「乙種6類 模擬試験 第2回」の解答・解説です。筆記は各問1つ、実技は模範解答の要点と照合してください。
採点上の注意:公式の合格基準は、筆記の各科目40%以上かつ筆記全体60%以上、実技全体60%以上です。実技の小問別配点は公表されていません。
筆記の正答一覧
| 問 | 答 | 問 | 答 | 問 | 答 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 11 | 1 | 21 | 1 |
| 2 | 1 | 12 | 3 | 22 | 1 |
| 3 | 2 | 13 | 3 | 23 | 1 |
| 4 | 1 | 14 | 4 | 24 | 1 |
| 5 | 3 | 15 | 3 | 25 | 4 |
| 6 | 1 | 16 | 1 | 26 | 1 |
| 7 | 1 | 17 | 1 | 27 | 1 |
| 8 | 1 | 18 | 1 | 28 | 1 |
| 9 | 1 | 19 | 1 | 29 | 1 |
| 10 | 1 | 20 | 1 | 30 | 1 |
消防関係法令
問1:1
消防法第2条では、防火対象物または消防対象物の所有者、管理者、占有者を「関係者」と定義しています。
問2:1
消防用設備等の設置義務は、防火対象物の用途・規模・構造などに応じて定まり、対象となる関係者は技術上の基準に従って設置・維持します。
問3:2
自動火災報知設備は警報設備です。泡消火設備は消火設備、避難はしごは避難設備、連結送水管は消火活動上必要な施設です。
問4:1
甲種は指定された類の工事・整備・点検、乙種は指定された類の整備・点検を行えます。第6類は乙種のみです。
問5:3
検定は、日本消防検定協会または総務大臣の登録を受けた登録検定機関が行います。消火器は検定対象機械器具等に含まれます。
問6:1
統括防火管理者は、管理権原が分かれている一定の防火対象物で、全体についての消防計画の作成など防火管理上必要な業務を統括します。
問7:1
乙種第6類の工事整備対象設備等は消火器です。自動火災報知設備は第4類、漏電火災警報器は第7類、金属製避難はしごは第5類です。
問8:1
消防法施行規則では、小型の消火器具は歩行距離20m以下となるように配置します。大型消火器は、対象場所の各部分から歩行距離30m以下となるように設置します。
問9:1
消防法施行規則第8条により、条件を満たす場合は、消火設備の有効範囲内について所要能力単位の合計数の3分の1までを減らせます。減少後は、もとの所要合計数の3分の2以上が必要です。
問10:1
消防庁の点検要領では、蓄圧式は製造年から5年を経過したもの、加圧式は原則として3年を経過したものが対象です。外形確認で欠陥があり内部・機能確認を要するものも対象です。
基礎的知識
問11:1
弾性限度内では、応力とひずみは比例します。式では応力σ=縦弾性係数E×ひずみεと表せます。
問12:3
安全率=破断荷重÷使用荷重=12÷2=6です。
問13:3
ゴムには天然ゴムと合成ゴムがあります。熱可塑性樹脂は加熱で軟化し、熱硬化性樹脂は硬化後の再成形が困難です。
問14:4
ボイルの法則では、温度一定のとき気体の体積は絶対圧力に反比例します。
問15:3
すずは鉄より貴な金属なので、被膜が傷つくと鉄側の腐食を促進することがあります。亜鉛めっきのような犠牲防食ではありません。
構造・機能および整備
問16:1
燃焼には可燃物、酸素供給源、点火源が必要です。いずれかを取り除くことが消火につながります。
問17:1
大型消火器は、粉末20kg以上、水または化学泡80L以上、機械泡20L以上、強化液60L以上、二酸化炭素50kg以上などと定められています。
問18:1
強化液消火器は、霧状放射でA・B・C火災に適応するものがあります。棒状放射は油を飛散させたり通電中の電気設備で感電したりする危険があるため、表示された適応火災を確認します。
問19:1
機械泡消火器は主にA火災とB火災に適応し、泡による窒息作用と水分による冷却作用を利用します。通電中の電気設備には使用しません。
問20:1
二酸化炭素消火器はB火災・C火災に適応し、消火剤による汚損を残しにくい特徴があります。高濃度の二酸化炭素は人体に危険なので、使用場所には注意が必要です。
問21:1
りん酸塩類を主成分とするABC粉末はA・B・C火災に適応します。炭酸水素塩類を主成分とする粉末は主にB・C火災に適応します。
問22:1
指示圧力計は、蓄圧式消火器の圧力が使用圧力範囲内かを確認するために用います。緑色範囲外なら点検・整備が必要です。
問23:1
安全栓は、誤ってレバーを操作して放射することを防ぐ部品です。使用時に引き抜きます。
問24:1
サイホン管は本体容器内の下部まで伸び、加圧された消火剤をバルブ・ホース・ノズル側へ導きます。
問25:4
消火器には区別、適応火災、使用方法、使用温度範囲、製造年、製造者名などを表示しますが、設置建物の住所は製品表示事項ではありません。
問26:1
加圧式は、使用操作で加圧用ガス容器を作動させ、そのガスで本体容器内を加圧して消火剤を放射します。整備時には残圧の有無を確認し、点検要領に従います。
問27:1
内部及び機能の点検では、消火剤の量・性状、加圧用ガス容器、パッキン、バルブなど、消火機能に関係する項目を確認します。
問28:1
型式に適合する消火薬剤を規定量充てんし、異種薬剤を混合しません。異常のある薬剤は再使用せず、組立後は所定の確認を行います。
問29:1
製造年から10年を経過した消火器は、二酸化炭素消火器とハロゲン化物消火器を除き、耐圧性能点検の対象です。著しい腐食などがあるものは試験せず廃棄します。
問30:1
消火器の技術上の規格では、消火器の外面の25%以上を赤色仕上げとすることが定められています。
鑑別等(問31〜35)模範解答
問31
二酸化炭素消火器。B火災(油火災)とC火災(電気火災)に適応する。
問32
加圧用ガス容器。使用操作で作動し、本体容器内を加圧して粉末消火剤を放射させる。
問33
ア:サイホン管。イ:安全栓(安全ピン)。ウ:パッキン。
問34
圧力不足で正常な放射を保証できない状態。使用せず、点検・整備を行う。
問35
設置高さと標識が不適切。消火器具は床面から1.5m以下の箇所に設け、見やすい位置に消火器である旨の標識を設ける。
採点後の確認
筆記全体60%の参考ラインは18/30です。ただし、消防関係法令4/10、基礎的知識2/5、構造・機能および整備6/15以上も必要です。実技は全体60%以上ですが、小問別配点は非公表のため、この5問を単純に1問20%として判定しないでください。
一次情報・公式情報
- 消防試験研究センター:試験科目及び問題数
- 消防試験研究センター:試験方法及び合格基準
- 消防試験研究センター:過去に出題された問題
- 消防試験研究センター:消防設備士免状の種類と対象設備
- e-Gov:消防法
- e-Gov:消防法施行令
- e-Gov:消防法施行規則
- e-Gov:消火器の技術上の規格を定める省令
- 消防庁:消防用設備等の点検基準・点検要領
※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。図や画像だけで機器を判断せず、製品表示・取扱説明書・公式資料を確認してください。
記事、模擬試験、ミニテストは学習の補助を目的としています。試験の申請や実務上の判断では、最新の法令、試験実施機関、所轄消防機関、製品の公式資料等も確認してください。
内容の誤りやお気づきの点は、お問い合わせフォームからご連絡ください。詳しくは免責事項をご確認ください。