【法令共通】ミニテスト

【法令共通】重要数値 全類横断 ミニテスト(10問)

重要数値 全類横断テスト ミニテスト(10問)

消防設備士試験で頻出の重要数値を全類横断で出題します。歩行距離・警戒区域・点検頻度・報告周期・感知器の設置高さ・SPヘッドの標示温度・能力単位・耐圧試験の圧力値など、数字を正確に覚えているか確認しましょう。

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【第1問】

歩行距離に関する数値の組み合わせとして正しいものはどれか。

(1)消火器:30m以下、屋内消火栓:25m以下、発信機:50m以下
(2)消火器:20m以下、屋内消火栓:30m以下、発信機:25m以下
(3)消火器:20m以下、屋内消火栓:25m以下、発信機:50m以下
(4)消火器:25m以下、屋内消火栓:20m以下、発信機:30m以下

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正解:(3)
消火器は各部分から歩行距離20m以下(初期消火のため最も短い)、屋内消火栓は25m以下(ホースの有効長を考慮)、発信機は50m以下(通報のためで消火行為ではない)です。消火器→屋内消火栓→発信機の順に距離が長くなり、「20・25・50」の数値セットで覚えましょう。


【第2問】

自動火災報知設備の警戒区域に関する基準として正しいものはどれか。

(1)1つの警戒区域の面積は300㎡以下、一辺の長さは25m以下
(2)1つの警戒区域の面積は600㎡以下、一辺の長さは50m以下
(3)1つの警戒区域の面積は1000㎡以下、一辺の長さは100m以下
(4)1つの警戒区域の面積は500㎡以下、一辺の長さは30m以下

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正解:(2)
自動火災報知設備の1つの警戒区域は、面積600㎡以下かつ一辺の長さ50m以下が基本です。警戒区域が広すぎると火災発生場所の特定が困難になるため、この制限が設けられています。ただし、主要な出入口から内部を見通せる場合は1000㎡以下まで緩和されます。


【第3問】

消防用設備等の点検の種類と周期の組み合わせとして正しいものはどれか。

(1)機器点検:3ヶ月に1回、総合点検:6ヶ月に1回
(2)機器点検:1年に1回、総合点検:2年に1回
(3)機器点検:1年に1回、総合点検:3年に1回
(4)機器点検:6ヶ月に1回、総合点検:1年に1回

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正解:(4)
消防用設備等の点検は、機器点検が6ヶ月に1回、総合点検が1年に1回です。機器点検は外観や機能の確認が中心で、総合点検は実際に設備を作動させて総合的に性能を確認します。この周期はすべての消防用設備等に共通の基本ルールです。


【第4問】

点検結果の報告周期に関する記述として正しいものはどれか。

(1)特定防火対象物:3年に1回、非特定防火対象物:5年に1回
(2)特定防火対象物:1年に1回、非特定防火対象物:3年に1回
(3)特定防火対象物:6ヶ月に1回、非特定防火対象物:1年に1回
(4)特定・非特定ともに1年に1回

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正解:(2)
点検結果の報告(消防署への報告)は、特定防火対象物が1年に1回、非特定防火対象物が3年に1回です。特定防火対象物は不特定多数の人が出入りする施設(百貨店・ホテル・病院など)で、火災時の危険性が高いため頻繁な報告が求められます。点検の実施周期(機器6ヶ月・総合1年)と報告の周期は異なるので注意が必要です。


【第5問】

閉鎖型スプリンクラーヘッドの標示温度に関する記述として正しいものはどれか。

(1)標示温度は設置場所の最高周囲温度より20℃以上高いものを選定する
(2)一般的な居室には標示温度139℃以上の高温用ヘッドを使用する
(3)標示温度は設置場所の平均温度と同じ値のものを選定する
(4)標示温度の区分は1種類のみで、すべて72℃で統一されている

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正解:(1)
閉鎖型スプリンクラーヘッドの標示温度は、設置場所の最高周囲温度より20℃以上高いものを選定するのが原則です。周囲温度に近い標示温度のヘッドを使うと、火災でないのに誤作動する危険があります。一般的な居室(最高周囲温度39℃以下)には標示温度72℃前後のヘッドが使われます。


