「乙種3類 模擬試験第1回」の解答・解説です。筆記は各問1つ、実技は模範解答の要点と照合してください。
採点上の注意:筆記の参考ラインは法令4/10、基礎2/5、構造・機能等6/15で、さらに筆記全体18/30以上です。実技の小問別配点は公表されていないため、5問の単純な正答数を公式得点へ換算できません。
筆記の正答一覧
| 問 | 答 | 問 | 答 | 問 | 答 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 11 | 2 | 21 | 4 |
| 2 | 3 | 12 | 3 | 22 | 4 |
| 3 | 2 | 13 | 2 | 23 | 1 |
| 4 | 1 | 14 | 2 | 24 | 2 |
| 5 | 2 | 15 | 3 | 25 | 3 |
| 6 | 4 | 16 | 2 | 26 | 1 |
| 7 | 2 | 17 | 3 | 27 | 3 |
| 8 | 3 | 18 | 1 | 28 | 1 |
| 9 | 1 | 19 | 1 | 29 | 2 |
| 10 | 4 | 20 | 2 | 30 | 3 |
消防関係法令(問1〜10)
問1:1
消防法令上の関係者は、所有者、管理者、占有者です。
問2:3
消防法は火災の予防等、災害による被害の軽減、傷病者の搬送などを目的とします。建物の資産価値は保証しません。
問3:2
自動火災報知設備は警報設備です。粉末は消火設備、誘導灯は避難設備、連結送水管は消火活動上必要な施設です。
問4:1
報告期間は、特定防火対象物が1年に1回、その他が3年に1回です。設備の点検期間とは区別します。
問5:2
標準的な期間は、機器点検が6か月、総合点検が1年です。
問6:4
消防設備士免状の返納を命じることができるのは都道府県知事です。
問7:2
乙種消防設備士は、免状に指定された類の工事整備対象設備等について整備を行えます。工事は甲種の範囲です。
問8:3
自動火災報知設備は第4類です。第3類には、不活性ガス、ハロゲン化物、粉末、パッケージ型消火設備等が含まれます。
問9:1
設置義務は消防法施行令で、方式や消火剤の条件は消防法施行規則などで、対象部分の条件と照合して確認します。
問10:4
誤放出防止のため、点検前に閉止弁を閉じ、自動・手動切替え装置を手動状態に維持します。作業後は接続と復旧状態を再確認します。
基礎的知識(問11〜15)
問11:2
モーメントのつり合いより60×0.4=F×1.2なので、F=20Nです。
問12:3
7,500÷250=30N/mm²=30MPaです。
問13:2
ボイルの法則より200×1.2=400×Vなので、V=0.6m³です。
問14:2
オームの法則I=V÷R=100÷25=4Aです。
問15:3
電力P=VI=100×6=600Wです。
構造・機能および整備(問16〜30)
問16:2
全域放出方式は、防護区画全体へ消火剤を放出して必要な濃度等を確保する方式です。
問17:3
貯蔵容器は、消火剤を設備仕様に従った所定の状態で貯蔵します。
問18:1
集合管は、複数の貯蔵容器から放出された消火剤をまとめ、共通の配管へ送ります。
問19:1
選択弁は、貯蔵容器等を共用する場合に、消火剤を放出する防護区画を選択します。
問20:2
低圧式では液面計で消火剤量を確認し、自動冷凍機で所定の貯蔵状態を維持します。圧力計や警報装置なども点検対象です。
問21:4
粉末は固体の消火剤です。加圧式・蓄圧式などの設備方式に応じて、加圧用または蓄圧用ガスを用いて放出します。
問22:4
噴射ヘッドは配管から供給された消火剤を放射します。点検では変形、損傷、腐食、詰まり、取付け、周囲の放射障害などを確認します。
問23:1
消火剤量の確認方法は、消火剤の状態と貯蔵方式によって異なります。設備の表示、設計図書、点検要領に従って確認します。
問24:2
制御盤は感知・起動信号を受け、設備仕様に従って警報、放出系統、表示などの連動を制御します。
問25:3
手動式起動装置は、人が操作して消火設備へ起動信号を与えます。
問26:1
音響警報装置は、消火剤の放出に関する警報を発し、防護区画内外の関係者へ退避等を促します。
問27:3
非常電源は、常用電源を失った場合にも必要な制御、警報、表示などの機能を維持します。
問28:1
二酸化炭素は、不活性ガス消火設備に用いる消火剤の一つです。
問29:2
不活性ガスは消防法施行規則第19条、ハロゲン化物は第20条、粉末は第21条を中心に、消火剤と放出方式ごとの条件を確認します。
問30:3
標準期間は機器点検6か月、総合点検1年です。総合点検では試験用ガス等を使って機能を確認し、終了後に設備を確実に復元します。
鑑別等(問31〜35)模範解答
問31
貯蔵容器は消火剤を所定の状態で貯蔵する。太い管は集合管で、複数容器から放出された消火剤を共通配管へまとめる。
問32
選択弁。貯蔵容器等を共用する複数区画のうち、消火剤を放出する区画を選択する。
問33
放出表示灯。防護区画の出入口付近で消火剤の放出状態を表示し、関係者に区画内の危険を知らせる。
問34
液面計は消火剤量を確認する。自動冷凍機は二酸化炭素を法令・設備仕様で定める低温の貯蔵状態に維持する。
問35
トーナメント方式。消火剤と放出用ガスの分離を抑え、各噴射ヘッドの放射圧力をできるだけ均一にするため。
採点後の確認
法令、基礎、構造・機能等のどこで誤答したかを分けて確認してください。実技は名称だけでなく、役割・接続位置・判断理由を説明できるかを見直します。
- 消防試験研究センター:試験科目及び問題数
- 消防試験研究センター:試験方法及び合格基準
- 消防試験研究センター:過去に出題された問題の一部
- e-Gov法令検索:消防法施行規則
- 総務省消防庁:消防用設備等の点検基準・点検要領
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