泡消火薬剤の横断比較 ミニテスト(10問)
たん白泡・合成界面活性剤泡・水成膜泡の3種類の泡消火薬剤を横断的に比較する問題です。各薬剤の特性(耐火性・流動性・耐油性)、膨張比の区分(低発泡・高発泡)、混合方式(プレミックス・ラインプロポーショナー・プレッシャープロポーショナー)の違いをしっかり確認しましょう。
元の記事で復習したい方はこちら:
「泡消火薬剤の種類と性質|たん白泡・合成界面活性剤泡・水成膜泡・混合装置をわかりやすく解説」
【第1問】
泡消火薬剤3種類のうち、耐熱性と耐油性がともに最も高いものはどれか。
(1)たん白泡消火薬剤
(2)水成膜泡消火薬剤(AFFF)
(3)合成界面活性剤泡消火薬剤
(4)3種類すべて同等である
【第2問】
高発泡方式(膨張比80以上1000未満)に対応できる泡消火薬剤として正しいものはどれか。
(1)たん白泡消火薬剤
(2)合成界面活性剤泡消火薬剤
(3)水成膜泡消火薬剤(AFFF)
(4)フッ素たん白泡消火薬剤
【第3問】
プレミックス方式の混合装置に関する記述として誤っているものはどれか。
(1)あらかじめ水と薬剤を混合して泡水溶液の状態で貯蔵する方式である
(2)混合装置が不要なためシンプルな構成になる
(3)大規模な設備に最も適しており、コストパフォーマンスが高い
(4)移動式の泡消火設備に多く採用されている
【第4問】
合成界面活性剤泡消火薬剤の特徴に関する記述として正しいものはどれか。
(1)動物性たん白質を原料としており、茶褐色の液体である
(2)耐熱性が3種類の中で最も高く、石油タンクの消火に最適である
(3)フッ素系界面活性剤により油面に薄い水の膜を形成する
(4)流動性が高く泡が広がりやすいが、耐熱性は3種類の中で最も低い
【第5問】
ラインプロポーショナー方式の混合装置に関する記述として正しいものはどれか。
(1)ポンプの圧力を利用して薬剤タンクを加圧し、配管途中で混合する方式である
(2)配管途中のベンチュリ管の負圧を利用して薬剤を吸引混合する方式である
(3)水と薬剤をあらかじめタンク内で混合しておく方式である
(4)電動ポンプで薬剤を定量送り出して混合する方式である
【第6問】
たん白泡消火薬剤の弱点に関する記述として該当しないものはどれか。
(1)流動性が低く、広い面積に素早く広がりにくい
(2)長期保存すると腐敗・変質しやすい
(3)高発泡方式には対応できない
(4)油面に泡が浮かばず、油の中に沈んでしまう
【第7問】
プレッシャープロポーショナー方式の混合装置について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。
(1)ポンプの吐出圧力を利用して薬剤タンクを加圧する
(2)加圧された薬剤が配管途中の混合器に送り込まれて水と混合される
(3)ベンチュリ管の負圧のみで薬剤を吸引するため外部動力が不要である
(4)大規模な固定式泡消火設備に多く採用されている
【第8問】
水成膜泡消火薬剤(AFFF)が形成する「水成膜(アクアフィルム)」の効果として正しいものはどれか。
(1)泡が壊れると同時に水成膜も消失するため、継続的な放射が必須である
(2)水成膜が油面上に薄い水の膜を形成し、泡が壊れても油面を遮断し続ける
(3)水成膜が油を化学的に中和して不燃性の物質に変える
(4)水成膜が油面の温度を急速に下げ、冷却消火の効果を高める
【第9問】
泡消火薬剤の混合比率(混合濃度)に関する記述として正しいものはどれか。
(1)たん白泡消火薬剤の混合比率は一律1%である
(2)合成界面活性剤泡消火薬剤の混合比率は一律6%である
(3)すべての泡消火薬剤は混合比率3%で統一されている
(4)水成膜泡消火薬剤には3%型と6%型がある
【第10問】
低発泡の膨張比と高発泡の膨張比の区分について正しいものはどれか。
(1)低発泡:膨張比20未満 / 高発泡:膨張比80以上1000未満
(2)低発泡:膨張比10未満 / 高発泡:膨張比50以上500未満
(3)低発泡:膨張比5未満 / 高発泡:膨張比20以上200未満
(4)低発泡:膨張比50未満 / 高発泡:膨張比100以上2000未満
おつかれさまでした!
10問中何問正解できましたか?間違えた問題は、元の記事に戻って復習しましょう。
- 「泡消火薬剤の種類と性質」 — たん白泡・合成界面活性剤泡・水成膜泡の特徴と混合装置の仕組み
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