【第6問】

差動式スポット型感知器の取付面の高さに関する基準として正しいものはどれか。

(1)取付面の高さ4m未満の場所に設置できる
(2)取付面の高さに制限はなく、どの高さにも設置できる
(3)取付面の高さ15m未満の場所に設置できる
(4)取付面の高さ8m未満の場所に設置できる

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正解:(4)
差動式スポット型感知器は取付面の高さ8m未満の場所に設置できます。天井が高くなるほど火災の熱が感知器に届くまでに冷めてしまうため、高い天井には感度が低下します。取付面の高さ8m以上15m未満の場所には定温式特種(特種は最も感度が高い)、15m以上20m未満には煙感知器や炎感知器が必要です。


【第7問】

消火器の能力単位の算定に関する記述として正しいものはどれか。

(1)防火対象物の延べ面積を200㎡で割った数以上の能力単位が必要(耐火構造の場合)
(2)防火対象物の延べ面積を100㎡で割った数以上の能力単位が必要(耐火構造の場合)
(3)防火対象物の延べ面積に関係なく、1フロアにつき能力単位3以上が必要
(4)能力単位は消火器の本数のことであり、面積計算は不要である

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正解:(1)
消火器の能力単位は、耐火構造の場合は延べ面積を200㎡で割った数以上が必要です。その他構造では100㎡で割ります。耐火構造は延焼が遅いため基準が緩和されています。能力単位は消火器の本数ではなく、消火器ごとに定められた消火能力の数値で、大型消火器ほど1本あたりの能力単位が大きくなります。


【第8問】

蓄圧式消火器の本体容器の耐圧試験に関する記述として正しいものはどれか。

(1)製造年から3年を経過したものは耐圧試験が必要
(2)製造年から5年を経過したものは耐圧試験が必要(加圧式は3年)
(3)耐圧試験では、消火器に表示された使用圧力の1.5倍の圧力をかける
(4)耐圧試験の結果、わずかな変形があっても漏れがなければ合格である

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正解:(3)
耐圧試験(水圧試験)では、消火器本体容器に設計標準使用圧力(充てん圧力)の1.5倍の水圧をかけて、変形・損傷・漏れがないことを確認します。蓄圧式消火器は製造年から5年(加圧式は3年)を経過したものが耐圧試験の対象となり、変形があれば不合格です。


【第9問】

ガス系消火設備の遅延装置の作動時間(20秒以上)の意味として正しいものはどれか。

(1)感知器が作動してから受信機に信号が届くまでの時間である
(2)消火剤の放出開始から完了までの時間である
(3)起動装置が作動してから消火剤が放出されるまでの退避時間である
(4)消火剤放出後に排出装置が作動するまでの待機時間である

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正解:(3)
遅延装置の20秒以上は、起動装置が作動してから実際に消火剤が放出されるまでの間に設ける退避時間です。この間に音響警報が鳴り、防護区画内の人員が安全に退避するための時間を確保します。特にCO₂消火設備では消火濃度が人体に致命的なため、確実な退避が不可欠です。


【第10問】

次の4つの数値の組み合わせのうち、すべて正しいものはどれか。

(1)屋内消火栓の放水量:130L/min以上(1号)、放水圧力:0.17MPa以上(1号)
(2)屋内消火栓の放水量:200L/min以上(1号)、放水圧力:0.25MPa以上(1号)
(3)屋内消火栓の放水量:130L/min以上(1号)、放水圧力:0.25MPa以上(1号)
(4)屋内消火栓の放水量:60L/min以上(1号)、放水圧力:0.17MPa以上(1号)

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正解:(1)
1号消火栓の放水性能は、放水量130L/min以上、放水圧力0.17MPa以上です。2号消火栓は放水量60L/min以上、放水圧力0.25MPa以上で、数値が異なります。1号消火栓は2人操作が基本で放水量が多く、2号消火栓は1人操作が可能ですが放水量は少なくなります。試験では1号と2号の数値を入れ替えたひっかけ問題が頻出です。


おつかれさまでした!

10問中何問正解できましたか?数値問題は暗記が基本ですが、「なぜその数値なのか」の理由とセットで覚えると定着しやすくなります。

  • 歩行距離:消火器20m → 屋内消火栓25m → 発信機50m
  • 点検:機器6ヶ月 → 総合1年 → 報告(特定1年/非特定3年)
  • 警戒区域:600㎡以下 × 一辺50m以下
  • 遅延装置:20秒以上

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