)
落差(実揚程)はポンプから放水口までの垂直方向の高さの差です。ポンプが水を押し上げる高さに相当します。


【第3問】

摩擦損失水頭が大きくなる条件として正しいものはどれか。

(1)配管の口径が大きいとき
(2)配管が長い・口径が小さい・流量が多いとき
(3)水温が高いとき
(4)配管が短いとき

解答を見る

正解:(2)
摩擦損失は配管が長いほど、口径が小さいほど、流量が多いほど大きくなります。


【第4問】

放水圧力0.17MPaを水頭(m)に換算するといくらか。

(1)1.7m
(2)17m
(3)170m
(4)0.17m

解答を見る

正解:(2)
圧力の水頭換算は 1MPa = 約100m なので、0.17MPa = 17m です(0.17 × 100 = 17)。


【第5問】

全揚程の計算で、落差15m・摩擦損失8m・放水圧力換算17mの場合、全揚程はいくらか。

(1)15m
(2)23m
(3)32m
(4)40m

解答を見る

正解:(4)
全揚程 = 15 + 8 + 17 = 40m です。3つの要素をすべて足します。


【第6問】

流量を求める基本式Q = A × vのA、vはそれぞれ何を表すか。

(1)A=面積、v=速度
(2)A=断面積、v=流速
(3)A=圧力、v=体積
(4)A=距離、v=時間

解答を見る

正解:(2)
Q(流量)= A(配管の断面積)× v(流速)です。断面積が大きいほど、流速が速いほど流量は増えます。


【第7問】

配管の口径を2倍にすると、同じ流速の場合の流量はどうなるか。

(1)2倍になる
(2)4倍になる
(3)変わらない
(4)半分になる

解答を見る

正解:(2)
断面積は口径の2乗に比例(πr²)するため、口径が2倍 → 断面積は4倍 → 流量も4倍になります。


【第8問】

屋内消火栓設備のポンプの吐出量を求める際に基準となるのはどれか。

(1)ポンプの回転数
(2)同時に使用する消火栓の数 × 1つあたりの放水量
(3)配管の全長
(4)建物の延べ面積

解答を見る

正解:(2)
ポンプの吐出量は同時使用する消火栓数 × 各消火栓の規定放水量以上とする必要があります。


【第9問】

摩擦損失の計算で使われるハーゼン・ウィリアムズの式で、管の粗さを表す係数は何か。

(1)流量係数
(2)流速係数
(3)粗度係数C
(4)管路係数

解答を見る

正解:(3)
ハーゼン・ウィリアムズの式では粗度係数Cを使います。Cの値が大きいほど管内面が滑らかで摩擦損失が小さくなります。


【第10問】

ポンプの全揚程が50m、吐出量が200L/minの場合、必要なポンプの出力に関係する要素の組合せとして正しいものはどれか。

(1)全揚程のみ
(2)全揚程 × 吐出量 × 水の密度 ÷ ポンプ効率
(3)配管の長さ × 口径
(4)放水圧力 × ノズル口径

解答を見る

正解:(2)
ポンプの出力は全揚程 × 吐出量 × 水の密度から求め、ポンプ効率で割って実際に必要な軸動力を算出します。


結果を振り返ろう

10問中何問正解できましたか?

  • 9〜10問正解:水力計算の基礎がしっかりできています!
  • 6〜8問正解:あと一歩。全揚程の3要素をしっかり覚えましょう
  • 5問以下:全揚程=落差+摩擦損失+放水圧力の基本式から復習しましょう

-【1類】ミニテスト